♪♪♪♪ 光 庭 の 四 季 折 々 ♪♪♪♪・・・              

ようこそ、胡蝶蘭のブログに。EM庭園の「光庭の四季折々」、EM菜園の「光園の自然農法栽培」等を気ままに綴る。

「いのちの作法」上映会(第415回)

2014年03月30日 | その他

 寒川町の有志による「いのちの作法・上映実行委員会」は、上映会を4月19日と決定した。場所は寒川町民ホールで午後2時30分と午後6時の2回上映される。ゲストに映画監督の小池征人氏、音楽担当で日本を代表するウクレレ奏者・森 拓治氏を招いて、合間に監督の話やウクレレ生演奏も聴ける。前売りチケットは1000円で実行委員会(0467-27-8624 鈴木氏)で購入できますが、当ブログのコメントからリクエストする事も可能です。是非、お出掛け下さい。

映画の【あらすじ】
本作品は、昭和30年代に、豪雪・貧困・多病多死の三重苦を乗り越え、全国に先駆けて老人医療費の無償化と乳児死亡率ゼロを達成した岩手県西和賀町(旧沢内村)を舞台に、『いのち』を大切にするという「生命の尊重の理念」を受け継ぐ若い世代を記録した作品です。
老人や障がい者、そして児童養護施設の子供たちの生命に向き合いながら、地域に生きることを模索している西和賀町の人々の姿は、私たち日本人に、改めて本当の価値のあるものを教えてくれています。

【この映画を観た人の声】
① 今朝、渋谷で観てきました。何度も、うれし涙、感動の涙を流し続けました。今も胸が感動に震えています。出演者のセリフに「うれしい涙もあれば、悲しい涙もある。涙はどんどん流しなさい」。私もボランティアです。長らく児童福祉、障害者福祉、に携わってきて、福祉の世界は決してきれいなことばかりではありません。どの現場も誰かが蒔いた希望と情熱が柔らかい、優しい花を咲かせてくれているように思います。沢内村の希望がタンポポのようにどこまでもその花を飛ばし、やがて日本を覆うように、私も自分の立場で頑張りたい。
② 沢内村のありのままの魅力と美しい自然描写が“いのちの尊厳”、“すばらしき日本”を映し出しています。人が助け合い、生きる喜びを感じて、優しさと厳しさを持ち合わせた本当の人間の生き方を持っているのだと思いました。
③ 上映終了後に、なんと全員の拍手です。映画館で拍手が起こったのは私には初めての経験でした。

 


植物には太陽光が不可欠とは言うものの(第414回)

2014年03月23日 | 光庭&光園

 生物(微生物を除く)は太陽光を程度の差はあれど全てが必要としています。植物もそうですが、陽が当たらない場所では野菜も出来ませんし、出来ても小さく美味しくないものとなります。
 しかし冷静に太陽光とは何かを考える時、植物は太陽光の約3%しか利用していない事に気が付きます。理由は光合成をする葉緑体は「可視光」しか利用できない事にあります。
 この僅かな光エネルギーを光合成に使い、植物は成長しているのですが、太陽光の約80%を占める赤外線等を直接・間接的に植物の成長に利用して、常識では考えられないような高収穫をしている農家さんがいます。俗に言われる「限界突破」の事ですが、光合成細菌やラン藻類を有効に使い、土壌内環境を極限まで高めた事によるのです。
 光庭や光園はEMボカシや光合成細菌の増強を図った“セラC”入りEM活性液を使い植物を育てています。農薬や化成肥料は使いませんし、何ら問題発生はありません。むしろ、蚊やナメクジが少なくなったと実感しています。
 この事は人間にも言える事ですが、病気に負けない体力をつける事が全ての始まりなのです。毎年EM活性液については50倍希釈液を4回土壌散布する他に、500倍希釈液による葉面散布は新葉が揃う時期より晩秋まで週2~3回繰返して行っています。
 このようにして土壌内の微生物環境を良化して、微生物による有機物の分解合成生成物を植物へのエネンルギーに利用させています。要はEM庭園又はEM菜園にしてしまえば良いのです。


急激な気温低下でクリスマスローズも元気がありません(第413回)

2014年03月16日 | 光庭&光園

 氷点下の環境では、植物は生命線である細胞膜内の凍結を防止する為に一時的に水分を移動する事ができます。この萎れたように見える姿がその証拠です。肉厚(プチクラ)な葉を持つ植物は、外気温に左右され難いので氷点下でも耐えられる構造を持つが、一般的に広葉樹は落葉で、常緑樹は肉厚葉で気温低下を凌ぐ。
 このクリスマスローズは肉厚葉には違いないが、若葉はそこまで肉厚になっていない為に割を喰ってしまうのです。でも、気温上昇と共に樹勢は回復して来ますので心配はしていませんが・・・。
 また、同じ樹種でも地植えと鉢植えでは気温低下への影響は違います。地植えのクリスマスローズは地温の影響で比較的元気なのが分かります。冬場は出来る限り鉢植え植物は温室内に取込む等の対策がベストです。温室が無い場合は玄関先などの室内でも構いません。こう考えて来ると、植物とのお付き合いを密にするには天気情報が不可欠だと分かりますね。写真は萎れた鉢植えクリスマスローズ、元気な地植えクリスマスローズ。
 


ジャガイモ定植前作業(第412回)

2014年03月09日 | 光庭&光園

 光園の玉ねぎ(100)とスナックエンドウ(10)、イチゴ(16)は、それぞれ順調に成長している。大雪の影響は無さそうで、例年通りの5月連休明けからイチゴ、更に約1か月遅れで玉ねぎとスナックエンドウが収穫出来そうです。
 ブロッコリーやキャベツ栽培跡地にジャガイモ(メークイン)を定植するべく、昨年より仕込んだEMボカシ肥料と魚粉入り油粕、貝殻粉、モミ殻を充分に入れて耕し、約1か月熟成し土壌フォーメーションを整える時期になりました。
 狭い耕地故に半日もあれば終わる作業ですが、まずは表土3cmを取除き、耕し終わった耕地に再度被せて嫌気状態を作るのがミソ。写真は耕す前後の状態です。ジャガイモ定植は遅霜の心配が無い3月20日過ぎを予定。これで7月初旬には収穫できるし、出来映えに満足しています。尚、EMボカシ肥料はジャガイモ等の連作障害(アミグダリン)に有効で、同じ場所で何年でも続けて連作出来る優れものでもあります。
 EMボカシ肥料は米糠、魚粉入り油粕、モミ殻を均等に混ぜ、更にEM活性液と水を入れて嫌気性下で約1か月熟成させれば出来上がる。熟成場所があれば一度に大量に作ってストックして置く事が出来るし、光園では他の肥料や農薬は一切使わない有機栽培で新鮮で美味しい野菜作りを徹底しています。


光庭の四季折々・・in March(3月)(第411回)

2014年03月02日 | 光庭&光園

 人も植物も待ちに待った春到来???。光庭ではクリスマスローズやジュリアンが開花しているものの他はまだまだ。先の2回の大雪(1回目:20cm、2回目:40cm)の影響で、成長や開花は1~2週間は遅れると見なくてはならない。昨年の3月初旬の光庭にはクリスマスローズだけでしたから、違いはないのかも知れないが、葉や枝の痛みが散見されるのが痛々しい。
 もう今月は降雪はないとは思うが、油断ならない。ウォーキング中にも10cm前後の枝が折れているのに遭遇するが、あらためて記録破りの降雪の影響を思い知る光景です。
 さて、大雪の影響かどうか分からないが、温室の網戸が破損してしまった。夏場のナメクジ対策用に有用だった為、早めの修理をしなくてはならないが、余分な仕事が増えたものです。とりあえず壊れた材料を撤去し、再利用できる金網を残して廃棄処分としたが・・・。
 春だと言うのに心は晴れない今日この頃です。写真のクリスマスローズは光庭3年目。幼苗から3年でこんなに大きく成長します。