
『加賀友禅愛憎殺人』山村正夫 徳間書房 1993
加賀友禅作家立花歌水の新作発表会の最中に、二番弟子が殺された。
死体のそばのハンドバックには、不気味なほど白い観音像の写真が残っていた。
2時間ドラマになりそうなトラベルミステリーでしたが、取材はきちんとされているような気がしました。
金城楼と恵是瑠は宣伝なのでしょうか?
やがて『金城楼』で五十年という板長が腕をふるった加賀料理が、次々に座卓に並べられた。
鯛の腹にオカラをつめ込んだ鯛の唐蒸しや、オランダ人から伝わったのが起源といわれているカモの胸肉を小麦粉でまぶし、野菜とともに甘辛く煮た治部煮、浅野川で獲れるゴリの空揚げなどである。それがその日毎に蔵から出すという、加賀蒔絵の椀や古九谷の器に盛られ、料理に見事に調和していた。
酒はビールのほかに、能登杜氏の醸造になる、「福正宗」だった。(p184)
鯛の腹にオカラをつめ込んだ鯛の唐蒸しや、オランダ人から伝わったのが起源といわれているカモの胸肉を小麦粉でまぶし、野菜とともに甘辛く煮た治部煮、浅野川で獲れるゴリの空揚げなどである。それがその日毎に蔵から出すという、加賀蒔絵の椀や古九谷の器に盛られ、料理に見事に調和していた。
酒はビールのほかに、能登杜氏の醸造になる、「福正宗」だった。(p184)
ここの描写から山村先生はきっと金城楼でお食事をされたに違いないと確信しました。

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