休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

桜の名所を訪ねてみれば・・・

2012年04月22日 | 自転車
(2012.4.21 郡山の花見山こと花木団地:郡山市荒井町、中田町)

4月21日のきょうは晴れの予報なのですが、いつまでたっても空一面を覆った雲が消えてくれません。



家の回りでは梅の花が満開。



少し遠くを見れば桜が咲き始めているのも見えたりします。



午前9時45分、自転車に乗って郡山市高倉の運動公園までくると、桜がようやく咲き始めというところです。



申し訳程度の青空を見ながら、郡山の花見山こと花木団地を目指しています。きょうは米沢にお住まいの“ケンヂさん”と一緒に、桜の名所ツアーをしようということになっているのです。



気温の高い日が続けば、きっと桜も咲き始めていたでしょうけれど、このあたりはまだまだ梅が満開といったところです。



午前10時39分、美術館通から東部ニュータウンに向かっています。花木団地で10時半にという約束でしたが、近道しようとして手前の団地で迷路にはまり、すっかり遅れをとっています。途中で“ケンヂさん”に電話を入れたら、米沢から向かっている“ケンヂさん”も少し遅れるとのことで、なんとか危ういところで救われたりしているのです。



午前10時55分、東部ニュータウンを東のはずれに抜けると、ようやく花木団地の桜が見えてきました。



いま花木団地は桜やレンギョウが満開。



でもこの桜は普通の桜とはあきらかに種類が違いますよね。何て言うんでしょう?



黄色い色はレンギョウと写真のサンシュユです。



生憎の曇り空ですが、たくさんの方々が来ていました。



自転車を道ばたに置いて少し歩いてみました。





ここはホントにもうすっかり春ですね。



そうこうしているうちに、通りの向こうから電動シフトに進化した愛車に乗って“ケンヂさん”がやってきました。



“ケンヂさん”と一緒に走るのは昨年の7月以来、お会いするのは昨年の11月以来なんです。まずは記念のお写真を一枚。



“ケンヂさん”と郡山市中田町周辺の桜を見て回ることにしました。まず最初は『楚々としてされど凜と咲く』木の芽沢五斗蒔田桜です。どうです!見ごとにまだ咲いていないでしょう。ここまで来る間に桜は何ヶ所かあったのですが、蕾は色づき始めていますがどこも咲いてはいませんでした。まあ、目的は自転車で走ることにありますから別に咲いていなくてもおかまいなしなのです。



道ばたの特徴のある花はミツマタ。紙幣に使用されるというあれです。



12時3分、紅枝垂地蔵桜に到着。このさくらも滝桜の子孫といわれています。滝桜は樹齢千年、こちらは400年といわれています。



そして12時45分、来る予定になかった滝桜に到着。道の流れでここにたどり着いてしまったんです。





滝桜もほんの一部咲きということでしたが、ご覧のように人出は相当のものでした。



桜の前の特設ステージでは歌謡ショーの真っ最中でした。周りのお客さんがこの出で立ちですから、あなた寒いでしょうにたいしたものです・・・その根性と笑顔がプロたる所以なのですね。きっと大物になってくださいね。



だいぶ蕾は色づいてきています。



何でも今夜はNHKで滝桜からの生中継があるということで、一角にはちゃんと中継車が陣取っていました。うーん、満開の滝桜を生中継できないのは少し残念なことですね。



滝桜をバックに“ケンヂさん”の記念撮影。



さくら湖の一部をかすめて次に向かうは不動桜・・・。



途中にあった梅?を“ケンヂさん”が写すの図。



何を隠そう、“ケンヂさん”もわたしも歯を食いしばって走っているのです。阿武隈川から東側というのはとにかく坂が多いのです。坂道と向かい風が滅法キライなわたしにはどうも苦手な地域なんです。



ようやくたどり着いた咲いていない不動桜ですが、ご覧のようにご多分に洩れずここにも車が沢山来ていました。



これが上石(あげいし)の不動桜。こちらも滝桜の子孫ということで樹齢は350年。



下ったと思ったら、また上り・・・、当たり前といえば当たり前なのですが、また上りなのです。ただちょっと見てくださいな、「過足」と書いて“Yogiashi”と読むのですね。わたしたちに馴染みなのは「過不足無く・・・」なんていう言葉ですが、いやどちらかというと“不足”かなハハハ。ここの地区の方々は代々きっと金離れがいいのでしょうね。手前にあった墓地には『過足家の墓』ばっかりでしたから・・・。



午後1時52分、瑞雲寺の桜。ここらでお腹が空いてきたのですが、あいにく何処にも食事ができそうなところはありません。

この後も空きっ腹をかかえて忠七桜を見ました。こちらも滝桜の子孫で樹齢は170年とか。



十字路にあった自動車整備工場で食堂の場所をお聞きしました。この懐かしい“バモスホンダ”は少しホコリを被っていましたが、ナンバーを取得してあるところをみると、いまも立派に現役として活躍しているのだと思います。“バモスホンダ”には「バモス4」というモデルがあり4輪駆動のレジャーカーだとばかり思っていたのですが、4人乗りの意味なのだそうです。するところ、このモデルは2人乗りの「バモス2」のほうでしょうか。



そこからひたすら下ってお聞きした食堂を目指して走っています。“ケンヂさん”が前の車を煽っています(ウソです)。

あれっ、食堂の写真を撮るのを忘れました。すっかり飢餓状態にあったためか写真を撮る余裕がなかったのかもしれませんね。ハハハ
ここでは“中田ラーメン”を食べました。塩分補給と炭水化物補給に“自転車乗り”にラーメンは最高なのかもしれません。おにぎり付きの“中田ラーメン”にコーヒーのサービスまでいただいて本当にありがとうございました。



午後3時44分、東部ニュータウン入り口で“ケンヂさん”と握手してお別れしました。



わたしは行合橋からみちのく自転車道を通って帰ることにしました。



きょうも結局みちのく自転車道を走ることが出来ました。



午後4時17分、みちのく自転車道も終点に近づきました。



磐越自走車道を競走馬輸送車が通過していきます。サイドに名前が書いてあるところを見ると一頭に一台づつ専用車を準備してあるのですね。もちろんおかかえ運転手付きのVIP扱いですよね。



スイセン満開の小和滝公園を通って・・・



午後4時43分、阿武隈橋から恒例の写真を一枚。明日は“ワイフ君”の家のイネの種まきです。まあ、恒例のお祭りみたいなものなんです。

晴れもせず、桜も咲いていない桜の名所ツアーでしたが、“自転車乗り”は走ってさえいればまあ満足な訳なのです。“ケンヂさん”おつき合いと案内をどうもありがとうございました。

本日の走行距離83.73 走行時間4:21 平均速度19.1 最高速度55.2


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6 コメント

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いいですね。 (estema22)
2012-04-22 07:16:04
言っても仕方ないことですが,転勤さえなければ一緒に走れていたと思うとすごく残念です。
盛岡はようやく春めいてきましたが,桜の話題はもう少し先といったところです。
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“estema22さん” (koji)
2012-04-22 08:32:35
盛岡の住人になられてしまって、少しは落ち着いてこられたところでしょうか。
昨日は残念ながら桜の咲いていない桜の名所巡りとなってしまい、そのうえところどころアップダウンに泣かされもしましたが、それでも仲間と一緒に走るのはとても愉快でした。“estema22さん”もご一緒出来たならさぞや楽しさもまた格別な物になっていたでしょうね。でもこれからもご一緒出来る機会はやってくるはずですから、それを楽しみに待っていますよ。
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こちらこそありがとうございました (ケンヂ)
2012-04-22 18:21:55
>kojiさん,道案内どころか迷走につぐ迷走ぶり発揮で,ごめんなさい。
一人だったら,途中で帰っていたところです。生きてる限り桜はまた見られます。楽しみに取っておきます→来週も帰省するかも…。
中田ラーメンはコストパフォーマンス満点でしたね。
いい話も聞かせてもらって,ちょっと人生が深くなった気がします(あくまでも気がするだけですが)。

>estema22さん
kojiさんのおっしゃる通り,ご一緒できますよ。同じ東北です。ゆったりまったりその機会を楽しみにしています。
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“ケンヂさん” (koji)
2012-04-22 20:50:25
ただいま“種まきツアー”から戻りました。
種まきの後は盛大な宴が延々と繰り広げられて帰りがすっかり遅くなってしまいました。
きのうは“ケンヂさん”とご一緒出来て本当に楽しい一日でした。来週も帰ってこられたらまた同じルートを一周しましょうか?
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その桜は (玉井人ひろた)
2012-04-25 20:39:50
最初の桜は、福島の花見山にあり、本業でもある「切り花用さくら」だと思いますよ(たぶん)
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2012-04-26 04:02:31
日本の桜は『~栽培品種が数多くあり、種、変種、栽培品種をあわせると約600種類ほどあると考えられますが定かではありません~』などと述べられているものもあります。
“玉井人ひろたさん”のおっしゃられるように、切り花用の品種ですよね。根本から多数に枝分かれしている様は、花見山やその他の畑などで栽培されている物と同じですよね。『ケイオウザクラ』なんかが有力候補でしょうか・・・。ただし、このケイオウザクラでさえも『啓翁桜、敬翁桜・・・全国に複数系統があり、よくわからない品種です』ということのようです。
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