ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

8月28日、朝の月(C90makで月を撮影)

2013年08月28日 09時19分20秒 | ひまつぶし
しばらくブログの更新をサボっていましたが、また再開しました。
再開の第一弾は私が持っている望遠鏡のお話です。

けさ、少し早く起きて空をみあげたら半月が南の空に掛かっていました。朝の4時半過ぎのことです。早期高齢者は朝が早いんですよ。

急いで望遠鏡を取り出し、その月を撮影してみました。表題の画像が撮影した8月28日早朝の半月です。
この画像を撮った撮影機材を紹介しましょう。
まずは望遠鏡はセレストロンのC90makというもの。
この望遠鏡はアメリカの光学メーカーの物なんですが製造国は中国です。その為、価格も手ごろで価格の割にはそれなりにしっかりした製品との評判の物で今年の春先に購入したものです。
マクストフカセグレン方式の反射望遠鏡です。1250mmの焦点距離で主鏡の口径が90mmなので決して明るい望遠鏡ではありません。(F値は13.8と暗いです)
ですが、月や明るい土星などを見るには充分な性能を持っています。
この望遠鏡に接続したカメラはルミックスG1というミラーレス一眼です。
望遠鏡の接眼レンズの代わりにカメラを接続していわゆる「直焦点撮影」で撮影しました。
カメラレンズの代わりに長焦点の望遠レンズを付けたものと思ってください。

ルミックスG1はマイクロフォーサーズの撮影素子なのでその焦点距離は35mmフィルムに換算すると装着したレンズの2倍の焦点距離になりますので、2500mmもの超望遠レンズということになります。
その為、画角(視野角ともいう)が極めて狭く、少しの振動でも機材が振れて画像もぶれてしまいます。
また、この画角の狭さ故、天体の動きを追尾するのにのんびりしてはいられません。
カメラのファインダーに月の全景が収まっている時間は10秒たらずです。
天体を自動追尾可能な赤道儀や経緯台があれば長時間露光が可能なのですが小生は持ち合わせておりません。
今の所、この望遠鏡は月や土星といった明るい天体の観望と撮影が主な使用です。

さて、この望遠鏡を載せている架台はビクセン光学の経緯台でポルタⅡと言います。
この経緯台は微動装置付きですので、天体の動きにあわせて手動で追尾を容易に行うことが出来ます。
実際は、水平方向と仰角を同時に両手で操作しなければなりませんのでカメラのファインダーの中心に目標の天体を納めておくのは結構、慣れが必要ですです。

ポルタⅡは積載重量は5kgまでのようですのでC90makとルミックスG1の組み合わせですとブレも少なく快適に観望が楽しめます。天体観望の入門者の小生にはちょうど良い機材です。何より見たいときにさっと取り出し気軽に夜空を楽しむ事が出来るのが何よりです。
天体観望はまだ始めてから日も浅いため、試行錯誤の連続ですが楽しんでやっています。
都会地では空をながめて、星空を楽しむのもなかなか難しいでしょうが、当地秋田市は10分も車を走らせれば視界の開けた郊外に行けますのでその点では田舎暮らしにも良いところがあります。

さて、話は変りますが昨日のニュースで「全国学力テスト」の順位の発表がありました。これによると秋田県の児童の成績は全国トップレベルとの事です。数回連続で一位だそうです。
近年、全国各地から教育関係者が秋田県を訪れて授業の仕方などを研究しているようです。
先日は「教育再生実行会議の」面々(座長は早大総長の鎌田薫氏)が秋田国際教養大学を視察に訪れました。

秋田県は高齢者率や人口減少率は全国トップクラス、県民所得も全国最下位クラスですが、教育に関しては決して低い水準ではありませんので、「全国学力テスト」の順位は久々の明るいニュースでした。

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