goo blog サービス終了のお知らせ 

🌸🌸扉の向こうに🌸🌸

扉の向こうにあるものは・・・

ローズマリー

2014年02月19日 19時28分10秒 | 花の神話と伝説

別 名  「迷迭香(まんねんろう)」「万年蝋(マンネンロウ)」
     「迷迭香(メイテッコウ)」



花言葉 「思い出」「記憶」「再生」「静かな力強さ」「私を思って」
     「誠実」「親切」
フランスの花言葉では「あなたが来てくれたので私の悩みが消え去った」


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□■□■□■□

・数あるハーブの中でも、とりわけ強い薬効とその秀でた香りで、ラベンダー等とならび代表的な香草、ローズマリー。
・シソ科の多年草で、青や紫を中心とした花色は、白やピンクに近い種類もありますが、このお花のイメージは、美しい青色。
そのせいか、属名のRosmarinusも、ラテン語で「海のしずく」を意味しています。
・ローズマリーの薬効は、特に女性の強い味方として古くから数々のエピソードを通じ、称えられてきました。
名前の由来
・「Rosmarinus」はラテン語で「海の露」という意味で、
ローズマリーが海に向かった断崖によく咲く事からきています。
・「officinalis」は、「薬用の」という意味です。
現在の「rosemary」(聖母マリアのバラ)という名前の由来はよくわかっていません。

・ローズマリーは料理にも多く用いられます。
ウスターソースの添加料の一種で、スパイスとしてスープにも入れられ、花から採った蜂蜜は、最上品とされます。
葉から採った精油は迷迭香と呼ばれ、香料や石鹸の原料にされます。

・ローマでは、花の香りが死体を永く保存すると信じられており、ローズマリーを葬式の花として使用 しました。
また、この花の香りは記憶力や思い出の力を強めると信じられました。
・現在のイギリスでも、ローズマリーの枝を墓穴におろした棺の上にのせる慣習があるようです。
・アメリカの作家のバーナード・ショーは、「ローズマリーを自分の棺に入れるように」と遺言状に書いたことで有名です。

・ローズマリーは思い出と記憶のシンボルとされ、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」にも「ローズマリーは思い出のための花」とあります。

・聖母マリアの神木ジュニパーに似ているために、バラの元祖えあるという言い伝えがあります。
・スペインでは、ローズマリーはもともと白い花を咲かせていたが、聖母マリアが青いマンとをかけてからは青い花になった、
・イエズスキリストの身長より長く伸びない、33歳で亡くなったイエズスキリストと同じ33年経つとそれ以上生長しない、
・女神ヴィーナスと同じく海から生まれたとして愛が叶う、
・魔よけやお守りの木として身につけたりドアノブに掛ける、などの言伝えがあります。
・ 記憶、友情、愛情のシンボルとして古くから利用されていたハーブで、古代ギリシャでは記憶力の増強に用いられました。
・ハンガリー水は、ローズマリーで作られ、ハンガリーのエリザベス女王が恋した若い男性のために美しくなりたくて用いました。
・ 教会では香として焚き、お葬式では棺の上に置いたり、結婚式では花嫁に編みこんだ冠として利用されています。
日本には中国を経由して、江戸時代の末期に渡来しました。

・独特の強い芳香には、記憶力を高める・若返りなどの薬効がある。

・また、抗酸化作用・活性酸素除去作用が高いとされるポリフェノールを多く含み、花粉症の症状を和らげる作用も期待されております。

・文学作品や戯曲、詩や歌にも多く登場している植物。
サイモン&ガーファンクルの名曲「スカボロー・フェア」の歌詞「ローズマリー」は、この花のこと。
・学名は、「海のしずく」を意味する単語。

ローズマリーは、地中海沿岸地方原産(地中海沿岸の白亜質で石灰に富む丘陵地帯)で、シソ科に属する常緑性低木。
生葉もしくは乾燥葉を香辛料として用いる。
また精油は薬にも用いられる。
花も可食。

属名Rosmarinusは「海のしずく」を意味しております。
愛や貞節の象徴とされております。
様々な品種があり、立性と匍匐(ほふく)性種に分かれる。
花の色は、青から紫色のものがほとんどだが、白や桃色のものもあります。
活性・薬効
消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることからヨーロッパでは古くから肉料理にしばしば使われております。
カレーやポトフ、アイントプフ等のスパイスとして利用されます。
また、抽出物(精油ではない)には、高い消臭効果があることが知られており、商用消臭剤にもしばしば応用される。
ドイツコミッションEモノグラフ収載ハーブ。炎症抑制効果、血行改善効果があり、外用によりリューマチなどの関節炎、内用では消化不良に対して使用されております。
育毛効果:複数のハーブと組み合わせた使用で育毛効果があることが知られているが、これは、5αリダクターゼ阻害作用、血行促進作用、炎症抑制作用などに起因すると考えられる。
記憶力を改善する作用:主成分であるカルノシン酸には、神経細胞の維持に重要な役割を果たす神経成長因子の生成を高める効果があることも報告されております。
軽度のアルツハイマー型痴呆症患者に対しては症状が改善する可能性のある報告がされております。
ロズマリン酸には、花粉症の症状を和らげる作用があることが知られております。
カルノシン酸、カルノソールには、生体防御機構を活性化させる作用があり、解毒作用を高めます。
安全性
香辛料としての使用量程度であれば問題はないが、人に対し医療目的で大量使用した場合の薬効作用に関しては、信頼のおけるデータはありません。
次の事象が知られております。
月経刺激作用や子宮刺激作用があります。
外用により光過敏症、発赤、皮膚炎を起こす恐れがあります。
アレルギー性接触皮膚炎を起こす恐れがある。
妊娠中および授乳中の外用使用に関して、安全性は確認されておりません。
主要成分のロズマリン酸は抗菌作用を示しますが、活性酸素生成能も示すことから、酸素、金属イオンと共存した場合に細胞毒性を示す可能性が示唆されております。
動物実験
カルノシン酸を投与することによって、脳梗塞による壊死を予防することができることが確認されており、アルツハイマー病やパーキンソン病への効果も期待されます。
成分
テルペノイド、フラボノイド、カフェタンニン類からなる多様なポリフェノールを含みます。
主要成分
ロズマリン酸 (rosmarinic acid)
カフェ酸 (caffeic acid)
クロロゲン酸 (chlorogenic acid)
ゲンクワニン (genkwanin)
ルテオリン (luteolin)
カルノシン酸 (carnosic acid)
カルノソール (carnosol)
ロスマノール (rosmanol)
ウルソール酸 (ursolic acid)
オレアノール酸 (oleanolic acid)
ベルベノン (verbenone)
α-ピネン (alpha-pinene)など。
《基本情報まとめ》(Rosemary)
シソ科 常緑低木
原産地 地中海沿岸
高さ 20センチ~2メートル前後(立性種と匍匐(ほふく)性種がある)
花期 3~5月、9~11月
花色 青紫、白、ピンク・紫蘇(しそ)科のハーブ。
・学名
  Rosmarinus officinalis
   Rosmarinus :ロスマリヌス属
   officinalis : 薬効のある
 Rosmarinus(ロスマリヌス)は、
 ラテン語の「ros(露)+ marinus(海の)」が語源。
 海岸近くに生えていることから。
・地中海沿岸原産。
・青紫色の小さい花。
 冬から春にかけて開花。
・葉は細長い。
・芳香あり。
・薬用、香料用に栽培される。
・5月9日の誕生花

別名「迷迭香(まんねんろう)」の由来
 葉っぱが冬も緑色で あることから「万年朗(まんねんろう)」
 の漢字で表現されたこともありますが、中国での呼び名の「迷迭香」が
 そのまま漢字表記として適用され、読み方のほうは「まんねんろう」のまま残って
 「迷迭香(まんねんろう)」になったようです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□■□■□■

ウィキペディア その他より
必要に応じて加筆・訂正致します。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿