第201話. 貴のDNAと稀勢の弟分

2018-11-24 15:31:10 | スポーツが与えてくれる力
湖畔人です。

早速ですが、201話目です。

私は、本当は相当ダメダメなんだけど、それでも期待を捨てきれず、どうしてもまた期待を掛けてしまう稀勢の里と言う力士を応援する者の一人なのですが、一方、今回早々にケガで離脱をし、連敗から横綱の資格無し、と批判されている現状も、次回復帰できても相当厳しい状況に置かれるであろう事も、重々承知はしております。本音を言えば、大関に戻って、本当の意味で横綱の強さを再度身に付け、それから再度、横綱に昇格して貰いたい位なのですが、でも、横綱という立場は、それ程甘いものではなく、その地位を汚すと判断された時には辞めざるを得ない、会社の役員と一緒、厳しい立場なんだとも理解はしております。今思うと以前松本さんが言っていたように無理に早く横綱にし過ぎたのではないか、もう少し実績を積んでから横綱にしても良かったのではないか、という感じもしなくはありませんが、でも、まぁ、過去の話です。今更ですしね。出来れば、あと一花、二花は咲かせてから引退してもらいたい、というのが本音です。ただ、現実は厳しそうですけどね・・・。

さて、その稀勢のリベンジと言うか、稀勢の弟分である高安が優勝戦線に残っています。稀勢の分も是非頑張ってもらいたい所ですし、応援をしていますが、一方、彼と優勝を争うのは、貴の遺産、貴のDNAを引き継ぐ貴景勝です。貴景勝は稀勢に怪我をさせて連敗と欠場の主要因を作った稀勢の里ファンなら許しがたき憎っくき敵であるはずなのですが、あのお魚の様な風貌、パワーあふれる相撲、ゆで卵が好物で卵を沢山食べて疲労回復をしており、鶏に感謝しているという謎の言動は、何か憎めないですね。愛すべきキャラクターの持ち主のようです。卵好きの自分としては何か応援したくなってきました。両方応援しているので、どちらが優勝してもいいかな?と今は思っています。二人とも貴乃花と同じガチンコ系ですしね。できれば、今後も二人で何度も名勝負を繰り広げて頂いて、新しい盛り上がり相撲界に呼び込んでもらいたい所ですよね。その流れが見えてくれば、我々も、もう何でもかんでも稀勢の里に期待をするという心の慣性の法則から解放され、彼もやっと国民の期待という重圧から解放されますしね。でも本音を言うと、もう少しだけ稀勢の活躍は見ていたい気がしますがね。やっぱりそこはね。まだね。

湖畔人

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。