たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

霜降岳と観音岳

2012年05月21日 08時21分50秒 | 山の上
毎日の通勤路である山陽自動車道。

宇部ICからしばし行くと、「霜降山トンネルが有ります。
しかし、NAVIの地図上には「観音岳」と記されており、しかも側にある山はネットで調べてみたら、「霜降山」ではなく「霜降岳」が正確なようです。



いいのか?、そんなんで・・・



それはそれとて、5月19日、以前から気になっている「観音岳」を登ってきました。」ホントはカタクリ狙いの寂地山(山口県最高峰)を狙いたかったのですが、財布の中身が724円・・・
さすがに遠出は心細いので、近場にします。

観音岳は霜降山系の南側で、展望が「開けていれば」宇部市街が一望できるはず。


そんな曖昧な期待で車を走らせます。
今回のコースは、末信橋から観音岳直下の貯水タンクをめざし、そこから観音岳を登り、貯水タンクまで引き返した後、霜降岳の前城、本城、中城を巡り末信橋に帰るルートを設定します。


ざっと、7kmほどの山歩きです。


末信橋の左岸下にある駐車スペースにブリトニーを駐め、準備を完了しスタートしたのは9時7分。

道なりに進むと貯水タンクに登る道のゲートに出ます。
第1ゲート、第2ゲートの脇をすり抜け、貯水タンク上の第3ゲートまで約30分、ここから右に入ると観音岳、左に入ると霜降岳へ向かう道に入るようです。

それでは観音岳に向けクライム・オン!!
歩きやすい登山道を進むと10分ほどで大きな岩場に出ます。
なりふり構わず岩をよじ登り、その上からの絶景を楽しみます。
さらに進むと小高いピークがあり、ここが頂上かと思いきやもう一つ向こうのピークがどうやら観音岳のようです。

一端、小高い丘を下り、そして登る・・・
そこは展望の無い、そして特に「頂上」である証の無い観音岳頂上でした。

おそらくこの岩が山頂・・・

長居は無用です。
再び来た道を戻り、霜降岳管理道入り口に着いたのは10時10分頃。
霜降山系はいろいろなコースが楽しめるように、縦横無尽に登山道(遊歩道?)が整備されており、今回はその中で貯水タンク~田代平~田代池~鳥越峠~鳥越池~前城~本城(霜降岳山頂)~中城~末信のルートを選択します。

たぶん、メジャーなコースでは無いのでしょうが、道もしっかりしており、迷うことは無いと思います。

管理道から3分ほど歩けば田代平への分岐点です。
さらに5分ほど歩いたらピークに着き、そこから10分ほど急な下り道を降りたら田代池に到着です。
鳥越峠への分岐を少し入ったところで、この日初めての給水休憩です。

5分と休まず、鳥越峠の登りを制し、またまた急な下りを降りると鳥越池に出ます。
スタートから1時間半ほどで4ピークを越えますが、直射日光の少ないコースなので、さほど疲れていません。

ここから前城に向け15分ほど登ると前城です。

時計を見ると11時ジャスト。

持ってきたストーブでお湯を沸かし、コーヒーを入れて飲みます。

そうする内に、60人ぐらいの子供会の集団が到着し、広場は子供達で埋め尽くされました。

子:「おじちゃん、これ(ストーブ)なあに?」
た:「お湯を沸かす機械だよ」
子:「お湯わかしてどうするの?」
た:「コーヒーを飲むの」
子:「なんでコーヒーを飲むの?」
た「-岳-って漫画を読みなっ」


会話がめんどくさくなったので、早々に本城に向かうことにします。
一端、軽く下り、そして登る・・・
5分もせずに静かな霜降岳山頂に到着です。


帰りは末信方面に直接降りるコースを取り、15分ほど降りたところにある中城を経由し、12時7分、ちょうど3時間でもとの駐車場に到着です。

帰りには持世寺温泉側にある豆腐屋で「豆乳ソフト」を購入です。

(ここの豆乳ソフト、マジ旨い)


ちなみに今日のコースはこんな感じ

霜降岳は山口県100名山の一つなので、2週目にして4座制覇です。
残りは96座。来週は「全国植樹祭」に勤務のため登山はお休みです。
コメント
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