♪♪♪♪ 光 庭 の 四 季 折 々 ♪♪♪♪・・・              

ようこそ、胡蝶蘭のブログに。EM庭園の「光庭の四季折々」、EM菜園の「光園の自然農法栽培」等を気ままに綴る。

不要不急の出費を控える行動が定着する

2020年06月28日 | 光庭&光園

 都知事選が始まった。これまでの最高の立候補者(22名)だそうだが、コロナ感染症の影響で選挙戦は様変わりしていると言う。コロナ感染対策の為に握手はしない、街宣活動告知をしない、等に加え、選挙演説状況はオンラインで生中継されるようになったのです。ほとんどの人がスマホを持つ時代。名前が売れていて政策に定評がある候補者サイトにアクセスする有権者が多くなるのだろう。
 だからではないが、22名の立候補者がいても数人の争いになるのは必定です。政治家とは高き志を持って政界で活躍する人々の事だが、これまで話題となった政治家の不祥事を見聞きするにつけ、職業政治屋に落ちぶれてしまった姿に愕然とするのは私だけではあるまい。
 票を金で買う(買収)行為が平然と行われているそうですが、買う方も売る方も完全にマヒしている。金になる政治家を応援する行為の行く末は、議会制民主主義の放棄に繋がる。金は金持ち(金をコントロールする人)から下流に向かって激しく、確実に流れ下って辺り一面をマヒさせる。これでは投票率の低下は避けられないし、例え投票行為はしたとしても金でマインドコントロールされた投票結果は、庶民の意思を反映するとは限らず、結果として庶民の暮らしは一向に良くならない。
 政治を志す者は「庶民の暮らしを豊かにする」為の政策実現をしなくてはなりません。どうも、見ている先が違っているようですね。
 新聞購読者数やTV視聴者数の減少が著しいのですが、金を出すスポンサーの顔色を気にした報道姿勢は、結局は更に顧客を失う事となるのが分かっていない。だからではないが、新聞、TVはほとんど見ないし、見る人が激減して自分で考え決める習慣が出来れば良いのです。
 幸いにも様々なブログで発信している人がいるので、品定めをした上でカテゴリー別に「お気に入り」に入れて毎日見るようにしたのです。既に20年以上経過している生活スタイルですが、支障はないと実感。寧ろ、とても有意義な時間を過ごしていると満足しているのです。

 前置きが長くなりましたが、今回のコロナ禍は消火したかに見えてはいるものの、まだまだ油断できない状況です。国内感染者の増加、海外の感染蔓延が止まらい、ウィルス変異によるワクチン開発に懸念、等々があるにもかかわらず、自粛はなし崩し的に解除されている今、来るであろう猛烈な感染第2波に備えた行動が望まれます。
 安価に流通し始めたマスクや消毒スプレーの備蓄は言うに及ばず、防護服(百均のカッパでもOK)、ゴーグルも備蓄リストに入れると良いと思う。
 浮かれて羽を伸ばしたり、騒いだりする時間はないだろう。スペイン風邪は第2波の感染による犠牲者激増がすさまじかったとありますように、今こそアリとキリギリスの話に出て来るアリ(蟻)に徹する行動が家族や自分を守る事に繋がるのです。
 下水道からもウィルスが検出されたそうですが、その先に、犬猫の糞からも検出するようになるかも知れない。こうなると周囲はウィルスだらけになる。だから、備蓄品に新鮮野菜の冷凍保存やミネラル水も不可欠になる。
 冷蔵庫には不要不急品以外の使う頻度の低い物が多く見受けられる。思い切って整理整頓して空間確保を図り、必要不可欠な品を保存する場所を確保する良いチャンスです。
 写真は「みんなが知っている世界の有名な話」より拝借。


田植え

2020年06月21日 | 光庭&光園

 今年も田植えのシーズンになりました。2週間程前には農業用水の供給が始まり、田に水を引込み、代掻きを2回した後に田植えになります。
 例年では手植えイベントも開催するのですが、今年は事情で全て機械植えにしました。4反(1200坪)にはキヌヒカリ(3反)、もち米(1反)を植えました。使った機械は2条植え機で、近隣の農家さんよりいただいた中古機をリストアして使用しています。手植えに比べたら抜群の効率ですし、一人でも短時間で済ませる事ができます。
 農業人口減少で人手不足が深刻な今、とても助かりますし、更に腰が痛くなる事もありませんから好都合です。
 また、自然農法ですから肥料も農薬も使いません。稲の持つ自然の生命力を活かす農法で、綺麗な水を太陽光で分解し糖分に変えて米粒の形にするのですから、水のエネルギ―が如何に重要かが分かります。
 ここ寒川は湧水が多く昔から綺麗な水には定評がありました。寒川と言う地名は「清く冷たい水」から来たものです。
 ですから水のエネルギーは十分にありますし、人為的な化学肥料や農薬を使わない為に、実に美味しいお米が収穫できるのです。
 このところの健康ブームもあって玄米で食べる方が増えています。理に適っていてお勧めですし、便利な圧力釜を使って炊けば「ボソボソ」感は気になりません。
 米粒の構造は中心に炭水化物があり、この炭水化物を包むように周囲にミネラル分を豊富に含むタンパク質層があります。このたんぱく質層を精米時に取り払ったのが「白米」であり、取り払ったタンパク質を「ヌカ」と呼びます。ですから栄養価の高い「ヌカ」を捨ててしまうと言う「もったいない」生活をしているのですね。
 右の図はJAグループ福島あぐり家の食卓さんより拝借したもので、とても分かり易い。
 私は低糖質生活をしている為に、白米(炭水化物)は食べませんが、毎朝、豆乳ヨーグルトの上に市販のおからパウダー(ヌカ)を大さじに山盛りにして振掛け食べています。エネルギーの元はタンパク質となります。つまり肉や豆類を食べているのですが、タンパク質からのエネルギーを受け取ることが出来ない赤血球には、体内の糖新生機能を活かした炭水化物によるエネルギーを供給できるようにしています。
 こうして田植えが済み、水管理をしながら田の草を取り作業を続け秋の収穫に備えます。
 お疲れ様でした。



人口減少が止まらない

2020年06月14日 | 光庭&光園

 厚生労働省が6月5日、2019年の人口動態統計を公表したのですが、死亡数から出生数を引いた人口自然減は約51万6千人で、初めて50万人を超えたのです。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」は1.36で、前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下した。政府は出生率を2025年度までに1.8に引き上げる目標を掲げるが、どうやって達成するのだろうか。
 
出生数は86万5234人(前年比5万3166人減)で、4年連続で過去最少を更新。主因は25~39歳の女性人口が減っており、厚労省は今後も減少傾向は続くとみている。死亡数は戦後最多の138万1098人(同1万8628人増)だった。

 日本人口のピークは2004年。この年以降は毎年自然減になり、しかも、2007年以降は減少幅が毎年拡大してきていて、2019年は前年より7万1794人拡大したのです。別の見方をすれば、約52万人の自然減は鳥取県の人口が一年でそっくり無くなった事と同じで、減少数の大きさが与える衝撃が大きいのです。
 都道府県別の出生率は沖縄1.82が最も高く、次いで宮崎1.73、島根1.68の順。最低は東京の1.15で、宮城1.23、北海道1.24と続いています。

 こうした統計数字が出て来ると、2100年に日本の人口が5000万人になると言う内閣府の調査に現実味が益々出て来ます。もちろん、今生きている人で2100年を迎える事ができる人は極めて少ないものの、人口減とは反対に長寿命化が進む関係で、現在20歳までの人達にはチャンスがあると思う。
 諸外国の出生率を見てみると、お隣の韓国0.98、台湾1.06、中国1.69、米国1.73となっていて、日本の将来が危惧されると騒ぐが、韓国や台湾と比較した場合、まだまだ良い方なのです。
 沖縄県の1.82を参考に少子化対策を急ぐ必要がありそうですね。
写真は山形県寒河江市にサクランボ収穫応援に出向いた時のもの。今年は豊作だそうですが、価格は随分と高騰しているそうです。チェリーランドでは1kgで5000円でしたが・・・

 


油断大敵、感染はまだまだ続く

2020年06月07日 | 光庭&光園

 新型コロナウィルス感染症はWHOのパンデミック宣言(3月12日)以来、世界中に拡がりを見せていて、今では600万人以上の感染者を出している。勢いは衰えるどころか感染力は強くなり、犠牲者は約40万人にも上っている。
 中でも米国の患者数が世界の30%を占めていたり、感染後の回復者数も極端に低いのが不思議でなりません。やはり、高齢者施設での感染爆発によるものなのでしょう。また、ブラジルやロシアの感染者増加が止まらないのは、全球的な感染の拡がりを警戒するに十分なものです。
 そして、医療体制の脆弱なアフリカの国々での感染が増加してくれば、100年前のスペイン風邪の二の舞となります。
 世界はワクチン開発に躍起になっています。通常ではワクチン開発は動物実験、人体実験、副作用確認、改善、等のサイクルを踏んで2年間は掛かってしまうそうですが、それを半分に短縮して、つまり検証が不十分なまま見切り投与を始める工程を出している国々が多いのは、新型コロナウィルスと同じように心配です。
 もっと心配されるのは、ウィルスが変異する度に強毒性が増して、感染者数や死亡者が増える事。ウィルスの性格が変わればワクチンも変えなくてはなりませんから厄介です。
 やはり、何度も言いますが、自己免疫力を上げる事と生活パターンを変える事が全てを解決するのだと思います。
 日本では非常事態宣言が解除され、少しづつ普段の生活が戻って来ました。でも、浮かれてばかりはいられない。人が集まり、飛沫感染をし易い場所でクラスターが発生しています。夜の歓楽街、病院、施設、通勤電車が危ない。ニュースで騒がれる度に人は行動を慎み、考え、結果的に生活パターンを変えるようになります。
 飲みに行かない、減らす、少しくらいの事では病院に行かない、買物は纏めたり通販を利用、紫外線を浴びて免疫力を増加させるウォーキング、テレワーク等の行動が見直されている。
 連れて商売の形態も変化している。宅配が増加しているのです。アマゾンや楽天市場に行けば、大概の物は手に入るしまとめ買いも可能ですから、利用者が増え、宅配業者はパンク寸前とか。
 クリーニングと宅配を組合わせた商売があるそうです。クリーニング業者は家庭まで洗濯物を集荷しに行き、その日の内に洗濯、包装、宅配します。しかも集荷宅配が無料となれば利用者は増加する。様々な依頼者がいるのでしょうが、外に出なくて済むのですから、感染の心配は少なくなる筈。
 このように点(個人)と点(個人)を結ぶ仕事が忙しくなるのでしょう。まとめ買いを考えるのであれば、アマゾンが間違いなく安いし送料無料も多いのでスーパーに出掛けて購入する機会も少なくなる。
 出掛けるのは自然がいっぱいの公園などになるのではないか。しかし、こういう人が多くなればなるほど経済は縮小する。GDPの大半を占める個人消費が変化縮小している現状、商売は益々難しくなる。商売人は大変だ。昔、流行った赤帽なる個人宅配業が特定の地域内でのビジネスとして再び息を吹き返すかもしれない。
 都会から自然の残る地方に移住するケースもあるだろう。再び地方が見直される筈。
写真は開花を始めた紅白のクジャクサボテン。
 


素朴で気ままな暮らし

2020年05月31日 | 光庭&光園

コロナ禍による自粛生活は既に限界だと言う人々がテレビに登場するが、多く見かけるのは子供を持つ若い母親。子供たちのストレスもさることながら母親もそうなんだろうと容易に想像がつくのですが、子供への食事やその費用についても限界だとも言っている。
 しかし、子供たちに人気の遊園地を自宅内に作ったり、プラレールの上に皿を載せて回転ずしライクな食事を楽しんだりして限界を少しでも回避しようとしている親子がいるのも事実ですし、そんな投稿ビデオを見て微笑ましさを感じる。
 個人差もあるが人は緊張状態の持続はなかなか難しい。だから時々リラックスする時間を欲するのは、人としての性でもあります。三密はダメとか避けるようにしたいは十分に分かってはいるものの、適度にリラックスするには、ストレスを如何にして回避または軽減するかに掛かっている。
 自由になる時間もない、金もない、支援もない、仕事もない、給食もない、先が見えない、具合が悪くてもコロナが怖くて病院にも行けない、マスクが買えない、等は誰しも一つや二つは持っているだろうし、月日の経過で緩和するものでしたが、今回の新型コロナ感染症の影響は未知との遭遇のようで、なかなか解消とまでは行かない。だからストレスの蓄積が長引き、段々とリラックスする余裕が無くなってしまう。その先の先に、精神的に追い詰められて自殺する人が増加する危険性を指摘する専門家もいるし、そのようなデータを見る事もできる。
 ところで、今回の素朴な暮らしですが、私はどうしてもやり遂げたい欲求を持つことはあっても、いつまでにと言う時期については柔軟に考えるようにしているので、欲求未達のストレスを感じる事はないのです。
 また、子育ても終わり自己完結型の暮らしですし、贅沢や効率などの無粋な指標を気にしない。
 当然ではありますが「~がない」は時として深刻となりますが、「~ない」に優先順位をつけて、どうしても「~ない」では困るものを一つ選んで解決するよう心掛けています。つまり同時に「~ない」を2つ以上取組まないのです。
 その時代にあった暮らしを楽しんでいます。
写真は光庭のクレマチス。先月に引続き第二弾の開花です。



疫病、自然災害、世界恐慌

2020年05月24日 | 光庭&光園

 歴史を調べますと、疫病、自然災害、経済崩壊はセットでやってくるようです。
 米国起源のスペイン風邪(1918年)、関東大震災(1923年)、米国起源の世界恐慌(1929年)が発生した歴史。そして約100年後の現在、中国起源の新型コロナウィルス感染症(2019年)、巨大地震、そして世界恐慌が迫っているように感じてしまいます。
 巨大地震が何処かは全く不明ですが、巷で言われる南海地震や首都直下地震なのでしょうか?不安を煽るのではありませんが、何となく不穏な空気が漂いますね。
 そして、疫病被害から経済に軋みが出始めています。中央銀行はお金(経済の血)を印刷して市中に供給し、強引にお金を動かして経済を活性化する試みを続けていますが、肝心の需要の盛り上がりに欠けるようで、各国で失業者が溢れているとニュースが伝えます。
 感染力の強い疫病は私達の経済活動を委縮させるに十分過ぎる程の破壊力を持っているのです。驚く事にこの新型コロナウィルスの抗体を持った人でも、再び発症する事例が世界各地で報告されている事からも、数年は続くと考えなくてはならないのかも知れません。そう考えると東京オリンピックは?
 話は変わりますが、このところの太陽活動のトレンド(黒点数の減少)からは、異常な自然現象発生の前触れに思えて仕方がありません。太陽研究者のレポートでは、太陽活動の減退は太陽から放出されるエネルギー量の減少、宇宙線の増加、つれて地球上に発生する雲の量が増加し、雨量が増加して洪水などの風水害に直結するそうです。そして経済活動もそうですが、結果として食料危機の心配も出てきます。
 そういえば昨年の台風やそれに伴う風速や雨量はこれまでにないものであり、各地で深刻な被害を出した事は昨日の事のように記憶に刻まれています。
 私の家から約1kmのところに相模川が流れていますが、この相模川がもう少しで氾濫と言うところまで水位上昇があったのです。全く想定外でした。
  ですから今年も心配ですね。疫病、自然災害、経済恐慌へと進んでしまうのでしょうか。
 ところで最近特におかしいなと思っているのは、経済指標である株式市場ですが、新型コロナウィルスによる企業業績が悪化し、失業者が増加したり、老舗が潰れていく様を見ても一向に下がらない。一時は下がっても、僅かな期待値だけで上昇に転じる。
 誰かが巨大なマネーを動かして強引に相場を操っているように見える。その誰かの一つが日本銀行だろう。ETFの保有額は30兆円を超え増加傾向にある。日本銀行がお金を印刷しながら株式投資をして、市場が暴落しないよう下支えしている。う~ん、この先には何が待ち構えているのでしょうか?
 海の向こうの米国ではFRBが、米国の天文学的な債務をドル印刷機でバランスさせている。実体経済が毀損しても株式市場が持ち応えている様は、何とも異常ですし、どこかで正気に戻る時(バブル崩壊)が来ます。

 こんな事を考えていると眠れなくなってしまいますが、少なくとも自然災害への備えはしておくべきですね。疫病についても新型コロナウィルスが収まってきたら、マスクやゴーグル、カッパ、ゴム手袋を備蓄してみては如何でしょうか。
写真は光庭で咲き始めたフェイジョア


春の作付けは終盤。新型コロナ感染拡大も一息か・・・

2020年05月17日 | 光庭&光園

 光園では今年もいつもの野菜栽培が始まっています。幅2m奥行16mの狭小圃場ですから、栽培する品種も限られてきますが、糖質制限食を励行する関係で、イモ類栽培は控えめにして、豆類を多くするようにしています。
 多くした豆類はエダマメ、インゲン。家族のリクエストのジャガイモは少なめ。これ加えスイカ、キュウリ、ミニトマト、カボチャの作付けを済ませた今は、乾燥に注意しながら時々水やりをする毎日が続いています。
 当然ですが自然農法菜園ですから、問題のある窒素分は降雨と共に地面に浸み込む分以外は全く使用しません。陽当たりは最高に良い場所にあり、窒素同化作用はスムースに進むし、健康被害の出る硝酸態窒素蓄積は無いように気を付けています。
 だから豆類はいつも豊作。嫌味(エグ味)の無いナチュラルな味が楽しめる為、孫達からも評価が高いのです。
肥料は米糠ベースのEMボカシを基本にしています。米糠には大量のミネラルが含まれており、野菜はこのミネラルを利用して育つのですから、健康的にも最高品質なものが出来上がります。
 慣行農法では窒素肥料を大量に使い、短期間に育て上げる為にどうしてもエグい野菜が出来てしまいます。また、このエグさ成分が身体にとても悪いのです。糖尿病の原因物質だとも指摘されています。しかし、エグい野菜は昔から湯がいてから食べれば、かなり軽減される事が分かっているのも事実ですから、料理方法如何なんですが・・・。
 そして、農薬も一切使用していません。
 光園では自然農法に加え、もう一つの大切な取組があります。それは、コンパニオンプランツを並植する事ですが、特にニンジンには重宝しています。ニンジンは多くの野菜のコンパニオンプランツなのです。でも、インゲンとは相性が悪くナガネギを採用します。当然ですが、育ったらこのニンジンも食べてしまいますよ。
気温上昇と共に肥大成長が始まり、大きな変化を目の当たりにする事が多くなりますから毎日がワクワクです。写真は発芽したエダマメ。光園の近隣でキジの夫婦(つがい)がいて、豆類を食べてしまいますので、網で覆って保護する事を忘れてはいけません。
 新型コロナウィルス感染者の減少傾向が続きます。とは言え引続き東京、神奈川、大阪、等の人口密集地域は非常事態宣言が継続されてます。人口密集地や隣接地との理由からですが、人々の営みは緩和され明らかに人出は増加傾向です。
 ここで濃厚接触による再拡大の悪夢が過りますが、経済活動と自粛活動のトレードオフに皆悩んでいます。私は普段の自粛生活を継続していますが、ここに来て感染と体内への侵入、拡散の仕組みと、それらに対処できる薬が分かってきたのは朗報です。
 薬は感染初期効果薬であり処方薬のアビガン、イベルメクチン、そして感染中期以降の重症化した際の処方薬としてレムデシベルがあるそうですが、免疫システムの暴走で起こるサイトカインストームに対してリュウマチ薬のアクテムラが有効との事。免疫暴走の先に死が見え隠れするのですが、一定の防御薬があるのは助かります。
 ただ、全て処方薬ですから病院の発熱外来等の受診が必要であり、隔離された後に処方されます。
 加えて興味深い事にぜんそくの吸入薬「オルベスコ(シクレソニド)」が、国立感染症研究所の実験で、ウイルスそのものを退治する効果も確認されていると聞きます。このオルベスコも処方薬であり、ドラッグストアで購入なんて事は出来ないし、喘息対応であれば1日1回で24時間効果持続期待のオルベスコでも、新型コロナウィルスへの投与量は全く分かっていませんので、仮に購入できたとしても、素人が扱う事はやめた方が良さそうですね。

 何はともあれ防戦一方から攻撃する術が分かって来た事で世界が変わると思いますが、反面、新型コロナウィルスに感染してしまった後は、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)同様に、一生発症を抑える薬が離せない生活になると言う人もいます。
 太陽光(紫外線)がウィルスを死活させるそうですから、適度のウォーキング、光庭での読書、光園での農作業は欠かせません。
 一喜一憂せずに今後の医学の進歩に期待しましょう。

 


コロナ禍の最中で不謹慎ですが、私なりに人生を謳歌しています

2020年05月10日 | 光庭&光園

 私は戦後生まれの73歳。戦後復興が声高に叫ばれていた時代でしたが、何とか食べて行けるよう自給自足の生活維持活動が盛んだった時代だったようです。実家は田舎の農家だった為に食べ物には困らなかったのを覚えています。 
 今とは違い贅沢は出来ませんでしたが、米が主食で、おやつはさつまいもでしたし、近くの川に出掛けてはシジミやザリガニを、庭の中を流れている小川でドジョウを取って来て食べたりもしました。
 今から考えると随分とワイルドな生活だったのです。

 また、自家製のウメボシはタケノコの皮に包んではよく食べていました。酸っぱかったのですが、これがやみつきになるほど、とても美味しかったのを覚えています。
 幸いにも果樹は梨、柿、クルミ、様々なミカン等が豊富にありましたので、いつもお腹がいっぱいになるまで楽しんだものです。
 家から徒歩で5分程のところに駿府公園があり、その堀(中掘)にはウナギがいて、特殊な漁具で捕まえる事もできました。家の前にはウナギ屋さんがあり、いつも美味しそうな匂いや店主がウナギを焼く時に使う団扇を叩く音が響いてきましたが、今では到底想像もできないですね。
 見よう見まねで、捕まえたウナギをさばいて焼いて食べるのですが、格別でしたよ。

 当時は結核で死ぬ人が多かったそうですが、1949年よりBCG接種が義務付けられ、結核は過去の病になって行きました。私は直ぐに結核の陽性反応が出ていましたものの、自覚症状はありませんでした。
 巡り巡ってこのBCGが新型コロナウィルス感染発症防御に効果があるのではないかと知りびっくりしています。共に感染症を引起すのですが、結核菌と新型コロナウィルスとは構造上大きな違いがあります。結核菌は細菌と言い、小さいながらも細胞を1個持っています。ですから単細胞菌とも微生物とも言います。新型コロナウィルスはこの細胞を持っていないし、結核菌より遥に小さく微生物と言うカテゴリーには入っていても、全く別の厄介な生物(?)であると言えます。
 今回の新型コロナウィルスは全世界で400万人以上の感染者を出し、約28万人が亡くなっています。そして、感染地域は先進国から後進国にシフトし、更に拡大傾向です。北半球では夏場には少し猛威は落ちる(期待)ものの、南半球は更にひどくなると心配されます。北半球では秋から冬場に第2派襲来は確実で、より強力になって戻って来るウィルスに備えなくてはなりません。
 特効薬が直ぐに出て来ると考えるべきではありません。今あるものを症状に即した使い方をするようになると専門家は言います。しかし、何よりも大切なのは普段より自身の生活を見直し、ウィルスの外部からの侵入を可能な限り阻止し、また体内侵入を許しても自己免疫で退治できるよう、自己免疫力を上げる事に尽きます。
 安保 徹(医学博士・故人)の著書「免疫革命」に分かり易く書いてあります。自粛活動期間に熟読し感染第2派に備えたら如何でしょうか。
 糖尿病で高血糖の持病を持つコロナ感染者の死亡率が高いと言います。心配です。私も糖尿病を患っておりますが、1年以上も前から糖質制限をしている関係で、高血糖になる要素はありませんが、食生活に細心の注意を払っているのは確かなのです。
 HbA1cを7.0以下にし、空腹時血糖値は110以下、食後高血糖値は130以下になるようにしています。
測定器はいつもの血液採取で測定する機器ながらも、2~3年先にはスマートウォッチに内蔵され、決めた時間に自動的に測定できるようになると聞きます。採血は不要になるし、早期の実現を期待して止まない。


  


新葉の展開と光庭

2020年05月03日 | 光庭&光園

 光庭では刻々と変わる植物の様々な活動を目にする事が出来ます。今は、その最も活発な時期に当たります。
落葉樹であるヒメシャラ、ハナミズキ、ロウバイ、サルスベリの新葉展開が進み、先が見通せた光庭も新葉に邪魔されるようになりました。
 それぞれにボリューム感溢れる姿で存在感を示しながら、思い思いの花を咲かせる様は圧巻過ぎるドラマを観ている感じがします。
 開花中の花々は、クレマチス、ペチュニア、ミヤコワスレ、ジャーマンアイリス、シラーベルビアナ(下の写真)、クリスマスローズ、シレネディオイカ、ツツジ、シラー、ガーベラ、シラン、ジュリアン、ヒューケラ等。
 蕾を膨らませているのは、バラ、クジャクサボテンですが、開花までには2~3週間は掛かりそうです。
 今日から再び孫達が勉強道具を抱えてやって来ます。学校もお休み期間が長引き、子供たちのストレスが増加していると聞きます。ここ光庭でBBQや野外学習を楽しんだり、光園での水やり作業をして過ごしますので、幾分は解消されるのでないかと期待しているところです。
 何はともあれ、光庭は一年で最良の時期を迎えていますので、毎日3~5時間は音楽を聴きながら植物の世話をしたり、読書をしたりして過ごしています。そんな訳で、活動自粛生活は苦になりませんね。


テレワーク

2020年04月26日 | 光庭&光園

光庭のハナミズキは光庭で一番大きな高木(8m)で、毎年ピンクの花を多く咲かせて楽しませてくれます。
今年も満開状態です。
 この木の下にガーデンテーブルがあり、夏になると強い日差しを遮ってくれますし、時々木漏れ日もあり絶好の読書や宴会場所になります。
 この付属の椅子は鉄製で頑丈ながら、背もたれがほぼ直角であり、少々座り心地が悪いのが難点なんですね。
やはりリクライニングが欲しいところ。
ネットで探していたら金属パイプと布を組合わせた手頃の椅子を発見できましたが、在庫切れとかで直ぐには手に入らないそうです。
きっと中国で作っているのでしょう。

 さて、このところ3密を避ける意味合いから「テレワーク」を推奨する企業や団体が増加していて、パソコンも品薄になっているとも聞きます。
 この「テレワーク」の意味は何なのでしょうか?
WikiPediaによれば、「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語であり、会社での集団的仕事が自宅で仕事ができるとなったのです。
 業種にもよりますが、自宅に居ながらにして仕事ができるのは便利ですし、通勤時間の短縮が図れ、生活向上に役立つと思われます。
 でも、実際は過剰労働に繋がり、公と個の区分けが出来なくなるデメリットも生まれているそうです。
 住宅事情で広い空間も持った住居はなかなか難しい事が主因だとか。
 ですから、見えない敵との戦い中は、これも戦法なのだと諦めつつあっても、定着するのは難しいのではとも思えます。
 ラインのビデオ通話もテレワークに十分な可能性を持っているアプリですが、あくまでも個人使用目的の範囲ですね。


 有名女優の岡江久美子さんが新型コロナウィルスによる肺炎で63歳の若さで亡くなったと知りました。
 また、慶応大学病院は新型コロナウイルス以外の患者67人に対して、感染しているかどうか調べるPCR検査を行ったところ、およそ6%の人が陽性だったとの驚愕の情報がある。
 この数字を日本の人口(約1.2億人)で換算したら720万人が既に感染しているかも知れない可能性を示唆している。感染しても無症状の人は80%程度とのデータもあり、周囲は感染者ばかりと言っても過言ではないのでしょうから、そのつもりで行動しなくてはなりません。
 鎌倉や奥多摩に移動してレジャーを楽しんでいる人が多いと聞く。
相変わらずのパチンコ。
自粛疲れからかも知れないが、責任ある行動が求められています。