政治家劣化 裏金

このブログでは政治向きの話は、協力避けていますが、今日は先週さんざん話題になった、
自由民主党の派閥による裏金づくり。情けない事件でした。少々定年さんにも関わりがある
人物も登場したものですから。

先週金曜日でしたか、テレビを見ていたら、見覚えのある名前が映し出されました。
今回の事件で幕引きになった、派閥の会計責任者の名前にその名前がありました。
大学で同じクラス、コロナ前までは、時折開くクラス会に顔を出し、面白おかしく、近況を話
していました。昔から思想的には右寄りでしたが、まさか自民党の派閥の会計責任者になって
いたとは。
テレビでは当初顔写真も出ていましたが、途中から写真が出なくなりました。法律上は会計責
任者が責任を取ることになっていますので仕方ありませんが、本当の当事者ではないでしょう。

ほとんどの国民のみなさん、これで一件落着とは思っておられませんよね。昔は「巨悪」とか
言われましたが、今の政界は「小悪（こあく）」政治家が自腹を肥やす業界に成り下がってい
るようにも思われます。劣化していますね。

昔、国鉄総裁をお勤めになった、石田禮助さんが、語った言葉に「粗にして野だが卑ではない」
という言葉がありますが、まさに「卑」が跋扈する世界になってしまったようです。
「年貢」から「租税」に代わっても、年貢意識が高い、私たち国民にの責任は大きいのでしょう。

ついつい、政治家劣化の話に行ってしまいました。お許しください。