ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

KLE400の点火プラグ交換とエアフィルター(旅の準備その2)

2012年07月06日 10時36分52秒 | バイクカスタム
購入時の距離計が19700kmだった我がKLE400も32000kmにもなりましたので、点火プラグの交換とエアフィルターの状態を見てみることにしました。
プラグの交換などはごく簡単だと思われがちですがこのKLEに関しては、それは甘い。
なかなか手ごわい作業でした。燃料タンクの真下にプラグが位置しているため、結局はタンクを外し、裸の状態までしなければならなかった作業の顛末を以下に記します。

まず、車体後部のサイドカバーをはずしてシートを取り外します。
その後フロントカウルのサイドカバーをはずせば点火プラグが見えてきますので、まずそれをはずします。
  
上記画像の左に写っている3本を外せば右画像のようにサイドカバーがなくなりプラグのある位置までたどり着くことが出来ますが、エンジンヘッドの奥まった所にあるプラグそのものを目視することは出来ません。
この状態でプラグを取り外すことは出来そうですが、今回はエアーフィルターの点検もしたいので燃料タンクも外すことにしました。この作業が実は面倒です。タンクそのものは2本のボルトで車体に固定されているだけです。これを外せばタンクは車体から分離されます。


ですが、タンクにつながっているホース類を外すのに時間が掛かりました。
狭く見えないところにある3本のホースの内1本のホースクリップが邪魔をしてなかなかホースを引き抜く事が出来なかったのです。指先の力と長柄のマイナスドライバーなどを駆使してやっとクリップを押し下げホースを抜くことが出来ましたが、大変面倒な作業です。

上記の画像の指の先に面倒なホースがあります。

タンクを外して裸になれば後の作業はすいすいと運びます。外した点火プラグの状態の画像が表題のものです。
このプラグは12000kmも走っていましたがプラグは電極の磨耗も少なく掃除をすれば使用可能かとも思われたが、いずれ寿命が来るものだしそのときに面倒な作業はまたしたくないとの判断で新品に交換。


タンクなどを取り外した裸の状態です。

エアークリーナーのボックスです。
ボックスのふたを開けるとフィルターエレメントのスポンジには黒ずんだ汚れが付いていました。

それを洗浄液(灯油)に漬け込みきれいにしてから少し乾燥させオイルを滲みこませて元通りに組み付ければエアーフィルターの掃除の作業も終わりました。
これで一万キロ以上はプラグやエアーフィルターのメンテナンスなしで走れるでしょう。
取り外したパーツを元通りに組み付ければ作業完了。
エンジンの構造上やむをえないとは言えプラグ交換とエアーフィルター点検はあまりやりたくない作業でした。
裸の愛車の全体像を見るとかなりスリムに良く作られてはいるんですがもっと良い設計もあったのではと思わせる作業でした。



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