ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

110(ワンテン)フィルムで写真を撮ってみる(その2、カメラが故障)

2016年07月14日 18時00分06秒 | 写真とカメラ
いざ写そうという段になって、auto110が残念なことにフィルムの巻き上げが出来なくなり、シャッターが下りなくなる故障になってしまいました。
自力で修理をするのか、専門店に修理に出すのか、はたまたあきらめて別の個体を探すのかの選択をしなけらばなりません。これらの選択の中では稼働品の格安中古品を購入するのが現実的だと思われます。
早速中古品で動作確認済みのものを探し出し購入することにしました。
わたくしはカメラのコレクターではありませんので外観などの程度にはこだわりません。不具合なく動作している物ならば良いのです。そこで次に入手したのがこれです。↓↓↓

外装にシボ革が貼ってあるものでauto110マロンと言うものだそうです。革の色がマロン色です。
それ以外には故障した個体のものと全く同じです。ストロボも付いてきましたが、こちらは動作未確認です。
ボタン電池も入っていてすぐに写せる状態のものでした。
故障したカメラから撮影途中のフィルムを抜き取らなけらばなりませんが、明るいところでその作業はフィルムが感光してしまう恐れがあります。
そこで、押入れの暗闇の中でフィルムを入れ替えました。押入れに入り、何やらごそごそとやってる光景は、家人が見たら不審に思うでしょうね。家人に見つかることも無く無事にフィルム交換は完了。
レバーを操作してフィルムを巻き上げ、シャッターボタンを押して見ましたら、何事もなくシャッターが下りました。
シャッターが下りる瞬間の緊張感はなんとも言えませんね。デジタルカメラにはないドキドキ感です。
中学生の時、父親のカメラを無断で持ち出しシャッターを押したときの、感覚です。
シャッターを押した瞬間、ファインダーの向こうにある被写体がレンズを通してこちら側に来る、という感覚を味わうことが出来ます。
フィルムカメラの愛好者がなくならないのは、こんなことにもあるのかもしれませんね。
デジタルカメラが良く写るのは当たり前のことですが、フィルムで撮る写真が良く写っているかは現像してみなければわかりません。早くフィルムを撮り終えて結果を見てみたいと思っています。でもフィルムはそれなりに高価ですので慎重に被写体に向き合う姿勢が必要になってくるでしょうね。




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