システム管理基準追補版

５．２９（火）曇り　システム管理基準追補版説明会出席。

経済産業省の担当室長と作成担当者の説明があるということで合同庁舎へ出かけた。５階の特別会議室でフカフカの椅子に座って説明を受けた。出席者は顔馴染みが６名ぐらいと知らない人が９名ぐらい、後は中国経済産業局の担当部署の方３名。

当初ITCのメンバーに話があり、その内の１名からシステム監査人協会に周知され始めて知った。システム監査人協会からの出席が５名と少なく意外な気がした。

話の内容はシステム監査で使用している「システム管理基準」に、JーSOX法で要求されている統制の考え方を取り入れ、情報システムだけでなくEUCの部分の監査を追加したものをガイドラインとして公表したというもの。２０年度から上場企業は「内部統制報告書」を提出し、財務報告に係る内部統制が有効であるという報告が義務ずけられ、それが正しいかどうか会計監査法人が監査しなければならなくなった。

企業が「内部統制報告書」を作るには、これまでないがしろにしてきた「システム監査」を実施しなければならないということだ。監査法人も報告書が適正か証明しなければならないので大変だ。会計士の方でもシステムに詳しくない人もいるらしい。

この話の内容だとシステム監査に携わる人を如何に育てるか、できる人を集めるかということになる。システム監査に携わっていた人にはフォローの風が吹き出したようだ。

それにしても中国経済産業局の担当は声を掛ける相手を間違っていないか？ＩＴＣのメンバーはシステム監査についてはチンプンカンプンの人が多い。システム監査ならシステム監査人協会に声を掛けた方が説明会も有意義なものになろう。ITCもシステム監査人協会も同じ経済産業局のエリヤなのだから、どちらに声を掛けるか判断ができそうなものだ(；一_一)

話の内容は判り易く、担当した方の説明で大変有意義でした。ありがとうございました。