アジア大会がインドネシアのジャカルタで開かれている。中国と日本が金メダルの数でいい勝負をしている。韓国が三番手で少しいらだっている報道があった。
日本はかって富国強兵の時代には圧倒的な国力をオリンピックの金メダルの数で示していた。
最近中国に抜かれ、韓国にも抜かれ元気がない。実は理由がある。国威発揚に戦後は日本はお金をかけていなかったのだ。国のスポーツ関係予算を国別に比較した資料があった。「平成24年文部科学省資料。」
対GDP比での比較である。日本を1として出ていた。イタリア1.35、ドイツ2.47、カナダ3.77、オーストラリア1.28、中国1.65、韓国5・19、ニュージーランド8.6
デンマーク12.3、フランス11.13、イギリス10.24と出ていた。日本は諸外国と比して
圧倒的に低い水準にある。競技力向上プロジェクトが東京2020に向けてようやく動きだした。
韓国が慌てている。日本の5倍の予算をかけて築いてきたアジア2位の牙城が揺らいでいる。
遅ればせながら東京オリンピックに向けてようやく日本も予算がついて実績も上がってきた。
中国はまだ日本の1・65倍の予算。中国並に日本の予算も増やせれば中国を抜いてアジア一位の金メダル数になるかも。日本の国力、国威発揚の絶好の機会。生かしてほしいものだ。