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また、コケちゃった…

2009-11-14 | わたくしごと
先月末に、ご入居者も乗ったタクシーを走って追いかけて派手に転倒した件を書きましたが、また、コケました。今度は自転車ごと…。


昨夜会議のために出勤し、終ったのが夜の九時半でした。
早く家に帰りたい一心で、雨の振る中、右手で傘を差しながらギーコギーコと音を立てて飛ばしておりました。

と、いきなり眼前にオレンジ色のポールが!

「ぶつかる!」と思いましたが、すでに避けられる距離ではありません。私は真正面から衝突しました。
幸いだったのは、そのポールが金属やプラスチックではなく、ゴム製だったことです…。

私の通勤路は「荒玉水道道路」と言って、道路の下に水道管が埋まっているのですが、まだまだ水道工事の黎明期に埋められたので、深度がかなり浅いそうです。
そこで、大型車両の通行を制限するために、アチコチに高さ一メートルくらいのオレンジ色のポールが二本、水平に立てられているのです。
私がぶつかったポールはソレでした。

ゴム製ですから、とてつもない衝撃があったわけではないけれど、さすがに夜道なぶん驚いた。
そして、自転車ごと、ゆっくりと私は横転しました。

先月末にコケたときもそうだったけれど、「倒れる、倒れる」と思って、脳は手足に「なんとかしなさい!」と命令してるんだけど、手足君たちは何にもしない。
トシをとるって、情けないものですねエ。

私はそのまま亀の子のようになって、腰から路面に衝突しました。
でも、結果的にはこの倒れ方が良かったのです。下手に手でも付いていたら、かえって大ケガをしてたかもしれません。

かなり痛かったけど、どうやら大きな負傷はしてないようでしたので、恥ずかしさも手伝ってすぐに自転車を立て直し、ウチに帰りました。

そして、いつもと同じようにおサケを飲んで風呂に入って、寝てしまいました…。



ところが、今朝、起きようとすると、どうも様子がヘンなのです。
体が上手く起こせない。
「ん?何が起こったの?」と、私はイブカリました。

やがて理由が知れました。首筋が、特に左の首筋がひどく張っているのです。
すぐにピンと来ましたね。そうか、昨日の事故だ…。

幸いなことに、昨日今日と私は今月唯一の連休でした。これで朝から仕事だったら、かなりパニクっていたに違いありません。

午前中は都心に行く用がありましたので、午後から私はいつも通っている整骨院に行きました。

こんなとき「掛かりつけの先生」がいるのはとても心強いですね

先生は、私を慰めてくれました。
「それは反射神経が悪いんじゃなくて、いいんですよ。頭を打たないように腰から落ちたんです。柔道の受身みたいにクビを上げて倒れたので、軽いムチウチになったのでしょう」

そして、いつもより電気治療を長くしてくれて、マッサージは「炎症を起こすといけない」というので、軽くして頂きました。
そして、腰とクビに軟膏を塗ってから、
「痛みがでたらすぐに連絡してくださいね」
と言われました。ああ、うれちい(涙)。
この気配りがあるから、繁盛するんでしょうね。


私は、両親にはいつも、「ゼッタイ転んじゃだめだよ」と、強く言い聞かせています。
父も母も後期高齢者です。転べばかなりの確率で足を骨折します。
そして、その歳で骨折するとなかなか手術もできず、車椅子生活になり、心も体も一気に衰えていくものです。

この三年半でイヤというほどそんな実例を見てきましたので、両親に「転倒のいましめ」をしているのです。

それなのに、自分がこう転んでばかりじゃ、世話ないですネ。

やっぱり「急いては事を仕損じる」のです。
何につけても、もう少しゆっくりと…と改めて思ったオジサンでした。

どうも、お粗末さまでございます。





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