寒川町の有志による「いのちの作法・上映実行委員会」は、上映会を4月19日と決定した。場所は寒川町民ホールで午後2時30分と午後6時の2回上映される。ゲストに映画監督の小池征人氏、音楽担当で日本を代表するウクレレ奏者・森 拓治氏を招いて、合間に監督の話やウクレレ生演奏も聴ける。前売りチケットは1000円で実行委員会(0467-27-8624 鈴木氏)で購入できますが、当ブログのコメントからリクエストする事も可能です。是非、お出掛け下さい。
映画の【あらすじ】
本作品は、昭和30年代に、豪雪・貧困・多病多死の三重苦を乗り越え、全国に先駆けて老人医療費の無償化と乳児死亡率ゼロを達成した岩手県西和賀町(旧沢内村)を舞台に、『いのち』を大切にするという「生命の尊重の理念」を受け継ぐ若い世代を記録した作品です。
老人や障がい者、そして児童養護施設の子供たちの生命に向き合いながら、地域に生きることを模索している西和賀町の人々の姿は、私たち日本人に、改めて本当の価値のあるものを教えてくれています。
【この映画を観た人の声】
① 今朝、渋谷で観てきました。何度も、うれし涙、感動の涙を流し続けました。今も胸が感動に震えています。出演者のセリフに「うれしい涙もあれば、悲しい涙もある。涙はどんどん流しなさい」。私もボランティアです。長らく児童福祉、障害者福祉、に携わってきて、福祉の世界は決してきれいなことばかりではありません。どの現場も誰かが蒔いた希望と情熱が柔らかい、優しい花を咲かせてくれているように思います。沢内村の希望がタンポポのようにどこまでもその花を飛ばし、やがて日本を覆うように、私も自分の立場で頑張りたい。
② 沢内村のありのままの魅力と美しい自然描写が“いのちの尊厳”、“すばらしき日本”を映し出しています。人が助け合い、生きる喜びを感じて、優しさと厳しさを持ち合わせた本当の人間の生き方を持っているのだと思いました。
③ 上映終了後に、なんと全員の拍手です。映画館で拍手が起こったのは私には初めての経験でした。