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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

夏の思い出

2012年07月19日 | Weblog
夏には多くの思い出がある。
海が関係する記憶が多い。

写真の1枚1枚を見る毎に当時の状況が脳裏に浮かぶ。
大砂丘があった新潟海岸。熱く焼けた砂をダッシュして海辺まで走る。
熱りを冷ます渚の湿り。打ち寄せる小波と砂に吸い込む海水。
ボートとクラゲに戯れる幼き頃の自分。
写真を見てふと半世紀を過ぎた昔
の日々がよみがえって来た。

浜茶屋での雑カニ汁、簡易シャワー、
ボッチャントイレ、舌を出してあえぐ大形犬。
バナナボートと転落して浮き上がったハプニングの顛末。
盆提灯を灯して家族で出かけたお盆の墓参り。浴衣に下駄は定番だった。
お経読みのアルバイトは墓地中で争奪戦だった。

夏祭りと屋台。浴衣で出かけて、カキ氷を食べる。額に走るイナズマ痛。
冷たい食物を急に食す後遺症だ。
大都会のデパートの屋上。バンド演奏とフラガール。
ビヤガーデンでの飲み比べ大会。
場末の飲み屋のジュークボックス。「夜明けのスキャット」を聞いた。
当時は新曲だった。

あの頃は若かった。夏の思い出はつまり若い頃の思い出だ。
夏の思い出をつくろうとしない自分があった。暑いと言って外出しない。
やばい!
麦わら帽をかぶってでも外出しよう。
「水と土の芸術祭」も始まった。
展示施設、作品の取材に出かけてこよう。

まだ隠居するには早い。夏の思い出はまだ創れる。
乞うご期待!

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