ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

五能線の列車にはメーテルは乗っていなかった!

2018年09月05日 21時25分02秒 | 風物・光景
先日の日曜、天候が良さそうなので、遠出をして写真を撮ってきました。
行った先は青森県西津軽郡深浦町です。
日本海に沈む夕日と五能線の列車を一緒に撮ってみたかったのです。

ただ漠然と行ったわけではありません。日の入りの時刻に列車がいる場所を確定しなければ夕日と列車を同じ画像に納めることはできません。

まずは日の入りの時刻を調べます。
それに使ったのは「日の出、日の入りマップ」というアプリです。パソコン版やスマホ版があります。無償で使えるフリーソフトです。
その日の入りは18時14分とわかりました。
そして次に調べたのは五能線の運行ダイヤです。その時刻に走っている列車は一体どこにいるのでしょうか。
偶然とは恐ろしいものです。横磯駅に下りの深浦行きが18時12分頃に到着するのでした。

もうお分かりですね。横磯駅で列車の来るのを待てば夕日と共に列車を撮影できるのです。(映画の「点と線」の気分!)
現地には40分ほど前につきました。撮影機材を整え、時刻の来るのを待ちます。
自分の思惑通りに行くのだろうか、列車が遅れたりしないだろうか?
その時刻間際に天候が急変しないだろうか?

列車が遅れても天候が変わってしまっても、この計画はご破算になります。
このようにして撮れたのが次の写真です。


列車の窓越しに見える夕日です。

3両編成の列車に乗っていた乗客はたった一人でした。
乗客にメーテルがいないかと探して見ましたが、彼女は乗ってはいませんでした。

帰りに立ち寄った八森町の駐車場から眺めた星空があまりに綺麗だったので、上空の白鳥座あたりを撮ってみました。

これです。


長い距離を走ったのと、うまく写真が撮れているのかが気になり、帰宅した時にはどう―っと疲れが出ました。
同じシチュエーションが二度あるとは限りませんが、機会があればまた挑戦したいと思っています。
五能線と夕日は何度でも挑戦する価値のある対象なのです。
今度は真冬に行ってみようかしら。


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