別 名 「コシカ(鼓子花)」「アオイカズラ(葵葛)」「False bindweed」
花言葉 「絆」「情事」「優しい愛情」「和やかさ 絆」
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ヒルガオ(昼顔) は、夏に、日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付く
ナス目ヒルガオ科ヒルガオ属の野草の蔓性多年生植物です。
花の形は、アサガオに似て漏斗状をしておりますが、ヒルガオは花色が濃桃色だけです。
また、アサガオには種子ができますが、ヒルガオには種子はできません。
アサガオが早朝に咲き午前中には萎んでしまうのに対し、ヒルガオは昼間も咲いております。
葉はやじり形をしており、アサガオ(朝顔)の矛(ほこ)形に比べるとすっきりしています。
葉は互生します。 同じヒルガオ属にコヒルガオ(小昼顔)がありますが、
コヒルガオの花径の方が小さく(3~4cm)、 茎に突起物があり、
葉は小さく側片が2列します。 コヒルガオ(小昼顔)の開花期は、
ヒルガオより若干長く5~8月に咲きます。
ヒルガオ科の花
サツマイモ(薩摩芋)
●学名
(昼顔) Calystegia japonica
(小昼顔) Calystegia hederac
ヒルガオ(昼顔、学名Calystegia japonica、シノニムCalystegia pubescens他)は、
ヒルガオ科の植物。
Calystegia : ヒルガオ属
japonica : 日本の Calystegia(カリステジア)は、
ギリシャ語の 「calyx(萼(がく)) +stege(蓋(ふた))」 が語源。
●名前のとおり、昼間に開花。 夕方にはしぼむ。
●晩春から秋まで長い間咲き続けます。
●つる性の多年草で、地上部は毎年枯れます。
●春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばたなどに繁茂します。
●夏に薄いピンク色で直径5~6cmの花を咲かせます。
●花の形は漏斗形。苞葉が萼を包み込みますので、帰化植物のセイヨウヒルガオ(西洋昼顔、学名Convolvulus arvensis)と区別できます。
●茎は蔓性となり、地下茎は砂中をはう。
●葉は長柄があり互生し、緑色のハート型ないし腎臓形で、厚く、光沢があります。
●5~6月には淡紅色で直径4~5cmのヒルガオに似た花を開く。果実は球形で、種子は黒い。
アサガオのように鑑賞用に栽培されることは、殆どありません。
また、結実することはまれですが、地下茎で増え、
一度増えると駆除が難しいため、大半は雑草として扱われます。
黄色のヒルガオはありません。
★ヒルガオの花言葉の由来
「絆」・・・根で組み合っているので、「絆」という花言葉になったと思われます。
アサガオ同様朝開花するが昼になっても花がしぼまないことからこの名がつけられました。
コヒルガオ
ヒルガオの近縁植物としてコヒルガオ(小昼顔、学名Calystegia hederacea)があります。
ヒルガオと似ておりますが、花弁が直径3~4cmとヒルガオより小さいこと、
花柄に縮れたひれがあること、葉の形などの差異があります。
大抵は雑草として扱われますが、八重咲の園芸種が栽培されることもあります。
ハマヒルガオ
ハマヒルガオ(浜昼顔、学名Calystegia soldanella)はヒルガオ科ヒルガオ属。
海岸の砂地に群生し、日本全土、および世界に広く分布します。
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