こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

稲刈り

2009-09-08 19:59:55 | 行事
実るほど
こうべを垂れる
稲穂かな

毎年この季節になると、この言葉を思い出し、
気持ちがきゅっと引き締まります。


さあ、今日は稲刈りの日。
バスに乗り込み、静原へ。

5月に田植えをさせていただいた田んぼは、
すっかり秋の色に染まっていました。


風も、藁の香ばしい匂い。



お母さんと一緒に鎌を手に、
ざくざくと音を立てながら刈りました。




労働で汗した後は、植物園へ。


お弁当を食べてお米パワーをチャージした子どもたちは
元気いっぱい!
走る走る!!


氷り鬼
「鬼やりたい~!」
と、真剣にじゃんけんをしました。



私が子どもの頃は、
鬼にならないように必死のじゃんけんだったのに、
みんな鬼をやりたいのですねぇ。
でも、ちゃんと年下の子たちは
じゃんけんの輪から外れています。
なるほど。
子どものルールは素直でおもしろい。


それにしても、子どもたちはよく走る!

食べたご飯が、このエネルギーになって
嬉しくても、悲しくても
人は前に進んでいくのだなあと思うと、

食べること、
そしてその糧を得るための労働を
大切にしたいと改めて思いました。

季節が来ると花が咲き、実をつけてくれる植物たち。

秋の収穫に感謝…
と、こうべを垂れる一日でした。

(杉野友里)