ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

今月の畑の様子(7月)

2013年07月01日 16時22分14秒 | 家庭菜園
6月の畑の様子と大きく違っているのは左側の手前に植えられてあるキュウリの葉が繁茂していることです。

今年の秋田県は梅雨期間にもかかわらず記録的な少雨です。秋田市の6月の降雨量は16mmだったそうです。一月の降雨量ですよ。この少雨の記録は明治に測候所が開設されてから最も少ない雨の量との事です。平年の1/6しか降雨がなかったとの事です。

ですから、人手に拠る水遣りをしなければ作物は駄目になってしまいます。5月中旬より十分な降雨がありませんので、朝夕の畑の水遣りが近頃の農作業の大事な仕事になっています。
せっせと行った水遣りと気温が高かったせいか、キュウリの生育は早く、思ったより早く収穫を迎えることが出来ました。
例年だと我が家のキュウリが採れるようになる時期は地物のキュウリが安く出回り価格も安くなっているのですが、今年の東北地方の少雨のためか、キュウリの価格が安くならないそうです。
そのせいで自家産のきゅうりは今のところ家人には喜ばれています。

それに引き換え、今年の収穫がほとんど無かったのが「よさく豆」です。サヤに実が入り始めたころの「よさく豆」は朝の味噌汁の具の定番なのですが一二度だけほんの少し採っただけで、すずめの襲撃に合い、全滅させられてしまいました。

サヤの中の実がふくらみかけた頃を見計らってすずめがその実をつっついてしまったのです。よさく豆は残念ながら畑より引退してもらわなければなりません。それにしても憎らしいすずめ共です。

こんな風にすずめは鞘の中の実を食べてしまっているのです。

さて。他の作物はどうでしょうか。
玉ねぎは先日、収穫を終えました。
玉ねぎは葉が倒れてきたら収穫時期です。
   
そんなに大きな玉のものはありませんでしたが、雪消え後の苗の成長期に低温が続いたりした事を考えれば、まあまあの出来でしょう。

我が家の畑でちょっと例年にないものを発見しました。
次の画像を見てください。

なにやら実が付いていますね。これは何だと思いますか。ジャガイモの実です。
ジャガイモは花が咲いても実が付くことはめったに無いのですが、今年は一株だけ実が付いているのがありました。ジャガイモの品種は「男爵」です。数年前に「キタアカリ」を植えたときには多くの実が付いたことがありましたが、男爵では初めてです。品種によっては気温が高い地域では実が付くことがあると聞いたことはありますが、秋田で男爵に実が付いたのは栽培してから20年ぐらいになりますが、初めてです。
これも高温少雨の影響でしょうか。

春菊やチンゲン菜は早々と収穫時期を終え花盛りとなっています。

手前が春菊、その奥がチンゲン菜の花です。高温の影響なのでしょうか作物の生長が早く進みすぎて、おいしい期間が短いように思われます。高温が続いているため、露地栽培でも「ハウス栽培」のような「促成栽培」になってしまっているのです。適度な気温が長く続いてくれると作物の成長も緩やかなので収穫期間は長いのですが今年のように急激な高温少雨の状態は野菜の栽培農家の人たちは大変だと思います。

他の作物をもう少し見てみましょう。
       
トウモロコシとインゲンとピーマンそれに長芋です。いずれもおおむね順調な生育ですが、トウモロコシの下の葉に黄色くなってきているものがありました。これも少雨のためでしょうか。
今週の後半には雨が降るとの予報です。畑の作物のために期待したいところです。

畑の隅にあやめが咲いています。あやめは高温の影響は無いようです。綺麗に咲いてくれていました。


それにしても、まとまった雨が欲しいと思う今日この頃です。雨が降るとバイクには乗れませんが今はバイクよりも作物のために雨です。大体、この暑さではバイクに乗るのも一苦労です。日中はバイクには乗れたものではありません。

にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿