あえてマイラーに

中山９Ｒ　アスター賞　芝1600ｍ
◎ソルエパトリオット
　レースを覚えさせていく段階でがりがりと行き合う形にはならないだろう。開幕週でもあり、基本的に前が薄い組み合わせだ。前走で主張して結果を得たソルエパトリオット。ここも行ける可能性の高い組み合わせだし、少頭数の外枠で行ききれずとももまれず先行はほぼほぼ確約。小柄だが体は大きく使えるし、ある程度のクラスまではいける器という見立てもある。ちなみに開幕週の1600ｍで行われた過去９年で逃げた馬は（３２０４）。

中山11Ｒ　紫苑Ｓ　芝2000ｍ
◎ミアネーロ
　母がPulpit×ヘネシーで自身にMr.Prospector４×４で軽い走りのマイラー。2000ｍが本質とは思ってはいないが、開幕週で緩い流れからの後傾ペースを想定するとマイラー的なスピード値の高さが求められるのではという見立てでここから入ってみたい。

中京９Ｒ　浜名湖特別　芝2000ｍ
◎セブンサミット
　２ケ月以上の間隔で（２３３２）。掲示板を外したのはダートだけ。連軸、ワイド軸には置きやすい。

中京10Ｒ　ムーンライトＨ　芝2200ｍ
◎ワイドエンペラー
　オークス馬ウメノファイーバの孫で右回り→左回りという過程で１→３着、４→１着、10→１着、10→１着。前走でもサウスポーぶりを発露してくれた。使い込んでパワーを要求される馬場もあいそうだ。ルシフェルが素質上位で３歳馬で52キロも魅力だが初の左回りで調教も右回りと販路ばかりというのが気になった。

中京11Ｒ　エニフＳ　ダ1400ｍ
◎サンライズフレイム
　母の父がアフリート。これまでフルゲートのレースが大半で最少でも13頭立て。最内枠がどうか？という面はあるにしろ頭数が減ったのがさばきやすい、外に出すタイミングをつかみやすいという点からもプラス材料だ。字面は右回り（４１００）で左回りが（２０２０）だが、コーナーリングを見ていると左回りの方がスムーズに動けているように感じている。根岸Ｓはエンペラーワケアに０秒５差をつけられたが、中だるみで少し掛かり気味になって能力の開放度に差があって勝負付けが済んだわけではない。