非大馬場でパフォアップ

中山９Ｒ　白井特別　芝1800ｍ
◎グラニット
　２歳10月以降は馬券に絡んでいない馬に◎というのもどうかとは思うが、ここは先手を奪える可能性が高い組み合わせ。凡走後でもあり厳しいマークにあう立場でもない。1800mで逃げれば（１００３）という数字は取り立てるほどのものではないが、スプリングＳが０秒４差の４着、ラジオＮＩＫＫＥＩ賞が０秒６差の６着で２走前が０秒１差の４着。開幕週という点も踏まえれば大駆けがあっておかしくはない。

中山11Ｒ　京王杯ＡＨ　芝1600ｍ
◎アスコリピチェーノ
　ダイワメジャー×デインヒル系×Sadler’s Wellsなのに広い馬場でも好走を続けていた。非大馬場は初参戦だが、パフォーマンスアップが期待できる舞台だ。関屋記念は後傾ペース泣きしたディスペランツァとサンライズロナウド。ことに後者はNureyev≒Sadler’s Wells５×４でデインヒルもちでたぐる強さのある走法で開幕週の時計勝負がどうか？という面はありつつも中山での変わり身は楽しみ。

中京11Ｒ　セントウルＳ　芝1200ｍ
◎トウシンマカオ
　大跳びで広い馬場向き、外枠向くという見立てをしている。これまで７、８枠の1200ｍでは（３００３）。掲示板を外す凡走は不良馬場だった。中京1200mは（０００３）だが、不良馬場と重馬場で掲示板を外して４着は後傾ペースのなか58.5キロでラストで脚を繰り出していて悪くはない内容だった。休み明けでステップレースという位置づけにはなってくるが、今年の春にも高松宮記念の叩き台の中山のオーシャンＳを３ケ月超えの休み明けで８枠で勝っている。広い馬場、外枠で良馬場なら能力を発揮できると判断した。