第690話.気になった音楽(306)(307) Quincy Jones『Just once』『One Hundred Ways』

2022-02-12 16:08:18 | 気になった音楽
湖畔人です。

前回に続き、80年代のR&Bです。

今回はあのジブリ映画で有名な久石譲さんがそのネーミングの元ネタとしたUSの音楽業界の大御所、クインシー・ジョーンズです。久石譲、ク、イシ、ジョウ、ってかなり強引な感じがしますが、あの天才・久石さんもリスペクトされていたのでしょうね、きっとね。

その大御所クインシー・ジョーンズは、あの"King of POP"こと、マイケル・ジャクソンの黄金期をささえたプロデューサーですね。『Off The Wall』『Thriller』『Bad』とまあスゴイアルバムを手がけました。特に『Thriller』はギネス記録を持つ空前の大ヒット作で、クインシーはこの作品でスーパーヒットメーカーとなり、USの音楽業界の重鎮となりましたね。チャリティー企画『We are the world』も手がけましたね。

で、そのクインシーが80年代初頭にだしたアルバム『The Dude』から二曲、今日はご紹介です。

一つ目は、『Just once』、二つ目は『One Hundred Ways』。
両方とも、歌っているのは、 ジェームス・イングラムです。彼は『We are the world』でもスーパースター達に交じって短いパートですが、ボーカルを担当していましたね。前話、前前話のドニー・ハサウェイやピーボに負けない位歌がうまい人です。

『Just once』の方の作詞作曲はBarry MannとCynthia Weil、
『One Hundred Ways』の方は、Kathy Wakefield、Benjamin Wright、Tony Colemanです。と言う事はクインシーは仕切りだけですね。

歌詞の方は、『Just once』はうまく行かず別れる寸前の状況に、"僕らもっとうまく出来なかったのだろうか?""何が悪かったのだろう?""また再チャレンジできないかな?"と男性の願いを歌にしたものですね。

『One Hundred Ways』の方は、恋愛の天使が、意中の女性を手に入れたい男子にアドバイスをするような、そんな感じの曲です。

良い2曲です。お薦めします。

では、また今週末、時事も入れるかもしれんですが、音楽も続けます。
では。

湖畔人

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