大同大学-高森裁判 経過ブログ

「ペンネーム使えますか?」
問い合わせただけで契約を解除された高森が、支援者とともに裁判を闘うドキュメンタリー。

まとめページ作成中

2009-07-28 10:39:47 | その他
 だんだんブログのエントリーが増えてきたし、裁判も進行してきているので、まとめページがないと分かりにくくて仕方ないというご助言をいただきました。
 現在、前田さんのご協力により徐々に作りつつあります。

 できたらそちらで裁判の概要は追えるようにしたいと思います。

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ところで教授会権限について

2009-07-28 09:53:20 | 法律論
 ところで、第2準備書面で「大学という組織体が採用する」と書いてあるには問題があると前田さんは言っています。
 どこの大学でも法人と契約を結ぶのでそんなもんだろうと思ったのですが、「採用者の決定権は教授会にある」のであって、大学の事務方は事務的な条件整備をすることがお仕事なのであって、採用権限が大学当局にあるというのはおかしいと、教職員組合側からは主張ができるのだそうです。

 私としては、大同大学の教授会が採用権限を失おうと知ったことではないのですけどね。

 ところで、担当の○○准教授や教室主任の教授は、大学から「なんの権限もないのに訳の分からないメールを出している」といわれていることを知っているのでしょうか? こうしたことは少なくとも本人たちは採用に関する権限があると思っていなければできないことなので、そこのところがどうだったのか証言をしていただきたいところです。

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表見代理とは?

2009-07-28 02:30:25 | 法律論
 前回の被告大学が提出してきた第2準備書面で大切なのは、教室主任の監督下において○○准教授は「補助的作業」をしていたにすぎないということです。
 教室主任の教授は、カリキュラム編成の責任者であり、その人の監督のもとで「お引き受けいただきありがとうございます」なんてメールが来ているということは、普通なら「ああ、採用されたんだな」と思うだろうということがはっきりしました。
 なので、契約の成立性はより強固なものとなっただろう、というのが第一段階の論証。
 さらに、たとえ採用権限がない一教授個人がメールをしていたのだとしても、少なくとも大同大学は「リストアップの権限」は認めているので、その教室主任の教授が本来与えられている権限を楡越して行使したということにはなるだろうというのが第二段階の論証です。このように一部の権限を与えられた人が、外見上、それ以上の権限を与えられているかのように振舞うことで、それを信用した人が締結した契約は成立しているということになります。
 たとえばデパートの食器売り場の店員が、美術部が扱うべき壷を売ってしまった。本来は食器売り場の店員は、食器を売る権限は会社から与えられていますが、壷を売る権限はなかったのですが、お客さんとしてはそのデパートの店員さんが売ってくれているのだから、そんなことは知りません。ところが、その壷が売れちゃっていることを知らない美術部の店員さんが別のお客さんにもその壷を売ってしまった。なんとか先に売れちゃっている壷を美術部の店員さんは取り戻したいと思ったのですが、それは可能か?というような問題です。
 食器売り場の店員さんには、壷を売る権限がなかったので、売買契約は成立していないということにはならないんですね。契約は成立しています。
 このように契約が代理権限を越えて成立することを「表見代理」といいます。

 同様に、今回、たとえ教室主任の教授にはリストアップの権限しかなかったと大学が言っても、その権限を越えて権限を行使し、採用を通知するメールを准教授に送らせており、私にその旨が届いたということで、表見代理の法理ははたらくという主張をしています。

 とかいって、なんのことはない裁判が終わってから、「「ひょうけんだいり」ってどんな漢字を書くんですか?」なんて聞いちゃったくらいなので(笑)、そんなことがあるなんてはじめて知りましたけど、言われてみたらそうなってもらわないと困ることが世の中いろいろあります。
 権限て?というエントリーで同様の疑問は発していて、普通の人が考える程度のことは、法律もちゃんと考えてあるんですね。ただし、法律的には表見代理が成立するためには、いくつかの条件が必要で、今回の書面や、紹介者の先生の陳述書でその条件がそろったと、竹内弁護士は判断をしたようです。

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大同大学のオープンキャンパスでビラ配り

2009-07-28 02:22:41 | オルグ活動記
 日曜日はオープンキャンパスがあるというので、またビラ配りにいってきました。
 朝10時に大同町の駅に集合。というので、来たのは私と前田さんだけでした。

 どうも、受験生もパラパラとしか来ておらず、あまり宣伝効果は薄かったかなあ~? というのは実は大同大学そのものについても言えるのです。
 日本の大学の半分は定員割れなので、大同大学ももちろん定員割れだとは思うのですが、20人か30人しか見に来ないというのは、ちょっと大丈夫ですかね?

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