第815話.よもやま話 2022.09.24 1)"賽は投げられた"ルビコン川を渡ったプーチン氏 第三次世界大戦への瀬戸際(改)

2022-09-24 05:33:32 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

さて、世界が突如、一気に緊迫したフェーズに入りましたね。

プーチンさんが、ウクライナ東部の4州のロシアへの編入を決める住民投票の実施を許可しました。これは、編入が確定的で且つそれを受け入れる準備がある、と言う事ですね。

クリミアに次ぐ編入です。

これまでは、プーチンさんはこの紛争を"特別軍事作戦"として来ました。

14年の親米派のウクライナのクーデター政権により、ウクライナ東部に住んでいたロシア系住民のロシア語の使用が禁止され、その状況に反発したロシア系住民達が抵抗を示し、独立の動きが起き、その結果、住民投票でもってまずクリミアが独立をしました。且つその後直ぐに、クリミアは別の住民投票でもってロシアへの併合を決めました。軍事拠点と言う特殊性からクリミアの併合はプーチンさんに直ぐに了承されましたが、その後、その影響を受けた同じく東部のロシア系住民が多く住むドネツクとルガンツクでも同様に住民投票が行われ、結果、その二州も独立国となりました。しかし、プーチンさんは世界からの視線を気にしたのか、何年もドネツクとルガンツクの国家承認をしませんでした。ただ、余りにウクラナイ政府によるこれらの地域へのミサイル攻撃が酷過ぎたため、また、ウクライナのNATO加入の動きがあった為、急遽、ドネツクとルガンツク二国の国家承認をし、それら二国からの正式な軍事支援要請を受けて、"特別軍事作戦"として、それら二国の救済に動きました。それが今起きている事です。

しかし、その軍事作戦では米国の軍事支援を受けたウクライナの抵抗を止められず、しかも欧州一の原発を攻撃すると言う狂気の沙汰に出ているため、その横暴を止める為、次のフェーズに移る事を決意したようです。

そして、ドネツクとルガンツクのみではなく、南部の二州、ヘルソンと原発のあるザポリージャでも編入の住民投票が行われます。

となると、既に編入済のクリミアまで地続きでロシアになります。東南部のロシア系住民の多いエリアが繋がる訳です。本当は、オデッサもロシア系が多いのですがね。オデッサまでは行かないようです。

さて、それら東南部の4州の併合が今月末にも確定すると、今攻撃を受けているドンバス地域はロシアの一部となります。となると、ウクライナがこれらのエリアに攻撃すると、それはロシアへの直接攻撃となり、これまでのようなドネツクとルガンツクの救済としての"特別軍事行動"と言う立ち位置から、ウクライナとの正式な戦争に格上げになるのです。となると、それら4州にロシア軍の軍事設備を持ち、ロシア軍を配備する事になります。となると、兵力が足らなくなるのです。ですので、プーチンさんは部分的動員令を出したのです。

それだけでなく、核の使用が視野に入って来ます。ウクライナの対応次第ですが、核の使用もあり得るのです。

そしてロシアが核使用をすれば、真珠湾ではないですが、米の核攻撃にGOサインが出た、と米国は拡大解釈をし、多分ウクライナのNATOへの加盟も急遽認め、米が核での応戦に出る可能性が相当高まります。となると、ロシアとNATOの直接対決となり、欧米と核兵器による全面戦争が起きます。そう、第三次世界大戦の勃発です。セルビアのヴチッチ大統領も、ロシアが第二次世界大戦以来初めて徴兵制を導入したことに伴い、"我々は第三次世界大戦に向かっており、1-2ヶ月後には、1945年以来世界が見たことのない規模の軍事衝突が起こるだろう"と言っています。

その通りです。日本がボケーとしている間に、早ければ10月に世界大戦が起きうるのです。第七艦隊が常駐する日本も核攻撃の対象になる可能性はあります。今世界はそうした危機に直面しているのです。

他、想定外の事態として、

ウクライナの西部、ポーランド側の州でも独立の住民投票があるようです。ウクライナ本体が小さくなりますね。

また、イタリアには親プーチンの女性首相が誕生するようです。NATOも一枚岩では行きませんね。

さて、もう後戻りはできませんね。賽は投げられました。プーチンさんは、ルビコン川を渡ったのです。

ここからは、ウクライナの対応次第ですが、

ウクライナが妥協をし、戦争を止めれば、それで戦争は終わります。でも英米の背後の金融寡頭勢力はそれを許さないでしょうね。

ロシアへの攻撃が激化すれば、核が使われ、その後に待っているのは世界大戦です。

想定していたイスラエルとイランによる第三次世界大戦ではないですが、米露と言う核大国による直接対決の第三次大戦となり、それはイルミナティのアジェンダの完成をも意味し、英米の背後の金融寡頭勢力達はそれを歓迎する事でしょう。

その後に待っているのは、

ロシアが勝てば、イルミナティは滅び、多極化されたバランスオブパワーの世界が到来します。退屈かもしれませんが、おっとりした世界が到来するでしょう。

ロシアが負ければ、世界政府が出現し、世界政府によるデジタル監視型の人類の奴隷化が確定しますね。その切り口はパンデミック条約にアシストされたWHOが世界政府の手始めになりそうです。

日本もロシアの攻撃対象になれば、これまで応援してきたプーチンさんも、流石に応援は出来なくなりますね。

これから緊迫の数カ月が始まります。

では。

湖畔人

(2022.09.24改訂)

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