子どもの医療費助成制度拡充を求める岩手の会のブログ

子どもの医療費を無料に!窓口負担なしを目指そう♪

第二弾子どもの医療費署名提出しました!

2016-06-24 10:47:48 | 日記

昨年からみなさんに集めていただいていた、当会の署名第二弾「子どもの医療費助成制度の更なる拡充を求める要請書」、最終署名数が46,957筆となりました

昨年12月に34,046筆、そして今回6月14日に提出したのが12,911筆です
ニュースでも報告してありますのでご覧ください  ニュースVol.14

署名と一緒に要望書も提出してきました


 

岩手県知事 達増拓也 様

 どもの医療費助成制度のいっそうの拡充を求める要望書 

 東日本大震災津波からの復旧・復興の取り組みをはじめ、県民の暮らしと福祉向上のために、県政においてリーダーシップを発揮されておられますことに感謝申し上げます。

  この度、私どもが取り組んでいます要請署名、また県議会請願において公明党を除く会派の賛成により、岩手県が子どもの医療費に対する助成制度を拡充しましたことに心から感謝を申し上げます。これまで医療費は償還払いとなっていましたが、20年ぶりに現物給付へと転換され、また対象年齢も10年ぶりに小学校(入院)まで拡充されました。こうした県の子どもの医療費助成制度の拡充などにより、県内における各市町村において高校卒業まで10町村、中学校卒業までが12市町、小学校卒業までが6市町村に広がりました。盛岡市も今年8月から小学校卒業まで通院も含め拡充されることとなりました。

 現在、新たな制度実施に向け、県や市町村のシステム改修、受給者証の様式改正などの準備作業が行われていることと存じますが、私たちは、岩手県の子ども医療費助成制度が、一日も早く中学校卒業までの現物給付となり、全額無料となることを望んでいます。

  子育てしやすい環境づくりは、すべての県民の願いでもあり、少子化対策でも重要と考えます。重ねて、子どもの医療費助成制度がいっそう拡充されることを強く要望致します。


 

県の保健福祉部長さんとの30分くらいのやり取りだったけど、色々な話が出ました。

8月から入学前に限って現物給付になりますが、小学生以上は今までと変わらず窓口払い

通院のたびの申請書記入は結構な手間。病院窓口と薬局でそれぞれ出さなくてはいけないし、子どもが2人とかだとさらに大変。申請書を管理する病院もそれなりに手間がかかっているのではないでしょうか。
医療費還付のお知らせハガキが来るんですが、還付金が10円の場合でも例外なく立派なハガキが来ます。おそらく市役所の作業も結構なものですよね。

県外から越してきた方は、窓口で子どもの医療費を支払う制度に驚いています。

 

また、お子さんがアレルギー体質の方は、昨年1年間の医療費をまとめて計算したものを持参して、改めて医療費がかさんでいることを実感したとのことでした。

岩手県の制度は、月に通院で1,500円を超えた部分が3か月後に振り込まれるんですが、この1,500円負担という根拠も分からないですね。病院・薬局ごとに1,500円負担ですから、小児科や眼科や耳鼻科、歯科、皮膚科、それと薬局・・・通院する病院が多ければ倍!倍!!倍!!!子どもが2人3人と通院すればさら倍!倍!!

せっかく子ども医療費助成の制度があるのに、子どもの医療費大変という負担感は否めないという残念な結果です。

お話を聞いてくださった担当部長さんも、この提出の2日後には厚生労働省を訪れ、子どもの医療費助成についてお話してくるとのことでした。

 

会では今後も、中学校卒業までの医療費は、全額窓口無料の岩手県めざしてがんばりますので、よろしくお願いします