SALUT!スイス★SALUT!KLAS

長野の北アルプスに囲まれてすごした中学3年間の山村留学を終え本物のスイスアルプスを臨む高校に入学したモトと家族の日記

カフェオレ タイム♪

2010-04-30 | 入学まで
ミーティングが終って 最寄の駅に降りたのが 夜の11時近く。

最短距離で 家に帰ろうと思うと 暗い公園を通らないといけない。

遠回りして帰っても けっこう寂しい道、、、、、


だれか迎えに来てくれないかな~ 一応 でんわしてみよ。。。

motoに電話。

 「 駅まで 自転車で迎えに来てくれないかな~~??? 」

           (駅まで自転車なら5分かからない)

 「 甘えとらんと 自分で帰ってきんしゃい! 」

   「 こんな夜道・・ 公園で襲われたら どーすんの。。。。 」

  「 だいじょー。 お母さんなら問題ないわ 」

   「 お父さんも くつろいでる感じだよね~、、、 」

 「 そうね。。。  」



 まぁ・・・ いっかーーー 

夜の公園は 私でも 一応・・・ 怖いので 遅くなって帰るときは

一気に 全速力で駆け抜ける~ 

気合入れて 走るかーーーー


と思ったら、 駅から人の波が。 3~4人 同じ方向。 公園に向かってる!

よっし!  この流れの2番目あたりに入ろう。。。


無事公園を 抜けて・・・・ あっ そうそう。 明日の長野への車中で飲む

飲み物を少し買って帰ろう♪ 最寄のコンビニに立ち寄る。 

帰ったら みんなで カフェオレでも飲も~~♪


コンビニ袋をぶら下げ 無事帰宅。


 「 た~だいまぁ~~ !!! 」

しーーーーーーーんーーーーーーーー


あれ??? だれもいない??? なんで???

携帯を見ると motoと主人から着歴が。

motoに  かける。


どうやら 私の帰りが遅いので (と 言っても 10分くらい遅いだけ、、、 )

motoは  で、 主人は で 私を探しに出たらしい。 

程なくして 2人が帰ってきて・・・



 「 そんなに心配してくれるんなら 最初から迎えに来てくれたら

                             良かったのに~~ 」 

  「 ・・・・・・・・・・ 」


あれっ? 反撃無し? ラッキー 

“ コンビに行くって言え ” って 怒られるかと思った~~~ (笑)



 「 カフェオレ 飲む???  」

  「 うん。。。 」 

 

和太鼓の和

2010-04-29 | 入学まで
育てる会の山村留学で 力を入れていることのひとつに 「和太鼓」があります。

子供たちは 日本全国各地の伝統的な演目や踊りに挑戦します。

この春 3年間の山村留学を修園したmotoも 

山村留学に行きたいと思った動機のひとつが和太鼓でした。


そして・・・ motoの志望校が スイス公文に決まった昨年から

学校のホームページなどを見ていて得た情報が・・・

“ スイスで和太鼓をやっているスイス人男性がいる” ということ。

彼はレミさんというお名前で、川崎の和太鼓グループ「響」というところで

太鼓修行をして、帰国した後にスイスで「レミ太鼓」を立ち上げたのだと。

そんな繋がりから、 「響」のメンバーの方がスイスに赴き、

レミ太鼓と共演、その流れでスイス公文にも訪問、生徒たちと日本文化を楽しんだ様子が

記されていました。


早速、「響」を調べて 代表の方に連絡。

実は初めて連絡をしたのは 約一年前のこと。

motoが山村留学を継続せず横浜に帰ってくると言う予定だったので

帰ってきたら 「響」に入れてもらおうと思ったのです。

先ずは、一度 練習日に伺うことになっていたのですが

ところが motoは 土壇場になって山村留学を継続することになり・・・・


あれから1年が過ぎ・・ ようやく先日 実現したわけです。



motoは 初めての訪問だったので 緊張もあったようですが

久しぶりの太鼓はとても楽しかったと。

代表の方やメンバーの皆さんが いろいろと気遣い

丁寧に基本から教えてくださったり motoが叩ける演目をいくつかピックアップして

一緒に楽しませてくださいました。


皆さん仕事帰りなので 夜間ですが ほぼ休憩なしで3時間。

慣れない太さのバチもあり さっそくmotoの指には豆がいっぱい。。。

それでも 心地よい疲れと爽快感で 本人大満足で初顔合わせは無事終了。

暫く、 スイスに行くまでの間 通わせていただくことになりました。


スイスに行ったら レミ太鼓に時々・・練習に行ったり

イベントに参加させてもらえたら万々歳♪ といったところですね。

motoは 笛にも挑戦したいと意欲満々。


山村留学で培ったものを こんな風に拡げていけるのって良いですね~

motoは恵まれている。。。。

談笑の時

2010-04-29 | 入学まで
もともと 小学生だった子供たちと 4人で布団を並べて寝ていたので

子供たちが 山村留学から帰省しても

相変わらず・・ なんら違和感なく 私と主人の間に布団を敷く子供たち。


今は Joが山村留学中で motoと主人と3人ですが

川の字(motoが大きいので、もう文字のカタチ通りにはなりませんが・・・)

になって寝てます。


もう高校生なのに??? と 声が聞こえてきそうですが(^^;

3年間 離れて暮らしていたこともあって

そのスキマの埋め合わせ? でもないけど

夜 布団に入ってからの 3人の談笑タイムが楽しくて

眠るのが惜しい今日この頃です。


だいたい主人は 瞬時に寝落ちてしまうので

最後は 寝つきの悪い 私とmotoの談笑タイムになりますが

昨日は 珍しく 主人がノリノリで

学生時代の武勇伝に 自己陶酔(笑)

突っ込みどころ満載なので

主人が ボケて (本人にボケてるつもりはありません)

私が突っ込み、 motoがウケて さらに突っ込む・・みたいな・・・


この時ばかりは 自分の中の「 突っ込み 」キャラを

引っ張り出されてしまいます(笑)


そんなこんなで 最近のパターンは

夜の宿題タイム(motoは公文の宿題、私たち夫婦は仕事の宿題) の後

1時すぎには 布団に入り

昨日は・・・ 2時半まで談笑、、、、

さすがに 朝、ちょっと後悔しましたね~  

今日は宿題したら 日付が変わらないうちに寝たいです~



7月に スイスに行ったら 帰ってくるのは 正月のみ。

それも2年目以降は どうなるか・・・

大学も海外コースに進みたいらしいので

余計に この2ヶ月が貴重に感じちゃうんですね。。。。


あと2ヶ月という期間限定なので 仕事の合間を縫って

motoとの親子時間も楽しみたいなぁと ちょっと欲張ってます♪


はじめに。

2010-04-29 | はじめに
motoの親離れは、意外に早くやってきた。

小6の12月。

育てる会・山村留学センター主催の スキー合宿から帰って来た夜

「 中学から *八坂 (山村留学) に行くから!  」

と宣言した。    *長野県大町市(旧八坂村・美麻村)


小2の夏から 同団体主催の短期・山村留学へ行っていて

小4あたりから、 通年の(1年間単位)山村留学ができることを

だれからか聞いてきた。

以来、 地元横浜の友達連中との別れが惜しくて 通年の山村留学を

年々見送ってきた。

とうとう小学校も卒業が近づいてきて・・

友達の中学進学先もバラバラだったことに 背中を押され

ついにmotoは、長野の北アルプスをのぞむ山村で

1年間の山村留学することを決断した。 (結局3年間)


月の半分は、センターと呼ばれる宿舎で 全国から集まった小中学生らと

共に、大兄弟さながらの暮らしをし、

村の子供たちが通う小中学校へ 毎日片道12キロを通う。(徒歩5キロバス7キロ)


月のもう半分は、村の里親農家さんのお宅にホームスティし、そこから学校へ通う。

この育てる会・山村留学のシステムの素晴らしさを際立たせているのが

農家さん宅での家族生活と言える。


山村留学生の生活は 非常に忙しく、そしてエキサイティングである。

大自然の恩恵と厳しさを ある意味 地元の子供たち以上に味わう。

普通に地元の学校に通い、勉学やクラブ、学校行事をこなしながら

センター活動も精力的に行う。

年次の農作業、プチ自給自足の生活、ヨットや登山、キャンプ、座禅、陶芸、

炭焼き、和太鼓や舞踊、 村の運動会にも参加する。

収穫祭には 個人研究の発表も。冬はスキーやクロスカントリー・・・

当然 蒼白い子供も夏には浅黒くたくましく変身している。


ゲームも漫画もテレビも携帯電話も・・・当然ipodもない。

子供たちの塞がれていた視界は大きく広がり、自然世界の音にも敏感になり

「対話」をするうようになる。 

人として 当たり前の暮らしが そこにある。。。。。



親としても そこに大いに魅力を感じて

二つ返事で 送り出した motoの山村留学。

motoは ここで中学の3年間をすごしました。


基本的に自己管理ができるようになり

洗濯や身の回りのこと、宿題など勉強なども自分で計画を立ててできる様子。

(計画倒れも多々ありながらも・・・)
 


ここで身に付けたことを土台にして さらに ステップアップができる高校へ~

それが 高校選択のテーマでした。


スイス公文学園は そんなテーマにぴったり填まっていて

第2志望が考えられないほど motoも私たち家族も スイス公文学園への

入学を熱望しました。


*スイス公文学園のロケーションが 山村留学の舞台と酷似していること

  アルプスを望む山合いの、のどかな田舎で自然環境抜群。治安も良い。

*国際文化交流を大切にしている。

  日本の文化や歴史、文学を大切にしている。海外との交流もさかん。

*質素な暮らし、人間らしい暮らしをモットーにしている。

  (余計なものは持ち込まない)

*校内生活、授業の大半が英語で行われ「英語を学ぶ」より「英語で生活」

*ボランティアに積極的

*一般の高校では体験できない活動が多くある。

*高校卒業後の進路に選択肢が多い。(海外だけでなく日本の大学も受験できる)


他にもあるけど これだけあれば充分。


3年間 山村留学でやってきた和太鼓もスイスの文化交流に生かせそうだし

山村留学先の村の中学では 部員数が足りなくて男子は野球部オンリーだったので

motoの希望する卓球やバスケができなかったのだけど

KLAS(スイス公文国際学園)では、クラブの掛け持ちもOK。

体も存分に動かせそうです。

この中学3年間の中で スキーも上達。スイスでもきっと楽しめるでしょう。


ということで、KLASを受験し

点数も順位も不明ですが (たぶん かろうじて?) 合格することができ

晴れて この7月、KLAS22期生となります。


受験前のKLASの情報は極端に少なく 不安もありました~

一応、入学オリエンテーションが終りましたが

まだまだ 全容はわからないことだらけのKLAS。

これから 少しずつ・・ 楽しみながら ブログアップしていきます~