11月16日、“ワイフ君”と郡山市大槻町にあるJAの産直へ買い出しに出かけました。買い物を済ませた後、わたしは会津方面に車で走ってぜひとも確かめておきたい場所があったのです。郡山市街地から三森峠を越えて猪苗代湖の南に位置する湖南町へ。前に一度食べたことのある「わかの屋」で昼食を済ませ、国道294号線を強清水(こわしみず)方面に向かって走っているときでした。左手の彼方の田んぼの中から、まるで天に向かって吹き上げる黄金のようにそれはありました。
『赤井の大イチョウ』(会津若松市湊町大字赤井字赤井)、わたしも“ワイフ君”も初めてお目に掛かりました。
根元に小さな石の祠(ほこら)があります。
根本付近から幾本もの太い幹に別れ、凄い形相でよじれ折れ曲がりながら枝葉を空間一面に広げます。
そこからは、集落の屋根越しに遠く磐梯山も見えています。
よく見ると、太い幹の下側には、イチョウの古木特有の乳(不定芽)を見つけることが出来ます。このことから、地元では『オッパイイチョウ』と呼ばれていると解説文にありました。因みに、このイチョウの“乳”は英語でも“Chichi”と呼ばれるのだとかという話しを、「87純花のブログ」さんのところで見知ったばかりでした。
その後はわたしが走って確かめたかった秋色の林道をひたすら走ります。
眼下に会津盆地が一望出来ましたが、残念なことに、わたしが勝手に期待して思い描いていたような景観の林道ではなく、途中でUターンして帰途につくことにしました。
それでも、戻り道に現れたカラマツ林が傾いた西日を受けて綺麗でした。
車を駐め、熊がいないことを確かめてから写真を撮りました。この林道には盛んに「熊注意」を呼びかける立て札があったからです。
帰り道、国道49号線に向かって走っていると、前方に白く雪を頂いた飯豊連峰(いいでれんぽう)がその険しい山肌を見せていました。冬はそこまで来ています。ということで、わたしの車は先日冬タイヤに交換を済ませました。
銀杏の(chichi )の事、私も調べて知ったばかりでした🎵
私の町の銀杏と近い樹齢ですね。
古い樹木って良いですね😃
湖南にこんな古い銀杏があったんですね。
あの道が好きで、何度か走っていますよ。桜の頃の湖南の風景、紅葉の頃。。。なんだかほっこりとする風景を思い出します。
カラマツの写真素敵ですねえ。
カラマツの紅葉が好きで、檜枝岐の方まで行ったことがあります(^_^ゞ
そして、いつもありがとうございます。
日本の言葉が英語圏でもそのまま使用されているって面白いですね。怖いところでは「tsunami(津波)」なんかもそうらしいですけれども。
“猫じゃらしさん”はあの道も走っておられたんですね。わたしたちも何度かあの道を走ってはいたのですが、今回は黄金色に輝いていたので初めて大イチョウの存在に気がついたのです。
ヒトの寿命の何倍も生き抜いている巨木の圧倒的な存在感には、いつもながら大きなパワーを戴いているような感じがしています。
偶然西に傾きかけた日差しを浴びたカラマツ林が現れて、その美しさに車を駐めカメラを向けました。
素人のわたしは、いつも派手なモミジの紅葉にばかり目が行っていますが、カラマツ林のしっとりとした黄葉もなかなかいいものですね。
これだけのイチョウの黄葉は一度見てみたいと思いました。
やはり巨木というのは良いものですね。
どうしてこんな何も無いところにポツンと立っているんだろうと思いました。そこは『会津蘆名氏の臣下であった赤井因幡の屋敷跡』とか。納得でした。
巨木ってパワーを戴けるような気がしていいですよね。コメントありがとうございました。
無いとすれば「オス木」ですが、そうなるとおっぱい・・が合わない?
ま、男性でもオッパイが垂れている人もいたりしますから・・・ハハハ