ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

10月初旬の畑

2015年10月07日 09時40分38秒 | 家庭菜園
10月初めの畑での仕事はそんなに多くはありません。それまで植え付けた物の収穫が主な仕事です。

夏から秋にかけて収穫をしてきたものに枝豆とネギがあります。
枝豆は早生種の物は7月の中旬ころには食べられる迄に生長します。今ころの時期に収穫を迎えるのは晩生種の物です。
早生種の枝豆は種まき後75日から80日で収穫できますが、晩生種は120日もかかって生長するため、豆の大きさは早生種の物より大きくなります。

我が家の枝豆は枝の背丈は高くなりサヤも大きくなっているのですが、かなりの割合でサヤの中に実が入っていない物があるのです。数年前にも同じ状態になったことがありましたが、その時は肥料を多くやりすぎ窒素分が多すぎたのが影響していたと考えられました。
今年はその二の舞を避けるため、今まで作物を植えたことのない畑の片隅でそれまでの残留肥料分の残ってないと思われる場所を選んで種まきをして、しかも化成肥料は全く施さないようにしたつもりですが豆の出来は思わしくありませんでした。うまくできなかったのには何かしらの原因があるのでしょうね。


このネギの品種は九条ネギです。4月の末に種から育てたものです。9月初めころより収穫ができるようになりました。

これから収穫を迎えるものには秋野菜の代表の大根、白菜があります。
良い収穫を迎えるために大根と白菜はすでに間引きと追肥を終え、生育は順調のようです。

大根の太さは3センチぐらいになっています。白菜の外葉はまだ巻き始めるほどには大きくなっていません。

他の作物を見てみましょう。
9月の中旬に株分けしたイチゴは根着きが完全ではなく枯れる寸前の物もあります。

子株、孫株のイチゴが畑にはまだまだたくさんありますので、早いうちに丈夫そうなのを見繕って植え替えてやらねばと考えています。

長芋の様子を見てみましょう。

今年の長芋は葉の生長を見る限りでは、あまり芳しくないと予想できます。
葉の茂り方が少ないのと葉そのものの大きさが例年より小さいのです。葉の生長が良くないということは葉の光合成で得られる栄養の量も少なく、地下の芋にもその栄養がいきわたらず芋が大きくならないと予想できます。

今年、落花生をかなりの株を植えてみました。種から育てたのですが200粒ぐらいは植えたと思いますが、そのほとんどすべての株が順調にそだっているようです。

地中に実が付く作物なので掘り出すまでは成果はわからないのですが、地上の株の育ち具合は良いように思われます。9月の中旬に試し掘りしてみたところ、ちゃんと実がついていました。収穫が期待できます。


これはアスパラガスです。赤い実がついていますね。中には右画像のように実を付けないのものもあります。
アスパラガスは雌雄異株なのです。赤い実がついているのが雌株で、全く実を付けないのが雄株です。
栽培農家では主に雄株を栽培しているそうです。雄株のほうが雌株にくらべて収量が多いそうなのです。
その理由は雌株は栄養が実を付けるために使われる割合が雄株に比べて多く使われてしまい、人が食用とする幼株の生長が雄株に比べると劣るからだそうです。これからアスパラガスの株分けの作業をしなければなりませんので、雄株を選別して株分けしてみることにしましょう。

さて、最後は玉ねぎの苗の生育状態です。

玉ねぎの種をまいたのが9月初めですが、苗の生育はあまりよくありません。種からの発芽率がまずはひどく悪かったのです。昨シーズンは種を8月中旬に蒔いたところ苗の生育が良すぎて大きくなりすぎて、翌春の早い段階でトウ立ちするものが多くみられました。今季は少し種まきを遅くしたのですが、今年は8月下旬以降の気温が高くなる日が少なく、苗の生長が悪くなってしまったのです。この分では苗の購入を考えなければならなくなりそうです。
作物の生育は人が考えるようにはうまくいきませんね。
ともあれ、残り少ない畑の作業を原則通りにやるしかないですね。



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