アラフィフが見えてきた私と年の差育児

中学1年の娘と5歳の息子との育児や毎日の生活で感じたことを綴ります

愛情が足りない

2018-09-23 06:41:55 | 
昨夜、携帯を貸す貸さないの些細なことがきっかけで娘と言い合いになった。

最初は携帯だけだったのに、
「ママは、何も買ってくれないし、貸してもくれない。遊んでもくれないし、何もしてくれない。ママから愛情が感じられない。全然足りない。」
と言われました。

それは心外だと思い、いつからそう感じていたかを聞くと「小学校に入ってから」という。
確かにぬいぐるみ遊びなどのごっこ遊びは、娘も賢くなってきて、適当ではダメになり、いろいろ指定が多くなって、私が付き合い切れなくなってきた。

それに、二人目の妊娠も分かり、悪阻や自転車に乗れないことから、外出も制限されてしまっていた。
そして、出産後は前の記事に書いた通りである。

それまで娘が一人じめできていたママは、突然いなくなってしまったかのように感じていたのかな。

「みーやんは、何が一番不満かな」と聞くと「ママが、るーくんに取られた感じ」という。

やっぱりそうか。

「みーやんは、ママの一番がいいんだね」というとコクリとうなずいた。

「ママもね、妹が生まれた時、『なこちゃんが一番なのに!』って、思ったんだよ。
いろいろあってね、あまりに悲しくて悲しいって、思わないことにしたんだ。でもね、悲しいって思わないようにするとね、不思議なことに、楽しいっても感じなくなるんだよ。感情がないって、すごくつまらないよ。そして、ママはそれをじぃじのせいにして大人になったの。」

「それでママはどうなったの?」

「妹ができてから残念ながら一番にはなれなかったな。それどころか、人に感情を出すことができなくてね、誰もママのことは分かってくれないんだって思ってたの。

でもね、パパに出会ってね、なこちゃん一番!でいいんだよって言ってくれたの。そしたらね、それまでのさびしんぼなこちゃんとかプリプリなこちゃんがドバーッて、たくさん出てきたの」

ここまで、話したら娘は泣き止んで、穏やかな顔で私の話を聞いていた。

「もっと秘密の話をしようか?」
「なになに?」

「みーやんが生まれ来てね、みーやんが泣くと、パパが『おー!みーやんどうした?』って一番にかけつけるのが悲しくてね。え、なこちゃんが一番じゃないの?って。ママはみーやんにヤキモチ妬いてたよ。ママになりきれてなかったんだよね」

娘はニヤニヤ。

「でも、今はみーやんとるーくんがママが一番!って言ってくれるでしょ。だから、なこちゃんは嬉しいんだよ」

「ママにとってはみーやんも、るーくんも一番!どっちが一番っては言えないな。
みーやんが一番でいいんだよ!って言ってくれる人、これから探そうね!」
と言ったら、少し恥ずかしそうにしてました。

これから、娘はどんな人に出逢うのかな。

良い恋愛をして欲しいな、と親として願わずにはいられない。

娘の寝顔を見ながら思いました。

寂しいという気持ち~心の開放~

2018-08-04 06:46:57 | 
娘「るーくんはいいなー。ママにずっと抱っこしてもらえてさ」

私「じゃあ、るーくんのおっぱい終わったら、みーやんも抱っこする?」

娘「ウン」

こうして娘は、しばらく我慢して順番を待って、抱っこする。

息子を抱っこした後の娘は大きくて、感覚がおかしい。
そして、抱っこを見た息子がすごい勢いで私のところにやってくる(((^^;)

母としては、とっても有り難い光景なのだけど、そうすると、娘が遠慮して息子に譲ってしまうのだ。

私「今はみーやんの時間だから良いんだよ」

と言っても、息子が泣くのが可哀想だから、と言う。

優しい♥️



ただ、この前は違った。
息子の機嫌が悪く、娘の甘えを先延ばしにしてしまったのだ。

娘のご機嫌を損ね、
「るーくんはいいよね。ずっと抱っこしてもらえるし。みーやんのことは嫌いなんだ。みーやんのことは好きじゃないんだ。どうせみーやんは一人ぼっちだもん」と言って、大泣きし始めた。

それが、私自身のインナーちゃんと重なってしまった。

感情のコントロールがきかない。

子どもたちの前で泣くなんて!と言う気持ちに反して、みるみるうちに、涙が溢れ始める。

気づいたら、泣き叫んでいた私。
「ママは、一度だってみーやんを嫌いだなんて思ったことない!
これっぽっちも。
みーやんとは何回もケンカしてきたけど、その度にちゃんと話し合って、仲直りして、心が近いと思ってたよ。
みーやんは違うの?嫌われてるって思ってたの?ママ、今まで何をしてきたんだろう…」

その叫び声に驚いたのが息子。
今一番好きな「いろっち(オモチャ)」を私に一生懸命くれようとしている。笑

その姿に、私は半笑い。
泣いていたのに、幸せだなぁと感じてしまった。

そして、娘は…
「違わない…」と言ったままポロポロと静かに泣いている。

あぁ、伝わったみたい。

そこへ「ただいまー( ´ ▽ ` )ノ」とパパが帰宅。

泣き顔の私たち二人と、オモチャを差し出してる息子を見て、
「へ?何?」っていう顔をしている。

そりゃ、そうだよね💦

でも、ナイスタイミングで帰って来てくれた。

私は「ん、もう終わったの」と言ってご飯を準備。

みんなで一緒に食べて、お風呂に入って、寝る時に少し話しをした。

「私自身も一人ぼっちで、誰も私のことを分かってくれる人なんていないと思って大きくなったから、みーやんにはそう言う思いをして欲しくない。もし、そう感じたら、ママに伝えてね」と言うと、
娘「私の中に、時々悪魔みたいなのがくるの。そうするとあぁ、言っちゃう」と言う。

「それはさ、寂しいを我慢し続けた最後に出てくるんだよ、きっと」と言うと、「そうかも」と納得した様子。

「ママは、ばぁばやじぃじに寂しいって言わなかったの?」と聞くので、「言えなかったなー。我慢の子だったもん」と言うと、
「それは嫌だな。みーやんは言っちゃう」

「それでいいんだよ」

我慢なんてしてても、良いことなんて一つもない。
ちょっと大変だけど、思ってることは話して欲しいな。

そして、そんな環境をいつでも作っていけたらと思う。