忘れ物になる前に

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新潟車近況

2015-06-03 23:41:40 | 485系まとめ
運用整理も進み、車両もかなりの数が減った新潟車。今更ではありますが、ここで少し現状を整理してみます。


在籍編成現状

R26
稼働
・廃車かと思われていたR26ですが、先日検査を受け終え綺麗な姿で出場。検査前と変わらない姿で糸魚川快速に充当されています。こちらもステップ装備で活躍中。

R28
稼働
・こちらも数少ない稼働編成。青森時代の面影そのままに快速列車として運行中。こちらの編成、ステップは埋め込まれたままのようです。



そのまま続いて2013年以降運用離脱した編成についてもまとめます。


離脱編成状況
日付は回送日。()内は最終稼働日と最終運用列車

T14
秋田回送2013/9/25(9/16 1059M)
・最終期に残った編成で最初の離脱編成。離脱日は台風の影響でダイヤと運用共に乱れていた日でもあり、運用変更に巻き込まれたまま運用を抜けています。いなほE653系化の前に運用を抜けているため、E653系との共演はわずかな期間のみでしか見られませんでした。

T11
秋田回送2013/10/10(10/1 1057M)
・離脱2編成目。いなほ運用のE653系化と共に余剰したの2編成のうち、こちらは運用置き換えを見届けて運用離脱。E653系の運用自体はこの時点では1往復のみなので、離脱編成は1編成で済みますが、同時に臨時いなほ1往復も置き換えられているため同時期に離脱となりました。

T17
長野回送2014/1/8(1/6 3371M)
・離脱3編成目。いなほ運用のE653系化は春まで1往復のまま推移しますが、臨時いなほのピーク期である年末年始の運用が終了し、臨時いなほ分も対応するための編成数を保持する必要がないことから、運用離脱となりました。T17の運用離脱以降、くびき野=T編成という原則が崩れ、ランダムに運用に入るようになっています。ちなみに、T17の運用離脱後くびき野に入ったのはK1でした。

T16
秋田回送2014/4/17(2/16 3371M)
・離脱編成4編成目は同じくくびき野編成。日付を見ても分かる通り、運用離脱日と廃車回送日がかなりかけ離れていますが、これは車両側に問題があったためのもの。運用数を見る限りでは故障がなければ2014/3の改正まで走り続けたかもしれません。T16の運用離脱後はくびき野にはT15が入るようになっていました。

増結ユニット
長野回送2014/5/29R21伴走(5/17 2004M,R21増結)
・E653系がいなほ運用を置き換えた際、いなほ7号と8号という増結ユニットのメイン運用が置き換えられてしまったため、末期はほぼ非稼働という状態が続いていました。最後はR21に増結という形でいなほ11号と4号に運用。修学旅行シーズンのための増結で役目を終えました。

K2
長野回送2014/6/9(6/5 3371M)
・ムーンライトえちご編成として長らく在籍していましたが、2014年3月の運転を最後に設定が消滅。GWに運転したえちご春の夜空も長続きせず、その後は特急運用とくびき野運用を交互に運用。最後はくびき野で役目を終えました。元々快速充当編成だったこともあり、快速として役目を終えたというのは新潟での活躍ぶりに相応しいものだったかもしれません。

T12
秋田回送2014/6/26(6/21 1057M)
・6月中に2本の運用離脱車が出ていますが、K2は元々ムーンライトえちご編成であったことから、2014/3改正によるE653系運用増加の影響はこのあたりから出てきます。とはいえ団体運用などもあり、運用にはまだ余裕がない状態。この後更にE653系運用が増加しますが、それまでは予備車がかなり厳しい状態になっていました。

T15
長野回送2014/7/28(7/27 団体)
・いなほの定期列車が全てE653系化された7月の終わりに離脱。柏崎花火大会直後、長岡花火大会・お盆のピーク輸送といった前に離脱。前日まで運用入りという驚異的な稼働率でした。T16の代わりにくびき野に入りましたが、6月からR26にくびき野を託し直前まで特急運用に充当。いなほ運用撤退間際には再びいなほ運用をこなすなど、活躍は広範囲に及びました。

T13
秋田回送2014/12/25(12/15 臨時快速)
上沼垂色最後の編成として活躍。その前のT15が離脱した後も4ヶ月以上走り続けました。最終期は団体や臨時いなほにも充当。そんな活躍の最後は臨時快速。本来は北越で離脱の予定でしたが、大雪により柏崎で抑止、除雪終了後に新潟までの回送を兼ねた臨時快速をもって運用離脱。幅広い活躍の最後はイレギュラーなものとなりました。

K1
秋田回送2015/3/18(3/12 1059M)
2015/3改正により新潟車の運用は大幅に減少。それによる余剰車の発生は避けられず、その第一号となってしまったのがK1。ムーンライトえちご、えちご春の夜空の運転終了後も北越くびき野として活躍。ATS-P保有車なだけあり関東にも顔を出すなど、こちらも最後は広範囲に及ぶ活躍。ムーンライトえちごが消滅したため実質定期運用はなくなっていましたが、北越とくびき野で他の編成に混ざり活躍を続け、改正直前で運用離脱となりました。

R21
秋田回送2015/5/8(3/14 3361M)
R編成の若番車が離脱したということもあり、いよいよ485系の終焉が近いと思えるもののとなりました。クロハの前面に穴が開いてしまい晩年は痛々しかったですが、それでも最後まで使命を全うした姿はさすがの一言。おはよう信越の一番列車を担当した列車ですが、485系としての最後のおはよう信越もこの編成。そしてそれが最後の運用になりました。

R22
長野回送2015/6/17(3/16 8621M) EF64-1031牽引
・最終北越充当後、そのままの流れで糸魚川快速に充当。その後はずっと新潟に留置されていましたが、状態が落ち着いたためかいよいよの廃車回送となりました。最後まで連結器カバーが黒で統一されなかった編成ではありますが、長野への回送は第三セクター化されたえちごトキメキ鉄道としなの鉄道を経由することができないため自走できず、中央東線を経由することからパンタグラフ、検電アンテナ、連結器カバーを全て撤去し、EF64-1031に牽引されての回送となりました。

R27
長野回送2015/7/9(3/13 3376M) EF64-1030牽引
・くびき野としてラストを飾った編成。快速として稼働することはなく、改正後すぐに長岡へ疎開。R21編成が秋田へ旅立ったと同時に余裕が出来たためか新潟へ返却。同僚ともいえるR26編成が奇跡的な復活を遂げ帰ってきたことから、こちらも同じような復活を遂げるのかと思われましたが…R22編成同様の状態となりEF64-1030に導かれ長野へと向かい、役目を終えました。

T18
新津回送2015/7/7(クハ481-1508のみ) EF81-134牽引
秋田回送2015/8/10(残る5両)(3/13 3374M) 新潟→長岡EF64-1032
、長岡→秋田EF81-140牽引
・新潟支社からの発表があったように、5/30をもって全ての運用から離脱。以降新潟で留置されたままとなっていましたが、7/7に新津で保管されるクハ481-1508のみが新津へ回送され、残る5両も8/10に秋田へ回送。T編成として最後まで残った編成、そしてT編成では事情があったとはいえ唯一機関車牽引による配給で役目を終えることとなりました。なお、秋田回送の際は一旦長岡へ回送。その後秋田へ再び回送されています。

R23
長野回送2015/9/8(3/13 1058M) EF64-1030牽引
・北越8号充当後、新潟へ回送。その後3/16に一旦石打へ疎開されましたが、5/20に新潟に返却。運用入りも期待されましたが、どうやら再び石打へ。動きが見られない中っ再びひっそりと新潟へ戻りましたが、運用復帰は叶わず長野への回送となりました。牽引はEF64-1030。R27編成同様のスタイルとなりました。

R25
秋田回送2015/11/26(6/12 8621M)
・新潟車で数少ない稼働車として在籍しれいましたが、R26編成が出場した代わりに運用を離脱し、長岡へと疎開回送。その後の運用復帰は叶わず、2015年11月末に秋田へと回送されました。R22,R27,T18,R23は自走ではなく配給として回送されましたが、R25はR21に次いで久々の自走での回送となりました。

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