(2021.4.27 新緑眩しい本宮運動公園。車が駐車場の外にまで溢れていた・・・)
4月26日は、脳外科でのほぼ3ヶ月ぶりの定期検診でした。前回は病院内でコロナのクラスターが発生してしまい、電話でのリモート診察で薬も自宅近くの薬局から処方していただいたのでした。
『最近は右半身の後遺症がよりハッキリと分かるようになってきました。特に右脚が安定しません。転ぶことはありませんが、右脚をついたときにとても頼りなく、ヨロッとそちらへふらついて行きそうになったりします』
先生からは、あきらめずにとにかく右脚を動かすようにしてください。そして、右脚の筋力アップにつなげてください。というようなことを言われました。そんなこともあって、気持ちよく晴れたきょうは、“ワイフ君”を伴って新緑の本宮運動公園に来てみたのです。
駐車場が満杯でおかしいと思ったのですが、運動場ではお年寄りの方々のゲートボール大会が行われていました。『コロナを恐れている年代でもないか・・・』などと、心の中で軽口を言ったりして。でも、この元気は大いに見習わなくちゃね。
運動公園内の林間コースは新緑がメチャクチャ気持ちいいです。
「新緑が眩しい」っていう表現が分かるような気になります。
ここでも、わたしの大好きなアオダモの花があちこちで咲いていました。
道ばたの土手ではヤマツツジが咲いています。不思議なことに大きな木は全く無くて、まだ幼い地を這うようなヤマツツジばかりです。
こんなコースを歩くのは最高です。身も心もウキウキしてしまいます。
コナラらしき枝先にリンゴのような“ちゅうえい(虫こぶ)”を見つけました。虫は植物のどこをどうすればこのような形に変形させて利用することが出来るかちゃんと知っているんですね。すごい!
太陽に透けた葉が輝くんです!これ、ほんとうにたまりません!
「こっちへ行ってみる?」と、“ワイフ君”はコースから逸れて・・・。わたしは忙しく後を追います。
運動公園内の林も、よそのところと同じでとても倒木が多いのです。そのほとんどは松食い虫にやられたアカマツのようです。
松の根元にイカリソウが咲いていました。
ショウジョウバカマはもうこんなに長く花茎を伸ばして種をつける準備のようです。
ナツハゼの木だと思いました。秋に確認してもしも実がなっていたなら、ジャムにするために採りに来てみましょう。
サルトリイバラがありました。花が咲いていますから、この木には赤くて綺麗な実がなることでしょう。柏餅の始まりには、このサルトリイバラの葉が用いられていたというのを過去に知りました。ところが、城下町などではこれが手に入らなくて代用で柏の葉を用いるようになったのだとか・・・。
本当はわたし独りでここへ来てもいいのですが、コロナ自粛ならずしてもテレビで過ごすことの多い“ワイフ君”を連れ出したいなと思ったんです。それに、植物が好きで気心が知れ、好き勝手も言える異性と同伴できるのというのがことのほか贅沢に思えたりもするのです。
「ほら、このツツジは色が濃いよ」と“ワイフ君”。ツツジにもいろんな色の個体差があるんですね。
チゴユリ
ここにもイカリソウ
長い下り階段。わたしは、このコースにある上りや下りの階段が、麻痺の出た右脚の筋力アップにとてもいいと思っているのです。
コースをグルッと一回りして、体育館のところへ出てきました。
“ワイフ君”は八重桜にご執心の模様。
ここの八重桜はひとつひとつの花がとても大きいなと思いました。この柔らかそうなフリルがたまりません。そうそう、昔なつかし小学校のころ、教室の後ろの掲示板に画鋲で留められたピンクのちり紙の花のようです。ハハハ
八重桜に未練タップリの“ワイフ君”・・・。リハビリのお付き合いありがとうございました。
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長野はアルプスのあるところですものね。県全体の標高が高いのでしょう。
新緑が芽吹く今の季節は、それこそ植物の生命力がこれでもかとばかりにほとばしっていて大好きです。
里山全体が生命力に充ち満ちていて、こちらまでがそのパワーをいただいているようでとても気分がいいのです。
お二人の微笑ましい会話がきこえてきそう。。。
ナツハゼは初秋の山などで疲れた時など摘んで口にしたものでした。
あの酸っぱさが応えられません。
家の木にも今年は珍しく実がつきました。
ナツハゼは子供のころよく食べていました。「ヤマヤロ」って言っていました。そしたら、ナツハゼのことを「ヤマオトコ」って言っているところがあるんですね。「山男」がこちらにきて「山野郎」になったのかも知れませんね。
たしかに酸っぱいですよね。でもアントシアニンは最強なんだとか。目にとてもいいそうです。
わが家ではジャムにします。種は非常に細かいので気になりません。ブルーベリージャムよりアントシアニンが豊富でとてもおいしいです。
イカリソウやツツジの花も、自然らしさが一番です。
アオダモって、野球のバットに使われる木ですよね。
この木の花が、こんなに美しいとは知りませんでした。
新緑の運動公園はとても綺麗で清々しい気分になりました。
おっしゃる通り、アオダモはバットの材料になるそうです。ただし、現在は無計画な伐採が祟って不足しているようです。
アオダモはその花の美しさから庭木としても結構な人気があるようで、シンボルツリーとして購入する方も多いようです。
なんといっても、蚊や蚋が居ないのが良いです
言われて気がつきましたが、ほんとうにその通りですね。
ヤブ蚊につきまとわれたり、ブユに喰われたりしたらイヤですよね。
追加で、わたしはヘビと熊が苦手です。
ところどころでツツジが咲いてるのが見受けられました。
感覚的にはちょっと早い気がしますが、今年は暖かいですモンね。
ツツジと言えば「高柴山」が有名ですね。
今年は登山(ハイキング?)がてら見に行ってみようと思います。
高柴山にはいままでに5~6回登っていますが、山頂の広場の一面のヤマツツジには毎回感動します。
登山口は楽チンなコースから、なかなか根性のあるコースまで3箇所あるようですので、その選択もまた楽しみの一つです。
(参考)https://blog.goo.ne.jp/koji5678/e/e6e3fc096f92a7daf83dcf87f1cd6ec5