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パッションフルーツに実がなった!

2016年07月05日 | plants
(実をつけたパッションフルーツの苗木)

昨年は、ただの一つも実を結ぶことのなかったわが家のパッションフルーツ。



今年は新しく苗を3株購入して植えつけしました。



そのうちの一株はすでに蕾を持っていて、植えてからほどなく花を咲かせました。



このとき、その花の写真は撮りませんでしたが、苗についていたプランツタグの写真とまったく同じものでした。パッションフルーツは人工授粉してやると結実がいいということで、おしべを一つもぎ取ってめしべに直接つけてやりました。筆を使って受粉させる方法と比べたら少々乱暴なようですが、これもネットで紹介されていたやり方なんです。



昨年は、このあとぽろぽろと花が落ちてしまって一つも実を結ぶことがなかったのですが、今年はうれしいことに、ごらんのように実が出来てきたんです。



そして、ようやく2つ目の花が咲きました。


(2016.7.2 am9:47撮影)

これが花のアップです。中央の3個がめしべで、花の近くに5個あるのがおしべです。



「受粉はおしべの開く、朝10時~午後2時頃が目安です」と、プランツタグの裏には書かれています。


(2016.7.2 am11:16撮影)

受粉できるようになったときの花を見ると、めしべがお辞儀をするようにおしべに近づいています。このようにして受粉できる体勢をとるようです。このときおしべに触ると黄色い花粉が指につくので分かります(花粉が指につかないようでしたら少し待ちます)。そこで、おしべをもぎ取って、めしべに直接つけてやるのです。



最初にできた実は、現在ニワトリのたまごの1.5倍ぐらいまでになりました。



これは昨年書いた『パッションフルーツに実がならない・・・』というときの花です。今回実をつけたパッションフルーツの花とはあきらかに違います。とても奇麗な花でしたから、これはパッションフルーツではなくて“パッションフラワー(トケイソウ)”だったようです。
<なんだか、少し花の様子が違うなあ・・・>
と、昨年思っていたのです。おしべとめしべをぐるっと取り囲んでいる花が、パッションフルーツは長く先が縮れてカールしているんですが、こちらは短くまっすぐで、しかも綺麗な色をしているんです。きっと、“ワイフ君”が苗を買ってくるときに「パッションフラワー」と書いてあったのを、「パッションフルーツ」と思い込んだのかもしれないと思って聞いてみたところ、ちゃんと紫色の実がなるパッションフルーツだというタグがついていたのだそうです。ネットでも、パッションフルーツのところにこの花の写真が用いられたりしているところがあって紛らわしくなっています。巷でも多少混乱しているのかもしれませんね。

「さあ、ことしは大収穫だぞっ!」


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
来年はうちも,.. (なでら男)
2016-07-05 10:49:59
パッションフルーツですか。美味そうな名前ですね。^^;
来年はうちもやってみようかと思います。
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“なでら男さん” (koji)
2016-07-05 12:48:13
パッションフルーツ(クダモノ時計草)は暑い夏のグリーンカーテンとして栽培される方も多いようです。実のなるグリーンカーテンなんて最高ですよね。
パッションフルーツのパッションは情熱という意味ではなくて『キリストの受難のことで、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に似ている・・・』ということのようです。
実際に受粉させて実をつけさせることができてみると、ちっとも難しいことはなく、いとも簡単なことに少々あっけないほどです。
栽培して食してみるのも面白いと思います。
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わが家のは (玉井人ひろた)
2016-07-06 09:22:32
わが家のは、かなり年数が経っているんですが、実どころか花も見たことがありません。
寒すぎるのでしょうかね
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2016-07-06 10:58:13
昨年は地植えのまま藁で囲って冬越しさせようとしたのですが無理でした。それで今年新しく苗を買うことになったのですが、結果して結実させるることが出来ました。去年育てていたものは、苗を販売する方がどこでどう間違ったのか、パッションフルーツじゃなくトケイソウだったのです。
今年の苗3本のうち、2本はまだ花をつけていません。別の店で調達した1本に花が咲き実をつけました。まだ花をつけていない苗は、きっとこれから暑くなってきて花を付けるのかなと思っていました。
“玉井人ひろたさん”の話から、ネットをいろいろ覗いてみると、実をつけること以前に『花が咲かない』という問題をかかえている方々が結構いらっしゃることが分かりました。
“玉井人ひろたさん”は基苗から挿し木などの方法で何年も育てられているのでしょうか。それとも鉢植えか何かで冬越しされているのでしょうか。
『パッションフルーツは老化が早く、だいたい寿命は5年・・・』などと書かれているところもあります。また『窒素分の多い油かすを与えると葉ばかり茂ることになりますので、 リン酸の多い肥料を与えるようにしましょう・・・』などとも書かれています。
木を更新するには“挿し木”が有効なようです。わが家は今年ようやく結実を経験したところですから、これから先きっと様々な問題に出くわしていくのでしょうね。
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こんにちは。 (macaron)
2016-07-06 12:47:56
kojiさんへ
PC壊れちゃったんですね。
ホッとしました~っていうと叱られちゃうかもしれませんが
更新されないのでちょっと心配していました。

kojiさんのお庭は鑑賞だけでなく収穫も楽しめるのですね!!
これからますます楽しみです♪
パッションフルーツの花、時計草に似ているって思ってみていたら・・・
時計草のお写真も出てきてビックリです(笑)
奥様の購入時のお話も微笑ましく読ませていただきました。
時計草の英名?はパッションフラワーなのですね。
知りませんでした。
ありがとうございます(*^-^*)

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“macaronさん” (koji)
2016-07-06 16:51:21
パソコンは予告無しでウーともツーとも言わなくなってしまったりするから困ります。壊れる前に「ここがわるいよ」なんて言ってくれる場合もあるのですが、そうでないときは、もう素人には手も足も出ません。
“ワイフ君”がナスやキュウリやトマトなど、細々と栽培しています。それから、ルッコラやツルムラサキや葱なども少々・・・。
キュウリやトマトなどは結構ひと夏食べられたりするんですよ。ホントにありがたいことです。
トケイソウはパッションフラワー(Passion flower)でよいようです。日本では花の形が時計の文字盤と針に似ているのでトケイソウ(時計草)と言っているようです。パッションフルーツのことはクダモノトケイソウ(果物時計草)というみたいです。元々のパッションとは『キリストの受難のことで、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に似ている・・・』ということからつけられたそうです。
ただ、パッションフラワーにも種類があるようで、昨年わが家で咲いたものに似ているのは「パッシフローラ(ベロッティー)」なんてネットで紹介しているところもありました。
(参考)http://syoutarou.com/passifurora.htm
2個目もうまく受粉できたようで、子房がちゃんと実の形になってきていました。熟して食べられるようになるまでは、なんだか2カ月ぐらいもかかるようです。
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やればやるほど (ケンヂ)
2016-07-08 22:28:25
結実します。人工受粉。
我が家はまだ花が咲きません。
主治医からの言いつけを守り,休日は家でゴロ寝しているので明日は庭仕事をちょっとやります。
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“ケンヂさん” (koji)
2016-07-09 00:57:55
昨年は、いっしょうけんめいトケイソウに人工授粉していたのかと思うと傑作です。“ケンヂさ”のところは、もう何年も栽培してらっしゃるんですか。いまとなっては“ケンヂさん”のおっしゃる通りで、パッションフルーツの結実はいとも簡単だということに、少々あっけないくらいです。
えっ、『主治医からの言いつけを守り、休日は家でゴロ寝・・・』って、そんなに深刻なんですか?庭仕事が出来るというところにちょっと安心しますが、とにかくお大事になされまし。
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