ＴＶがウチにやってきた！

１７年８ヶ月ぶりに、私の部屋にＴＶが現れた。





私は１７年８ヶ月前に、実家を出て一人暮らしを始めた。

実は、それからずっとＴＶを持たない生活を続けて来たのだった。





数日前、ある方が私のホームを退居された。

そのとき、ご家族が、

「ＴＶはいらないから、処分して下さい」

と、おっしゃったのだ。

こういうことは、ときどきある。

たいていは職員間の争いが起こるのだが、今回はそうでもなかった。

１４インチくらいのデジタル非対応ＴＶだったためだろうか。





でも、私は「欲しい！」と思った。

何日か前にブログで書いたけど、１２月５日にある大学ラグビーの試合が観たかったからだ。

というわけで、チャリンコの前かごに乗っけて、おとついの夜、持ち帰ったのだった。





おとつい、昨日は、仕事から帰ると、すぐにＴＶを点けた。

そして、どの番組を…ということもなく、画面を舐めるように観ていた。

でも、休みの今日は、朝、少し観ただけだ。

今のところ、ＤＶＤで映画を観たりネットを渡り歩いたりするほうが、私にはずっと魅力があるようだ。

でも、ラグビーもそうだけど、サッカーや野球などの優良な生コンテンツを部屋で心置きなく観れると思うと、やはりうれしい。

そのほか、もう３０年くらい見てない紅白歌合戦だって、今年は観ちゃおうかしら。

上野樹里が主演するという来年の大河ドラマも楽しみだ。





というわけで、昭和３０年代に「初めてＴＶがウチにやって来た」少年のような了見に、少しだけなっているのであります。










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