今日から、岩手県議会12月定例会が始まりました。
さっそく、
「私たちが提出する請願の紹介議員になってください、お願いします」
と各会派のみなさまにお話してきました。前もって請願要旨・理由・項目をお届けしていたので話はスムーズでした。
↓請願の内容はこのような感じです↓
子どもの医療費助成制度拡充を求める請願(案)
【要旨】
先の厚生労働省の発表によりますと、子どもの貧困率は過去最悪になり、日本の子どもの6人の1人が貧困状態にあることが明らかになりました。
実際、私たちの身近でも、「医療費の負担ができずに病院に行けなかった」「慢性の病気で定期的に通院しなければならないが経済的負担が大変」などの声が聞かれます。
少子化対策の面からも、子どもが病気になった時、お金の心配をしないで必要な治療が受けられることは重要と考えます。全国的にみても「償還払い方式」は10道県のみ、東北6県では岩手県の実となっています(2014年4月現在)。
【理由】
子育て世代の経済的困難が広がる中、お金の心配せずに、必要な時に安心して医療機関を受診し、子どもたちの健康を守るためにも、「現物給付方式」にするとともに、助成対象年齢のさらなる拡充が必要と考えます。これまで21の保育園・幼稚園・学童、26の団体、11の病院、180人の個人が当会に賛同し岩手県の子どもの医療費助成制度拡充を求める署名に取り組んでいます。
現物給付方式にしてほしいという訴えは切実であり、少子化が進む中、医療費の助成制度拡充は喫緊の問題と考えます。貴県議会において下記の請願事項を採択くださるよう請願をいたします。
- 子どもの医療費を窓口負担の無い現物給付にし、全ての子どもの医療費を中学校卒業まで全額助成すること
- 現物給付方式を理由にした国民健康保険国庫負担金の減額措置を廃止するように、国に対して要望すること
だいたい、署名の内容と同じです。
現在、岩手県議会には8つの会派があります。
- 自由民主クラブ
- いわて県民クラブ
- 希望・みらいフォーラム
- 民主党
- 社民党
- 一山会
- 日本共産党
- 公明党
- (無所属1名)
請願提出期限の12月3日、お返事をいただきにまた県議のみなさまのところへ行ってきます
どうぞ、どうぞ、よろしくお願いしますm(_ _*)m