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綿の花

2013年08月15日 19時18分08秒 | 花の神話と伝説

和名:ワタ (綿花)
別名 ワタ・ツリーコットン・アジワタ

フリー画像様より

花言葉   「優秀」「繊細」「偉大」「崇高」「有用」「優秀」
         「私を包んで」「偉大さ」

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科・属名 アオイ科・ゴッシピウム(ワタ)属
原産地 熱帯アジア・アメリカ原産
状態 多年草・低木


夏に花弁の奥が暗赤紫色をした淡黄色(白色)の花を咲かせるワタ。
夕方になるとだんだん赤味を帯びてきます。

秋に実をつけますが、実が熟してはじけると白い綿(ワタ)があらわれます。
この時、3~5裂した綿が白い花のように見えるため、綿花と呼ばれております。
繊維作物としての歴史は古く、インダス文明(紀元前2600年~1800年頃)最大の遺産・モヘンジョダロから綿布が発見されております。

日本へは奈良時代今から約1200年前の延暦18年(799年)に三河の国に漂着し、天竺人によって伝えられたと言われております。

主要産地は中国・アメリカ・ロシア・インドなど多数の品種があります。
カイトウメン・エジプトメン・アジアメン・リクチメンなどが栽培され、
中でもリクチメン(陸地棉)が全体の70%近くを占めております。

コットンは種子から綿毛をとる繊維植物ですが、美人の形容に例えられておりますフヨウやハイビスカス、タチアオイなどと同じアオイ科の植物なので、黄色や白の美しい花を咲かせ、品種によってピンクや紫・濃黄などがあります。
草丈は60~150cm、開花期は7~9月頃です。

コットンの花が散った後に丸みを帯びた実が熟しますと、実がはじけて中から真っ白なワタがこぼれます。

このワタは古くから栽培され、江戸時代には需要を上回るほど栽培されましたが、現在では作付けがほとんどありません。

 ● 属名の「ゴッシビウム(Gossypium)」は、ラテン語の「gossum(腫れもの)」という意で、実の形が語源とされます。

● 「cotton(コットン)、tree cotton(ツリー コットン)」は英名
cottonはアラビア語の「qutun(クトゥン)腫れ物」が語源とされます。

● 腫れ物とはボールのように膨らんだ実の形からきております。

和名のワタは「棉」または「綿」と書き、「棉」は、まだ繊維に加工される前の植物全体指し、「綿」は繊維に加工されたものを指すそうです。

ちなみに木綿は漢語の「モクメン」から「モメン」に転じたもので、
古くは「モンメン」と呼ばれていたそうです。

  

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