別 名 「鼓草(つづみぐさ)」「ダンデライオン」

花言葉 「飾り気のなさ」「真心の愛」「別離」「思わせぶり」「神のお告げ」
「真実の愛」「愛の神託」「神託」「軽率」「軽薄」「飾り気のなさ」
「田舎の託宣」「明朗な歌声」「無分別」「なまめかしさ」
季 語 「仲春」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
名前・花言葉の由来
・花言葉
「愛の信託」タンポポの綿毛は、恋占いに使うことから、「愛の神託」の花ことばがあります。
「別離」綿毛がふわふわと遠くへ飛んでいってしまうことから「別離」の花言葉もあります。
名称
古くはフヂナ、タナと呼ばれておりました。
タンポポはもと鼓を意味する小児語でした。
江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったのが通説ですが、その他にも諸説ございます。
・「たんぽぽ」の由来は、鼓の音を模したとされております。
・種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」
(綿を丸めて布などで包んだもの)に似ていることから
「たんぽ穂」と名づけられ、「たんぽぽ」になりました。
・別名「鼓草(つづみぐさ)」
茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるから。
また、「たんぽぽ」の名は、 この鼓をたたいたときの音の
「たん、ぽんぽん」の 略が由来、ともいわれております。
・ダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド= リオン(dent-de-lion)に由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させるこ とによります。
・英語名は「ダンデライオン」。
「ダンデライオン」「ライオンの歯」の意味。
ギザギザした葉を、ライオンの歯に見立てました。
”ライオンの歯”。(フランス語の dent de lion から)
独特の葉のギザギザを、荒々しい獅子の歯並びにたとえられました。
・漢字の「蒲公英」は漢名から。
子季語
たんぽ、鼓草、藤菜、白花たんぽぽ、桃色たんぽぽ、蒲公英の絮、西洋たんぽぽ
関連季語
解説 蒲公英は黄色い太陽形の花。西日本には白色の花も見かけられる。花が終わると、絮が風に飛ばされる。
来歴 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及
実証的見解 タンポポは、キク科タンポポ属の多年草の総称であり、世界で四百もの種が確認されております。
日本でも、さまざまな種が全国各地の道端や野原に自生します。
三月から五月にかけて ぎざぎざの葉の間から茎が伸び、その先端に直径四センチほどの黄色い花を一個つけます。
花は、舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まって頭花を形成します。
頭花は日が照ると開き、日が沈むと閉じます。子房が熟すと花は綿状になり、風に乗った種子は四方に散らばります。
多くはユーラシア大陸に自然分布する。
特徴
多くの種では黄色い花を咲かせ、綿毛(冠毛)のついた種子を作ります。
生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもあります。
50センチ以上もの長い根を持ち、最大で1メートル程度まで伸びる個体も珍しくありません。
成長点が地面近くに位置するロゼット型の生育型で、茎が非常に短く葉が水平に広がっている。このため、表面の花や茎を刈っても容易に再び生え始めます。
撹乱の頻発する、他の植物が生きていけないような厳しい環境下で生えていることが多い。
古典園芸植物の1つで、
江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種がありました。
朝花が開き、夕方花が閉じます。
花の特徴舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まり、頭花を形成している。
そのため、頭花が一つの花であるかのように見えます
(これは、キク科植物共通の特徴)。
舌状花1つに計5つの花びらをつけます、1つに合着した合弁花冠であるため1つの花びらをつけているように見えます。
舌状花の中央部は雌蕊が伸び、雄蕊が計5本合着しております。
舌状花の下端には子房があり、その上部から白い冠毛が生えております。
この冠毛は後に発達し、風によって種子を飛散させる役割を担います。
日本における在来種と外来種大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種があります。
在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。
また、在来種は概ね茎の高さが外来種に比べ低いため、生育場所がより限定されます。
夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポです。
見分け方としては花期に総苞片が反り返っているのが外来種で、
反り返っていないのが在来種。
在来種は総苞の大きさや形で区別できる。
しかし交雑(後述)の結果、単純に外見から判断できない個体が存在することが確認されております。
より個体数が多く目に付きやすいことから、「セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを駆逐してしまった」というような記述が見られますが、これは正確には誤りです。
セイヨウタンポポは在来種よりも生育可能場所が多く、かつ繁殖力が高いが、その反面で多くの在来種よりも低温に弱く、初春から初夏にかけての寒暖差が激しい条件下では生育できない場合も多い。
セイヨウタンポポの個体数が多いために相対的に在来種の割合が減っただけで、在来種も一定の個数で存在している。また、茎を大きく伸ばさないため、かえって都市部で在来種が見られる場合もままあります。
交雑
在来種の各種とセイヨウタンポポは基本的に別種ではあるが細胞中の酵素の性質の違い(アイソザイム)を用いた解析では交雑が起こっていることが報告されております。
以下の特徴を持つものが見られます。
総苞片が一部のみ反り返っている。ただし、シロバナタンポポは元よりこの特徴を持っております。
茎の背が低い(在来種の特徴)にもかかわらず、総苞片が反り返っております(外来種の特徴)。
開花時までは在来種相当に茎の背が低く、種子を綿毛として飛ばす段階になってセイヨウタンポポ相当まで茎を伸ばします。
舌状花に白と黄色が交じり合う(シロバナタンポポとセイヨウタンポポの交雑)。
利用
草笛 - タンポポの茎を笛として吹く。
薬草・漢方薬 - タンポポの葉に含まれる成分に、C型肺炎ウイルスを抑制する効果があります。また、根には健胃・利尿・催乳などの効果があります。
たんぽぽコーヒー
タンポポ茶 - タンポポの葉を乾燥させ、ハトムギ茶などと配合したもの。
セイヨウタンポポの葉は古くからヨーロッパや中東で食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにします。
また、根を乾燥させて炒ったものがコーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として知られております。
アメリカ合衆国の一部では、花弁を自家製醸造酒(タンポポワイン)の原料として用いられます。
全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬として用いられ、解熱・発汗・健胃・利尿などの作用があります。さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もあり、ブリヂストンがタイヤの主原料となる天然ゴムを取り出し実用化を目指しております。
主な種
タンポポ属の分類は非常に複雑で、学説によって60種からそれ以上に分類されます。
グレートブリテン島とアイルランドでは、アポミクシスと倍数性の変異により約235種が確認されました。
エゾタンポポ T. venustum H.Koidz
シナノタンポポ T. hondoense Nakai
カントウタンポポ T. platycarpum Dahlst. オキタンポポ T. platycarpum Dahlst. subsp. maruyamanum (Kitam. ) Morita.
トウカイタンポポ T. longeappendiculatum Nakai
カンサイタンポポ T. japonicum Koidz.
シロバナタンポポ T. albidum Dahlst.
セイヨウタンポポ T. officinale Weber
アカミタンポポ T. laevigatum DC.
ミヤマタンポポ T. alpicola Kitam. シロウマタンポポ T. alpicola Kitam. var. shiroumense (H. Koidz.) Kitam.
ヤツガタケタンポポ T. yatsugatakense H. Koidz.
オクウスギタンポポ T. denudatum H. Koidz.
キビシロタンポポ T. hideoi Nakai.
シコタンタンポポ (ネムロタンポポ)T. shikotanense Kitam.
クモマタンポポ T. trigonolobum Dahlst.
タカネタンポポ (ユウバリタンポポ) T. yuparense H. Koidz.
オダサムタンポポ T. platypecidum Diels
オオヒラタンポポ T. ohirense S.Watan.
最近は在来種と外来種の「雑種」が増えているようです。
根・葉は食用、薬用に使われ、
「タンポポコーヒー」には「デトックス効果」があるとされ、注目を集めております。
(主に「西洋タンポポ」を掲載します)
《基本情報纏め》
(Dandelion)
・菊(きく)科。
・学名
Taraxacum officinale
(西洋タンポポ)
Taraxacum platycarpum
(関東タンポポ)
Taraxacum : タンポポ属
officinale : 薬用の
platycarpum : 大きな実の
Taraxacum(タラクサカム)は、アラビア語の
「tharakhchakon(苦い草)」が 語源。
・開花時期は、 3/10 ~ 5/末頃。
・どこででも見かけるポピュラーな花。
・関東タンポポと西洋タンポポの違い
→ 花のすぐ真下のところがベリッとめくれてるのが”西洋”、
めくれないのが”関東”。
都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の「西洋タンポポ」。
(花の下のところがめくれている)
・タネは風に乗って飛んでいく。
子供の頃たんぽぽの種を吹いておりますと母に注意されたものです。
→耳の中に入れないように気をつけましょう。
タネの様子は、姫昔蓬、 荒地野菊、
高野箒にも似ております。
・黄色い花がほとんどですが、白花の品種もあります。
・たんぽぽの蜜(みつ)は、春の花々が咲くまでの
蝶の貴重な食料となります。
・若い葉を水にさらしてサラダにできます。
また、花は 天ぷらにして食べられます。
葉を煎じて飲むと利尿剤として効用があります。
(古くから薬用として使われております)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
ウィキペディア その他より
必要に応じ、加筆・訂正致します。

花言葉 「飾り気のなさ」「真心の愛」「別離」「思わせぶり」「神のお告げ」
「真実の愛」「愛の神託」「神託」「軽率」「軽薄」「飾り気のなさ」
「田舎の託宣」「明朗な歌声」「無分別」「なまめかしさ」
季 語 「仲春」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
名前・花言葉の由来
・花言葉
「愛の信託」タンポポの綿毛は、恋占いに使うことから、「愛の神託」の花ことばがあります。
「別離」綿毛がふわふわと遠くへ飛んでいってしまうことから「別離」の花言葉もあります。
名称
古くはフヂナ、タナと呼ばれておりました。
タンポポはもと鼓を意味する小児語でした。
江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったのが通説ですが、その他にも諸説ございます。
・「たんぽぽ」の由来は、鼓の音を模したとされております。
・種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」
(綿を丸めて布などで包んだもの)に似ていることから
「たんぽ穂」と名づけられ、「たんぽぽ」になりました。
・別名「鼓草(つづみぐさ)」
茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるから。
また、「たんぽぽ」の名は、 この鼓をたたいたときの音の
「たん、ぽんぽん」の 略が由来、ともいわれております。
・ダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド= リオン(dent-de-lion)に由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させるこ とによります。
・英語名は「ダンデライオン」。
「ダンデライオン」「ライオンの歯」の意味。
ギザギザした葉を、ライオンの歯に見立てました。
”ライオンの歯”。(フランス語の dent de lion から)
独特の葉のギザギザを、荒々しい獅子の歯並びにたとえられました。
・漢字の「蒲公英」は漢名から。
子季語
たんぽ、鼓草、藤菜、白花たんぽぽ、桃色たんぽぽ、蒲公英の絮、西洋たんぽぽ
関連季語
解説 蒲公英は黄色い太陽形の花。西日本には白色の花も見かけられる。花が終わると、絮が風に飛ばされる。
来歴 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及
実証的見解 タンポポは、キク科タンポポ属の多年草の総称であり、世界で四百もの種が確認されております。
日本でも、さまざまな種が全国各地の道端や野原に自生します。
三月から五月にかけて ぎざぎざの葉の間から茎が伸び、その先端に直径四センチほどの黄色い花を一個つけます。
花は、舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まって頭花を形成します。
頭花は日が照ると開き、日が沈むと閉じます。子房が熟すと花は綿状になり、風に乗った種子は四方に散らばります。
多くはユーラシア大陸に自然分布する。
特徴
多くの種では黄色い花を咲かせ、綿毛(冠毛)のついた種子を作ります。
生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもあります。
50センチ以上もの長い根を持ち、最大で1メートル程度まで伸びる個体も珍しくありません。
成長点が地面近くに位置するロゼット型の生育型で、茎が非常に短く葉が水平に広がっている。このため、表面の花や茎を刈っても容易に再び生え始めます。
撹乱の頻発する、他の植物が生きていけないような厳しい環境下で生えていることが多い。
古典園芸植物の1つで、
江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種がありました。
朝花が開き、夕方花が閉じます。
花の特徴舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まり、頭花を形成している。
そのため、頭花が一つの花であるかのように見えます
(これは、キク科植物共通の特徴)。
舌状花1つに計5つの花びらをつけます、1つに合着した合弁花冠であるため1つの花びらをつけているように見えます。
舌状花の中央部は雌蕊が伸び、雄蕊が計5本合着しております。
舌状花の下端には子房があり、その上部から白い冠毛が生えております。
この冠毛は後に発達し、風によって種子を飛散させる役割を担います。
日本における在来種と外来種大きく分けると古来から日本に生育していた在来種と、近世に海外から持ち込まれた外来種があります。
在来種は外来種に比べ、開花時期が春の短い期間に限られ、種の数も少ない。
また、在来種は概ね茎の高さが外来種に比べ低いため、生育場所がより限定されます。
夏場でも見られるタンポポは概ね外来種のセイヨウタンポポです。
見分け方としては花期に総苞片が反り返っているのが外来種で、
反り返っていないのが在来種。
在来種は総苞の大きさや形で区別できる。
しかし交雑(後述)の結果、単純に外見から判断できない個体が存在することが確認されております。
より個体数が多く目に付きやすいことから、「セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを駆逐してしまった」というような記述が見られますが、これは正確には誤りです。
セイヨウタンポポは在来種よりも生育可能場所が多く、かつ繁殖力が高いが、その反面で多くの在来種よりも低温に弱く、初春から初夏にかけての寒暖差が激しい条件下では生育できない場合も多い。
セイヨウタンポポの個体数が多いために相対的に在来種の割合が減っただけで、在来種も一定の個数で存在している。また、茎を大きく伸ばさないため、かえって都市部で在来種が見られる場合もままあります。
交雑
在来種の各種とセイヨウタンポポは基本的に別種ではあるが細胞中の酵素の性質の違い(アイソザイム)を用いた解析では交雑が起こっていることが報告されております。
以下の特徴を持つものが見られます。
総苞片が一部のみ反り返っている。ただし、シロバナタンポポは元よりこの特徴を持っております。
茎の背が低い(在来種の特徴)にもかかわらず、総苞片が反り返っております(外来種の特徴)。
開花時までは在来種相当に茎の背が低く、種子を綿毛として飛ばす段階になってセイヨウタンポポ相当まで茎を伸ばします。
舌状花に白と黄色が交じり合う(シロバナタンポポとセイヨウタンポポの交雑)。
利用
草笛 - タンポポの茎を笛として吹く。
薬草・漢方薬 - タンポポの葉に含まれる成分に、C型肺炎ウイルスを抑制する効果があります。また、根には健胃・利尿・催乳などの効果があります。
たんぽぽコーヒー
タンポポ茶 - タンポポの葉を乾燥させ、ハトムギ茶などと配合したもの。
セイヨウタンポポの葉は古くからヨーロッパや中東で食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにします。
また、根を乾燥させて炒ったものがコーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として知られております。
アメリカ合衆国の一部では、花弁を自家製醸造酒(タンポポワイン)の原料として用いられます。
全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬として用いられ、解熱・発汗・健胃・利尿などの作用があります。さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もあり、ブリヂストンがタイヤの主原料となる天然ゴムを取り出し実用化を目指しております。
主な種
タンポポ属の分類は非常に複雑で、学説によって60種からそれ以上に分類されます。
グレートブリテン島とアイルランドでは、アポミクシスと倍数性の変異により約235種が確認されました。
エゾタンポポ T. venustum H.Koidz
シナノタンポポ T. hondoense Nakai
カントウタンポポ T. platycarpum Dahlst. オキタンポポ T. platycarpum Dahlst. subsp. maruyamanum (Kitam. ) Morita.
トウカイタンポポ T. longeappendiculatum Nakai
カンサイタンポポ T. japonicum Koidz.
シロバナタンポポ T. albidum Dahlst.
セイヨウタンポポ T. officinale Weber
アカミタンポポ T. laevigatum DC.
ミヤマタンポポ T. alpicola Kitam. シロウマタンポポ T. alpicola Kitam. var. shiroumense (H. Koidz.) Kitam.
ヤツガタケタンポポ T. yatsugatakense H. Koidz.
オクウスギタンポポ T. denudatum H. Koidz.
キビシロタンポポ T. hideoi Nakai.
シコタンタンポポ (ネムロタンポポ)T. shikotanense Kitam.
クモマタンポポ T. trigonolobum Dahlst.
タカネタンポポ (ユウバリタンポポ) T. yuparense H. Koidz.
オダサムタンポポ T. platypecidum Diels
オオヒラタンポポ T. ohirense S.Watan.
最近は在来種と外来種の「雑種」が増えているようです。
根・葉は食用、薬用に使われ、
「タンポポコーヒー」には「デトックス効果」があるとされ、注目を集めております。
(主に「西洋タンポポ」を掲載します)
《基本情報纏め》
(Dandelion)
・菊(きく)科。
・学名
Taraxacum officinale
(西洋タンポポ)
Taraxacum platycarpum
(関東タンポポ)
Taraxacum : タンポポ属
officinale : 薬用の
platycarpum : 大きな実の
Taraxacum(タラクサカム)は、アラビア語の
「tharakhchakon(苦い草)」が 語源。
・開花時期は、 3/10 ~ 5/末頃。
・どこででも見かけるポピュラーな花。
・関東タンポポと西洋タンポポの違い
→ 花のすぐ真下のところがベリッとめくれてるのが”西洋”、
めくれないのが”関東”。
都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の「西洋タンポポ」。
(花の下のところがめくれている)
・タネは風に乗って飛んでいく。
子供の頃たんぽぽの種を吹いておりますと母に注意されたものです。
→耳の中に入れないように気をつけましょう。
タネの様子は、姫昔蓬、 荒地野菊、
高野箒にも似ております。
・黄色い花がほとんどですが、白花の品種もあります。
・たんぽぽの蜜(みつ)は、春の花々が咲くまでの
蝶の貴重な食料となります。
・若い葉を水にさらしてサラダにできます。
また、花は 天ぷらにして食べられます。
葉を煎じて飲むと利尿剤として効用があります。
(古くから薬用として使われております)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
ウィキペディア その他より
必要に応じ、加筆・訂正致します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます