無限の可能性Ⅱ ~The  Possibility of Infinitie ~

人には、動物には、自然には・・無限の可能性があります。
日々の出来事感じることを書いていきたいと思います。

2019-9-26 トイトイファーム温川牧場「引退馬の事」

2019-09-26 23:40:21 | トイトイファーム温川牧場

2019-9-26 トイトイファーム温川牧場

こんばんは。

かっぱです。

昨日に妻が牧場入口に看板を設置してくれておりました。

馬さん達は特に神経質で臆病な面もありますので子供達の金切り声が苦手なんですよね~・・・って・・・私も苦手ですが・・・特に最近は親御さんたちが自分達の遊びに夢中になって子供達の事は見られていない方が多い、見ていても注意しないとか・・・まあ~牧場のルールはあくまでも動物達が安心できるように、そして人も危険にさらされないようにと両方のルールでもありますので一つでも守れないと厳しいですが牧場外に出て行ってもらっております。最初はイエローカード・・・そして次はレッドカードで牧場外でございます。今の所中に入られた方々で注意をした方はいないですが・・・

本日はコスモラブモアも仮設のパドックに出てご機嫌さんでした。。。

風が吹いて気持ちよかったです。

走るのに特化するように改良されてきたサラブレッドは特に足が長い・・・その為に地面に生えている短い草を食べにくそうに感じました。

野生に戻ればもう少し足が短くなるんでしょうね~

今地球上にいる草食動物の中で圧倒的に多いのがヤギさんなどの偶蹄目で反芻をする草食動物です。そしてサイや馬の様に奇蹄目等の草食動物は過去の地球で栄えた草食動物で今現在は絶滅に向かっております。馬も野生の馬は地球上では殆ど生き残っておりません。家畜としては数はいますが・・・

私は思うのです。馬が居る時代に馬と共に生活出来る時代に生きているという事は、なんて凄い事なんだと・・・

少し昔は人や荷物を運ぶために重宝されてきた馬達が今は娯楽のために家畜化されているんです。言わば競馬等が良い例ですね。それも役目を終えると大方が殺処分です。年間3500頭が引退すると言われている競走馬達は生まれて少し経つと走るためだけの調教を受けて引退するまで走り続けます。馬は本来そんなに走る動物ではありません。必要な時に走るだけです。特にサラブレッドは足先が細く骨折する事が多いのです。そこまで走っているという事ですね。骨折しても治るものは治してまた走り続けます。ダメなら殺処分です。そんな頑張り続けた競走馬達は役8~10年で引退します。(因みにサラブレッドは25年から30年の寿命)毎年3500頭近くが引退馬として競走馬としての登録を抹消されます。その内の1割未満がセカンドライフを提供され又リトレーニングを受けてセカンドキャリアで活躍します。ほんの一握りなんです。運よく乗馬クラブ等に行きましても年が行き役に立たなくなると処分です。その際には元馬主には一切知らされません。引退馬として何処に行くのか馬主には知らされないのです。暗黙の了解のような事があるみたいですね。凡そ9割以上もの引退馬がされ馬肉となりますが提供した方(馬喰)はそれなりの金銭を受け取っております。最終的には馬肉にされる為に専用の牧場に集められるんです。心ある馬主さんは自ら飼育するか引退馬を引き取って最後まで育ててくれる方を必死で探しております。私は自分が午年なので馬達が大好きなんです。小さい頃から馬達と共に暮らせる生活を望んでいたのですが・・・ある心ある馬主さんと私の想いが一つになり一頭の命を助ける事が出来たのです。再調教の事や馬場の整備等の問題が山積みになっておりますが先ずは引き取るという事が先決だったので後の事はどのようにでもなります。命を預かる事を思えば小さな問題です。不安から先に入る人もいますが・・・それでは何も想いを叶えることが出来ないので先ずは一番大切な事(命)を何とかするという想いが想いを叶える原動力になりますね!!

本当に微々たる事なのですが・・・このことを切っ掛けにいたしまして知り合いにも1頭の引退馬が行きました。小さな波紋もいずれはJRAも考えざるを得ない程の波紋になるという事を私は,良く知っています。

ありがとうございます。



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