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扉の向こうにあるものは・・・

花魁草(おいらんそう)

2012年07月17日 17時50分58秒 | 花の神話と伝説
〈別名〉草夾竹桃(くさきょうちくとう)・フロックス
 

〈花言葉 〉 協調・合意・あなたの望みを受けます・同意・温和・一致
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クサキョウチクトウ(草夾竹桃、学名 Phlox paniculata)は、
ハナシノブ科の多年草。
観賞用植物として世界各国で栽培されております。
和名について
和名の「クサキョウチクトウ」は、明治時代から呼ばれておりますが、
キョウチクトウ科とは全く関係がありません。
名前が長すぎるため大正期から戦後にかけて、
園芸界では「オイランソウ」と呼ばれておりました。
1958年の売春防止法制定を機に「花魁(おいらん)」
のイメージも余り良いものではなくなったため、
現在では学名の英語読みであるフロックス・パニキュラータ
または宿根フロックスと呼ばれることが多くなっております。
※ 宿根草(しゅっこんそう)とは、多年生の草本のうち、
生育に適さない時期(多くの場合冬であるが、夏のこともある)には、
地上部が枯れてしまいますが、それをすぎると発芽して、
再び生育を始めるもの。
園芸では、常緑多年草もまとめて宿根草というので、
多年草は「球根植物」と「宿根草」に分類されることになります。
特徴
アメリカ合衆国北東部に分布し、草丈40~120cm、
茎は直立し、通常分枝しません。
茎は無毛ですが、上部で柔らかい毛があることもあります。
花は通常6,7月咲きで、直径2cmくらいの合弁花が数十輪
比較的密な円錐花序を作って開花し、花序はよく作ると十数センチから
20センチ以上になります。
花色には青紫、藤色、紅、白などがあり、
筒の部分が白く抜けるものもあります。

栽培
通常は、秋の9月ころに、株分けした苗を植え付けます。
日当たりがよく、とくに水はけの良いことが必要です。
株間は30cmくらいにします。
9月下旬ころにタネをまいて栽培することもできます。

利用
アメリカ・イギリス・ドイツなどではかなりポピュラーな
花壇用草花で、栄養繁殖系の品種が数百種作出されております。
耐寒性はかなりありますが、高温多湿に弱く、花時が梅雨期と重なるため、
東京以南の暑い地方ではよく育たないことが多い。
北関東・東北や中部山岳地域では、比較的丈夫で育てやすい草花です。

名前の由来
・花がキョウチクトウに似ているので名付けられました。
・花の様子を華やかな花魁の髪型に見立てました。
・オイランソウという別名は花の香りが花魁の塗る白粉に似ているとこらから
・属名の Phlox(フロックス)は、ギリシャ語の phlogos(火炎)が語源です。
 花色が名前の由来です。

元々は Lychnis(リクニス。ナデシコ科センノウ属。)の古名でしたが、
後に北米産のハナシノブ科フロックス属に転用されました。
   
ウィキペディアより
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姫女苑(ヒメジョオン)

2012年07月16日 15時47分21秒 | 花の神話と伝説
<花言葉> 素朴で清楚
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ヒメジョオン(姫女?、学名: Erigeron annuus)
Erigeron : ムカシヨモギ属 キク科
Erigeron(エリゲロン)は、ギリシャ語の
「eri(早い)+ geron(老人)」が語源で、
早く咲き(春の花)、白い軟毛で覆われた花という意味のようです。
背の高さが50-100cmにもなり、白い花を咲かせます。
一年草です。

同属のハルジオンと共に、道端でよく見かける雑草です。

形態・生態
若い時期は、根本から長い柄のついた丸みを帯びた葉(根出葉)を付け、
やがて、茎が高く伸びると、根本の葉は無くなり、
茎から出る細長い葉だけになります。
茎と葉は黄緑色で、まばらに毛が生えます。

茎は初めは枝分かれせず、先の方で数回の枝分かれをして、
白か薄紫の花を咲かせます。
花はヒマワリのような形ですが、周りの花弁がとても細い。
また、ヒメジョオンの花に見えるものは頭状花序で、
小さな花の集まりです。
中央の黄色い部分は、管状花といい、
周辺の花びらのようなものは、舌状花といいます。
花の時期は初夏から秋にかけての5-8月です。
また、花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもありますが、
これは清浄な空気の中で育った時にできるものです。

1個体あたり47,000以上の種子を生産し、
さらにその種子の寿命が35年と長いこともあり、
驚異的な繁殖能力をもっております。したがって、駆除がとても難しい。

分布・生育地
北アメリカ原産で、ヨーロッパ、アジア(日本を含む)に移入分布します。

日本には1865年頃に観葉植物として導入され、
明治時代には雑草になっておりました。
現在では全国に広がり、山間部にも入り込んでおります。
在来種の植物の生育を邪魔する可能性があり、
とくに自然豊かで希少な植物が多く生育する国立公園や亜高山帯では
問題となっております。
そのため、ヒメジョオンは、ハルジオンとともに要注意外来生物に
指定されておりますが、日本の侵略的外来種ワースト100にも
選定されております。

名前の由来
・ヒメジョオンは漢字に直すと「姫女?」です。
・「姫」は「小さい」、「女?」は「中国産の野草」を表します。
・小さいシオン(紫?)の一種であり、別種のヒメシオンと区別するために
 「ヒメジョオン」という名前が付いたという説もあります。
 また、標準和名はヒメジョオンですが、同類のハルジオンと混同して、
 「ヒメジオン」と呼ぶ間違いがみられます。
 見た目が非常に似ている上に、名前も紛らわしいので、注意が必要。
 同じように、「ハルジオン」を「ハルジョオン」と呼ぶ間違いもみられます。

日本に入ってきた当初は、「柳葉姫菊(やなぎばひめぎく)」と呼ばれたり、
鉄道の線路沿いに広がったことから「鉄道草(てつどうぐさ)」と
呼ばれたりしました。

近縁種との見分け方
ヒメジョオンとハルジオンは、花がよく似ていて混同されることがある。
標準的には、ヒメジョオンの方が背が高く、花は小さくて数が多く、
根本がすっきりしております。
これに対して、ハルジオンは、背は低く、花は大きくて少なく、
根本に葉があります。
また、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れているような特徴があります。
従って、しっかりと比べて見れば、はっきりと見分けがつきます。
分かりにくい場合は、茎を折ってみるとよい。
ヒメジョオンの茎には空洞がありませんが、ハルジオンの茎には真ん中に
空洞があります。
葉の付き方も違い、ヒメジョオンの葉は茎を抱きませんが、
ハルジオンは茎を抱くように付きます。

標準的な花では、ヒメジョオンはハルジオンより花が一回り小さく、
舌状花の数も少ないので、見分けられますが、
判断が難しい場合もあります。
なお、ヒメジョオンとハルジオン以外にも、
ヘラバヒメジョオンなど近縁のものがありますので、注意が必要です。


グラジオラス

2012年07月15日 07時13分21秒 | 花の神話と伝説

〈別名〉 唐菖蒲(とうしょうぶ)
阿蘭陀菖蒲(おらんだしょうぶ・オランダあやめ)
ナガラ・ナガラベソ



〈花言葉〉情熱的な恋・忍び逢い・用心・忘却・勝利・密会・愛の祈り
・華やかな恋・忍び逢い・用心深い・思い出・用意周到・なごやか・堅固
・尚武・武装の準備ができた・努力
ピンク・・・「たゆまぬ努力」「ひたむきな愛」「満足」
紫・・・「堅固」「情熱的な恋」

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アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。
主に園芸植物として植えられている。多年草
別名・・・・・ オランダアヤメ・トウショウブ
開花期・・・・6月~10月
原産地・・・・地中海沿岸・南アフリカ
花色・・・・・・赤、桃、青紫、黄、白
葉の形状・・剣の形 左右に広かる
草丈・・・・45cm~1m
花持ち・・・3日~10日

名前の由来と伝説
・日本には、明治時代に渡来されアヤメやショウブに似ていることから
 オランダアヤメ トウショウブと呼ばれました。
・グラジオラスという名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、
 葉が剣に類似していることが根拠と言われております。
・葉(一説には花が咲く前の一連のつぼみ)が剣のようなので
 Gladius(ラテン語で「剣」)小さな剣にちなんで名づけられました。
 葉の形がフェシングの剣に似ており「戦いの準備が出来た」との
 意味もあります。
・花穂が長く突出していることから、東北地方では「ナガラ」「ナガラベソ」
 などと呼ばれております。
・危険ないわれの花ですが古代では、恋人達の暗号になっておりました。
 古代ヨーロッパでは、恋人同士が人目をしのんで会うとき、
 グラジオラスの花が使者の役割を果たしておりました。
 この花を花かごに入れたり、花束にしたりして、その数で
 密会の時間を相手に知らせていたのです。
 花言葉の「密会」には、「用心」がつきものということです。
・この花姿から多くの呼び名があり、
「剣状の葉を持った百合、または(剣士)(騎士)(競技者)」
 などの戦闘的な別名が付けられております。

●春植え球根として流通しているものが一般的のようですが、
一部の原種には秋植え球根で、春に開花するものもあります。
●根は湿布薬の材料に使われております。


ウィキペディア他より
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子供の頃から見慣れておりました「グラジオラス」
母の声が聞こえて参りました。


現の証拠(げんのしょうこ)

2012年07月14日 13時00分43秒 | 花の神話と伝説

<別名> 医者いらず・たちまち草・神輿草・玄草(げんそう)
てきめん草・ 医者なかせ


<花言葉> 心の強さ・強い心・憂いを忘れて

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原産地/原生地
日本、朝鮮半島、台湾
花 期
6月-10月
草 丈
20-50cm
地 域
全国

ゲンノショウコ(現の証拠 Geranium thunbergii)は、
フウロソウ科の多年草。
日本では北海道の草地や本州~九州の山野、また朝鮮半島、
中国大陸などに自生します。
ゲンノショウコは茎全体に毛が生えており、
東日本には白花、西日本には紅花が多く分布しております。

名前の由来と特徴
・生薬のひとつであり、植物名は「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味します。
・玄草(げんそう)とも呼ばれております。
シノニムG. nepalense subsp. thunbergii、G. nepalense var. thunbergiiなど 。

茎は約30-40cmに伸び、葉は掌状に分かれ紅紫色または
白紫色の花は夏に開花し、花弁は5枚
(紅紫花種は西日本に、白紫花種は東日本に多く見られます)

・秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた様が神輿のように見える事から、
ミコシグサとも呼ばれております。
近い仲間にアメリカフウロ、老鶴草などがある
薬効
ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、
日本の民間薬の代表格になっております。
江戸時代から民間薬として用いられるようになり、
『本草綱目啓蒙』(1803年)にも取り上げられました。
現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」として存在します。
但し、伝統的な漢方方剤(漢方薬)では用いておりません。
有効成分はタンニン。

根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、
また茶としても飲用します。
・飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、
優秀な整腸生薬であることから
イシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの
異名も持っております。
ウィキペディアより

忍冬(すいかずら)の花

2012年07月13日 08時53分11秒 | 花の神話と伝説
別名 金銀花 ハニーサックル

花言葉    「愛のきずな」「献身的な愛」「友愛」
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スイカズラ(吸い葛、学名:Lonicera japonica)は
スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本。
別名、ニンドウ(忍冬)。
名前の由来
・冬場を耐え忍ぶ事からこの名がつきました。
 常緑性で冬を通して葉を落とさないから付けられました。
・「忍冬」と書いて「スイカズラ」と読ませるのはもちろん当て字。
 字の通り「ニンドウ」とも呼ばれ、半常緑の葉が、冬の間も寒さを
 堪え忍んで緑を保っている様子をあらわしたものです。
・「スイカズラ」の名は「吸い葛」の意で、古くは花を口にくわえて
 甘い蜜を吸うことが行なわれたことに因みます。
 砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられておりました。
・子どもが花を取って蜜を吸うところから名づけられました。
・口をすぼめたように(何かを吸っている状態)見える花の形から
 名づけられたという説があります。
・スイカズラ類の英名(honeysuckle)もそれに因む名称で、
 洋の東西を問わずスイカズラやその近縁の植物の花を口にくわえて
 蜜を吸うことが行われていたようです。
・はじめ白いが徐々に黄色になります。
 そのため、一つの枝に白い花と黄色い花が同居することが
 珍しくありません。金銀花と呼ばれるのはこのためです。
・中国名は「金銀花」。
  咲き始めは白く、次第に黄色みを帯びていく花を、
  金と銀に見立てて名づけられました。
・英名は「ハニーサックル」。 蜜が豊富なことから名づけられました。

特徴
若い枝は毛が密生し、葉は、木質のつるに長さ3-8mmの
葉柄をもって対生します。
葉身は卵形から長楕円形で、長さ2.5-8cm、幅0.7-4cm。
毛は葉の裏面に多く、表面は少なく、葉は全縁だが、
幼い枝では粗い鋸歯が出ることがあります。

花は5-7月に咲き、甘い香りがある。
花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ上唇はさらに4裂、
はじめ白いが徐々に黄色になり、一つの枝に白い花と黄色い花が
同居することが珍しくありません。
果実は径5-7mmの液果で9-12月に黒熟する
分布と生育環境
日本全国のほか東アジア一帯に分布し、山野や空地によく見られます。
欧米では観賞用に栽培されますが、また広く野生化し、
特にアメリカでは外来種としてクズとともに森林を覆って
打撃を与えるなどの問題となっております。

似たもの
スイカズラ属には180種あり、日本には20種ばかりあるが、多くは低木。
蔓性のものとしてはハマニンドウ L. affinis と
キダチニンドウ L. hypoglauca があります。
いずれも分布が限られ、より南部に生育するものです。

利用
・蕾は、金銀花(きんぎんか)という生薬、秋から冬の間の茎葉は、
忍冬(にんどう)という生薬で、ともに抗菌作用や解熱作用があります。
漢方薬としても利用されております。
・日本・中国などアジア原産で、北アメリカやヨーロッパに
帰化しております。
帰化先では「有害植物」扱いとか。
旺盛な繁殖力で、植生にダメージを与えてしまっているようです。
・葉を煎じて、痔や湿疹に効く入浴剤とするほか、
子宮内膜症などの婦人病にも効果があるとされております。

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ウイキペディアその他より抜粋させて頂きました。
後に加筆あります。

仏桑華

2012年07月12日 23時24分24秒 | 花の神話と伝説
別名 ハイビスカス・アカバナー・扶桑花・朱槿・桑槿
 


花言葉 常に新しい美・勇ましさ・勇敢・新しい恋・繊細な美
    上品な美しさ・華やか

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ブッソウゲ
(仏桑花; Hibiscus rosa-sinensis; rose of China, Chinese hibiscus)
アオイ科フヨウ属の低木。 扶桑花、朱槿、桑槿とも。
沖縄では赤花ともいわれいおります。

ハイビスカスとも言われておりますが、フヨウ属の学名・英名が
Hibiscus であることから、この名前は類似のフヨウ属植物を漠然と
指すこともあって、複雑なアオイ科の園芸種群の総称ともなっています。

・レイにして飾ったり髪に挿したり聖なる花として愛されています。
・ 一日花ですが、日当たりのよい場所で管理すれば、次々開花します。
・南西諸島や沖縄をのぞき、冬季は戸外では冬を越せないので、
 鉢植えとして屋内で管理することが多い。
・沖縄では「アカバナー」と呼ばれております。
・南部では、死者の死後の幸福を願って墓地に植栽する習慣があります。
・「ハワイの花」というイメージが強いが、
 もともとは東アジアから中国原産の種が伝えられ、
 改良が加えられたものとされる。

★スーダン・マレーシアの国花 
★ハワイの州花
★沖縄市の花

特徴
・沖縄では雑草のように当たり前に見られます(石垣島・玉取崎)
 フウリンブッソウゲ
 もともと雑種植物であるため極めて変異に富み、
 8000以上の園芸品種や雑種が知られているが、
 一般的には高さ2-5mに達します。
 熱帯性低木で、全株無毛ときに有毛、葉は広卵形から狭卵形
 あるいは楕円形で先端は尖る。
・花は戸外では夏から秋に咲きますが、温室では温度が高ければ
 周年開花します。
 小さいものでは直径5cm、大きいものでは20cmに及び、
 らっぱ状または杯状に開き、花柱は突出します。
・花が垂れるもの、横向きのもの、上向きのものなど変化に富む。
 花色は白、桃、紅、黄、橙黄色など様々です。
 通常、不稔性で結実しないことが多い。
 5裂の萼の外側を、色のついた苞葉が取り巻いているので、
 萼が2重になっているように見えます。
・よく目立つ大きな花は花弁が5枚で、筒状に合体した雄蕊の先に
 ソラマメのような形の葯がついていて、雌蕊は5裂する。
・果実は5室の豆果で、多数の種子が入っております。
原産地
不明ですが、中国南部原産の説やインド洋諸島で発生した雑種植物で
あるとの説もあります。
本土への渡来は、慶長年間(1610年頃)に薩摩藩主島津家久が琉球産
ブッソウゲを徳川家康に献じたのが最初の記録として
残っているといわれております。
栽培・利用
日本では南部を除き戸外で越冬できないため、鉢植えとして
冬は温室で育てます。
鉢植えの土は砂、ピートなどを多く混ぜた軽いものを用い、
ときに液肥をあたえます。
繁殖は通常、挿木で行い、梅雨期に一年枝を砂にさし、
発根後土に植えます。
大輪種は在来種に接木を行う必要があります。
沖縄県では庭木、生垣にしております。

沖縄南部では後生花と呼ばれ、死人の後生の幸福を願って
墓地に植栽する習慣があります。

中国では赤花種の花を食用染料としてシソなどと同様に用い、
また熱帯アジアでは靴をみがくのに利用するといわれ、
shoe flower の別名がある。

ブッソウゲの名をもつ近縁種にフウリンブッソウゲ
(H. schizopetalus, fringed hibiscus, cut-petaled hibiscus, coral hibiscus)
があります。

アフリカ・ザンジバル島あるいはケニアモンバサ付近原産の高さ
1-3mの非耐寒性常緑低木であるブッソウゲの近縁種で、
大型の5弁花には細く深い切れ込みがあり、後ろに反っております。
花柄は風鈴のように下に長く伸び、先端付近に
筒状の雄蕊がついております。
葉は互生し葉柄の基部には托葉があります。
ブッソウゲが通常一日花なのに対して何日も咲きます。
学名の「スキゾペタルス」はラテン語で「切れ込みのある花弁」の意味です。
別名の「コーラル・ハイビスカス」は花色や形がサンゴに似ていることから
付けられました。
なお、ハイビスカスと総称されるフヨウ属には他にも草本で観賞用に
栽植される種や交配種が多数あります。
ヒメブッソウゲ (Malvaviscus arboreus) は別属の植物で、
中南米原産の観賞用低木である。
花は小さく直径2-3cm、赤花で花弁は開かない。
この属の植物は花柱の上部で10本に分岐し、
液果を結ぶなどの点がフヨウ属とは異なります。

沖縄では「ハイビスカス」=「アカバナー」と言うくらい赤花が多い。

日本では、露地で越冬出来ない所が多いため鉢植えで
栽培されているのを見かけますが条件が良ければ(南国では)
露地植えで育てると2~3mくらいまで大きくなります。

ムクゲやフヨウと同じアオイ科で、朝開花して夜には花を閉じ落花します。

花の寿命は短く、その代わり次々に新しい花を咲かせますで、
いつも新鮮な花が楽しめます。

ウイキペディアより

河骨(こうほね)

2012年07月11日 11時21分07秒 | 花の神話と伝説

花言葉   【崇高・ 秘められた愛情・その恋は危険】
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コウホネとはスイレン科の植物の一種。学名Nuphar japonicum。
水生の多年生草本。
浅い池や沼に自生します。
名前の由来
・川などに生え、水中にある根茎が白くゴツゴツして骨のように
見えることから、河骨(かわほね)と書かれるようになりました。
・読み方は「かわほね」から「こうほね」に変化しました。
・「川骨」とも書きます。
特徴
根茎は白くで肥大しており、やや横に這い、多数の葉をつけます。
葉は水中葉と水上葉があります。
いずれも長い葉柄とスイレンの葉の形に近いが、やや細長い葉身を
つけます。
水中葉は薄くてやや透明で、ひらひらしております。
冬季には水中葉のみを残し、暖かくなるにつれ次第に水面に浮く葉をつけ、
あるいは一気に水面から抽出して葉をつけます。
水上用はやや厚くて深緑、表面につやがあります。
花期は6月から9月ごろで、長い花茎の先端に1つだけ黄色い
花を咲かせます。
浮力があるため深く植えるかおもりをつけて沈めます。

生育環境
日本、朝鮮半島に分布します。
浅い池によく見かけることが出来ますが、流れの緩い小川に
出現することもあります。
根茎が骨のように見え、コウホネ(河骨、川骨)の名の由来です。

庭園の池で観賞用に栽培されることもあり、
沈水葉をアクアリウムで鑑賞する例もあります。

生薬
根茎を縦割りにしたものは川骨(センコツ)といい
日本薬局方に収録された生薬です。
調栄湯(ちょうえいとう)、治打撲一方(ちだぼくいっぽう)
という解熱、鎮痛を目的とした漢方方剤に配合されております。
近縁種
コウホネ属は北半球の温帯を中心に20種ほどが知られ、
日本では4種およびいくつかの変種が知られております。
しかし変異の幅も広く、その区別はなかなか難しく、
分類上の扱いにも問題があるようです。
ひとつの区別にコウホネは水上葉を水面から抽出しますが、
他の種は水上葉を水面に浮かべるのがあります。
コウホネも水面に葉を浮かべることがあり、
条件によっては水上に出ない例もあります。

※こうして【河骨】についてウイキペディアからの内容を読んで
おりましても感じますことは自然界の植物がいかに私達の効用
になっているか・・・生かされし者達なのですね。
とても不思議な世界を垣間見ることが出来ます。

薊(あざみ)

2012年07月09日 13時34分50秒 | 花の神話と伝説
別名  刺草(しそう)

花言葉 「独立」「厳格」「復讐」「満足」「触れないで」「安心」
「権威」「報復」「傷つく恋」「荒廃」「簡素」「反抗」「拒絶」
「悲しみ」「人間嫌い」「批評家」

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アザミ(薊)は、キク科アザミ属 (Cirsium) 及びそれに類する植物の総称。
標準和名を単にアザミとする種はありませんい。
キク科アザミ属多年草(または二年草)の総称。
夏頃(5月~8月)に紫の花を咲かせる。
花のあとはタンポポみたいな種(たね)になり、風に乗って飛びます。
スコットランドの国花。

葉は深い切れ込みがあるものが多く、葉や総苞にトゲが多い。
さわるととても痛いものが多い。
頭状花序は管状花のみで作られていて、多くのキクのように周囲に
花びら状の舌状花がならびません。
花からは雄蘂や雌蘂が棒状に突き出し針山のような景色になります。
花色は赤紫色や紫色をしていて種子には長い冠毛があります。

若いときには根出葉があり、次第に背が高くなり、
茎葉を持つが、最後まで根出葉の残る種もあります。
草原や乾燥地、海岸などに出るが、森林内にはあまり出現しません。

名前の由来と伝説と神話
・花が「もとどり」に似ているとされている為
・花を折ろうとすると、トゲが刺さって驚くため
 「傷つける、驚きあきれる、興ざめする」 という意味の
 古語「あざむ」が語源とも云われております。
・葉のギザギザの切れ込み「ギザ」から「ガザ」がおこり、
 さらに「アサミ」に転じたものが語源ともいわれている。
・沖縄の八重山地方では、とげを「あざ」と呼ぶこと から、
 「あざぎ」(とげの多い木)と呼ばれ、
しだいに「あざみ」になったと言われております。

・デーン人(でーんじん、Danerとはデンマーク地方に居住していた
 ノルマン人の一派)による攻撃から国土を守った記念として、
 スコットランド(イギリス)の国花に制定されております。
 13世紀、ノルウェーの兵隊が浸入しアレキサンドロス王の城を包囲します
 城の堀に入る為、裸足になったノルウェーの兵隊は、アザミに足を刺され
 スコットランド兵に追い払われます
 アザミが報復してくれたので国花になったそうです

・アザミの頭状花は雨が降る前に閉じるところから、
 天候占いのため門口に植えられました。

・北欧神話
 雷神トールに捧げられた花として神聖なものとされ、
 人や建物を落雷から守るといわれております。
 雷神は、この花を身に付けている者を保護すると言われています。

・キリスト教
 聖母マリアが処刑されたキリストの十字架から
 抜いた釘を土に埋めたところ、そこからアザミの花が咲いたという
 伝説があります。
 そのため「祝福されたアザミ」「聖なるアザミ」という
 別名にもなっております。

・ギリシャ神話
 ヘルメスとニンフの間に生まれた美しい羊飼いの話です。
 この羊飼い、凄くもててるのに誰かを愛する事がありませんでした。
 それを見たアフロディテは、彼の所に(確かですが)
 美しいニンフの少女を送りました。
 でも一時はお気に入りだったんですが、しばらくすると、
 ぽいっと彼女を捨ててしまいました。
 それに怒ったアフロディテは、羊飼いを盲目にしました。
 羊飼いはショックのあまり河に身を投げて死んでしまいました。
 そんな羊飼いの死を悲しむ人達が大勢おりました。
 アザミの花はその時にできたものとされ、アザミの棘はこの羊飼いの
 悲しみを表しているとされております。

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ウィキペディア他より
占星術では火星と土星の支配下にあるとされております。





鷺草

2012年07月08日 20時01分35秒 | 花の神話と伝説
花言葉
「繊細」「清純」「無垢」「しんの強さ」「神秘」「夢でもあなたを想う」「発展」
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
サギソウ(鷺草、Habenaria radiata または Pecteilis radiata)とは
ラン科ミズトンボ属(Habenaria)、
或いはこの属を細分化したサギソウ属(Pecteilis)に分類されます。
湿地性の多年草

7月~9月に白い花が咲きます。爽やかな夏の花。
唇弁が幅広く、その周辺が細かい糸状に裂ける様子がシラサギが
翼を広げた様に似ていることからこの名前で呼ばれております。

この花には3~4cmにもなる長い距があり、この末端に蜜が溜まります。
花は、特に夜になると芳香を発し、 葉は根出葉が少数つきます。
花期になると茎は単立して高く伸び、20cmから時には50cmにも達し、
先端近くに1輪から数輪の花をつけます。
地下には太い根が少数つき、根によく似た太い地下茎が何本か伸び、
この先端が芋状に肥大してこの部分だけが年を越します。

世田谷区とサギソウ
サギソウは世田谷区の「区の花」に指定されております。
昔は大規模なサギソウの自生地が存在したためです。
また、世田谷区にはサギソウに絡んだ昔話も残っております。
現代、世田谷区にはサギソウの自生地は残っておりません。
世田谷のサギソウは、寺社や公園の人工的な湿地にあるものか、
園芸用に育てられているものしか姿を見ることが出来ません。
夏には「サギソウ祭り」というイベントが開かれ、
そこではサギソウの鉢植えも販売されます。
また、姫路市の市花にも選定されております。

伝説
・吉良頼康公の側室「常盤姫(ときわひめ)」が悪い噂話のために追放され、
 身重で逃亡し、自害して身の潔白を証明しようとした。
 その際、飼っていた白鷺の足に遺書をくくり付け飛ばしたのだが、
 白鷺は途中で力尽きて死んでしまう。
 死因は飛び続け力尽きたとも、
 鷹狩の鷹や弓矢に落とされたともいわれている。
 その白鷺が多摩川のほとりでサギソウになったという
 御伽噺(おとぎばなし)です。

・戦国時代の世田谷城で、
助けを求める姫君が手紙をサギに託すが、
サギは途中で射落とされ、
その落ちた跡にこの花が咲いたという。
・「大鷺草(だいさぎそう)」は
”羽根”の形が少し異なります。夏から秋にかけて開花します。
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ウィキペディア参考にしております。加筆等ございます。


立葵

2012年07月07日 14時52分15秒 | 花の神話と伝説
別名 葵・花葵・銭葵・梅雨葵・唐葵(からあおい)・ホリーホック
・コケコッコ花・コケコッコー花   

花言葉 「大きな志」「大望」「野心」「気高く威厳に満ちた美」「高貴」
「平安」「単純な愛」「媚の愛」「熱烈な恋」

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アオイ科 多年草(一部の園芸種は一年草扱い)
原産地 小アジア
草丈 1~3メートル前後
花期 5~7月
花色 白、黄色、赤、紅、紫、オレンジ、ピンク、複色、黒褐色

以前、中国原産と考えられておりましたが、
現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と
東ヨーロッパ原産種との雑種
(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力です。
日本には、古くから薬用として渡来したといわれております。

・花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされました。
・草丈は1~3mで茎は直立します。
・花期は、6~8月。
・花は一重や八重のもあり色は多彩です。
・花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいあります。
・本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草です。
・アオイの名から静岡市と会津若松市が市花に制定されております。

神話&伝説 別名について
・英名 ホリホック(ホリーホック、hollyhock)
 必ずしも本種のこととは限らず旧属名のタチアオイ属(Alcea)の
 植物を言う言葉です。
 因みに、Jリーグに所属する水戸ホーリーホックのクラブ名の由来は
 ここからきております。
 12世紀頃 十字軍がシリアからこの花を持ち帰えり
 「キリスト教聖地の花」の意味の説
・「ホック」とは「足首」「関節」の意味
 馬のくるぶしが腫れ根をすりおろし湿布したことから
 ホースリーフ(馬の葉っぱ)と呼ばれ それがなまった説
・本種をハナアオイともいいますが、本来はアオイ科のハナアオイ属の
 Lavatera trimestrisまたはハナアオイ属の総称を言う言葉です。
・コケコッコ花、コケコッコー花
花弁の根元が粘着質であり、引き抜いた花弁を顔などに付けて
 ニワトリを真似て遊ぶことができるため、北海道の一部で
 コケコッコ花、コケコッコー花などと呼ばれております。
・入梅に咲き始め、梅雨の間じゅう咲き続けるので
 「梅雨葵」の別名もあります。
 入梅すると花茎の一番下から咲き始め 一番上まで咲くと梅雨明け
 とも言われ季節を表す花です
 空に向かって咲く姿はダイナミックで鮮やか 花色も豊富で綺麗です 

木苺

2012年07月06日 18時10分39秒 | 花の神話と伝説
別名 ラズベリー ブルーベリー その他

花言葉 「愛情・謙遜・嫉妬・後悔・尊重・同情」
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キイチゴ属(きいちごぞく 学名:Rubus)とは、
バラ科の属の1つ。落葉低木。
キイチゴ(木苺、Bramble)と総称されます。
ラズベリー (Raspberry)、ブラックベリー (Blackberry) などの
栽培種群に代表される、数十?数百種(研究者により大きく違う)です。
特徴
ほとんどは小柄ながら木質化した茎を持つ低木で、
一部に匍匐性のものや草本がある。茎や葉に棘を持つものも多い。

雌蘂は多数の心皮からなり、それぞれが独立した果汁を含んだ粒の
形になります。
したがって、果実はそのような粒の塊に見えます。

果実は食べられるものが多く、いわゆる野いちごは大部分が
この属のものです。
栽培
ラズベリー (Raspberry)、ブラックベリー (Blackberry) の2つが
主な栽培系統とにっております。
ラズベリーの原生種はヨーロッパと北米に分布し、ヨーロッパの種が
栽培化され、のちに北米の種も栽培化されました。
寒冷地に適しております。
・ラズベリーは木苺の仲間で、ルビーのような色をしています。
花言葉の由来
ラズベリーの棘が人を傷つけることから、
「深い後悔」、「良心の呵責」が生まれたようです。
また、ラズベリーの葉の煎汁は薬用になり、
棘を持つ事に「良心の呵責」を覚え、葉で癒すという性格を
持っているということです

初夏に実る赤、黄、黒などの集合果は生食のほか、
ジャムやジュースに加工されます。
ラズベリー・ブラックベリーなども同種で、
野生のイチゴの総称ともされております。

日本にはおよそ40種が自生し、ラズベリーの系統です。

貝殻草(かいがらそう)

2012年07月06日 17時01分39秒 | 花の神話と伝説
別名  ヘリクリサム 貝細工 麦藁菊 帝王貝細工(ていおうかいざいく)

花言葉  「変わらぬ愛・永久に・永延の記憶・永遠・真実」
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オーストラリアが原産です。
わが国へは江戸時代の終わりに渡来しました。

主にイタリア、フランス、スペイン、ユーゴスラビアなどで
栽培されています。
・「ヘリクリサム」とはラテン語で「太陽の黄金」の意味で、
花に独特の金属光沢があることによるものです。
・「ムギワラギク」とは夏、カサカサ状の花が咲き、
花そのものが「ドライフラワー」みたいに 乾燥した「麦藁」
のような花なのでこの名がつきました。

草丈は1m位になりますが、50cmくらいの矮性種もあります。
茎は堅く、葉は細長く、つぶすとスパイスのような香りがします。

花は、秋まきでは5月から6月に、春播きでは7月から8月にかけて咲き、
単生で、花径は3~5cmあります。
他のキク科植物と同じ頭状花序ですが、花びらのように見える部分は、
舌状花ではなく、総苞片といい、さかなの鱗のようです。

種まきは、東京より暖かい地方では、秋の彼岸頃にまき、霜よけをして
越冬させ 春に咲かせます。
それより寒い地方では、ソメイヨシノが散ってから種まきをします。
タネは比較的細かいがよく発芽し、育苗箱や苗床にまき、
タネが見え隠れする程度に覆土します。
日当たりがよく、得に排水の良い土を好みます。

ドライフラワー用の花として最も有名です。
切り花特に仏花としても用いられます。

ダリア

2012年07月06日 16時18分12秒 | 花の神話と伝説
別名  「天竺牡丹」

花言葉 「移り気」「華麗」「優雅」「威厳」「不安定」
            「感謝」「栄華」「気まぐれ」

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メキシコ原産。日本には1842年(天保13年)にオランダ人によって
もたらされました。
夏から秋にかけて開花し、
大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴です。

18世紀にメキシコからスペインにもたらされて以来、
長い間をかけて品種改良が行われて、多種多様な、花色、
花容の品種が作り出されてきました。

ダリアは、かつては有毒とされたがこれは誤りです。
ただし、キクイモと同様に塊根には多糖類イヌリンが含まれ、
慣れない人が大量に食べると腸内の発酵で生じたガスにより、
腹部膨満を来たすおそれがあります。

原産地メキシコでは、食用ダリアも栽培されており、
日本でも、近年では塊根を食用とする試みもなされ、
金平などにしてレンコンなどに似た食感を味わうことができます。
また、他の食用菊と同様、
花や葉をサラダや酢の物などの飾りとして食することもできます。

花言葉の由来
移り気」「不安定」は、ダリアの花がフランス革命後の不安定な情勢の中で
流行したことに由来します。

ナポレオンの妃・ジョゼフィーヌは、バラに加えてダリアの収集にも
情熱を傾けていたといわれております。
一部ウィキペディアより引用いたしました。


松葉牡丹

2012年07月03日 17時36分23秒 | 花の神話と伝説

別名  「爪切草つめきりそう」「日照草」「天気草」


花言葉 「可憐」「無邪気」「心の扉」「可愛らしさ」「可憐」
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葉が松の葉に、花が牡丹に似ていることから
この名前になりました。

・晴れた日中のみ、花を開きます。
改良が進み、日中一杯開花し続ける品種が増えてきました。
一輪の寿命は一日もしくは午前中いっぱいです。(一日花)

・爪で茎を切って土にさしても根付くことから別名「爪切草ツメキリソウ」
とも呼ばれております。

・アロエやサボテン並みの保水力を持つ上、特殊な光合成をする
(夜に気孔を開く)ため、乾燥や暑さにたいへん強いのです。

・葉がマツのように細く肉厚で線形、花が牡丹のように美しいことから
マツバボタン(松葉牡丹)と名づけられました。
6月から9月頃までと、長い間楽しむことができる。
・ブラジルが原産のこの花はカラフルな色で夏の花壇をにぎやかに
してくれますが、暑さに強く真夏の炎天下に咲くことから「日照草」
とも呼ばれております。

伝説
昔 短気な青年がいて些細な事で喧嘩となりました。
ピストルをむけた瞬間 躓き下を見ると松葉牡丹が笑いかけている
ではありませんか
青年は、和やかな気持ちになり 穏やかになりました。


向日葵

2012年07月03日 16時57分48秒 | 花の神話と伝説

別名  「日輪草(にちりんそう)」「日車(ひぐるま)」(Sunflower)
 


花言葉   「あこがれ」 「私の目はあなただけを見つめる」
      「崇拝」「熱愛」「光輝」「愛慕」「いつわりの富」
      「にせ金貨」「あなたは素敵」「熱愛」「愛慕」「光輝」
      「敬慕」「情熱」「敬老の日」
ひまわり・大・・・「あなたは素晴らしい」「高慢」「傲慢」「偽りの富」
ひまわり・小・・・「崇拝」「光輝」「愛慕」

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北アメリカ原産。
コロンブスの「新大陸」発見後に、ヨーロッパへ伝えられました。
伝播した地域ほぼ全てで「太陽」と結びつけられている花です。
伝説
・ペルー
 太陽信仰と結びついて、神聖不可侵な花として
 崇拝されておりました。。
神殿の巫女たちは、黄金で作られたひまわりをかたどった冠をかぶって
 おりましたが、これらが奪われてしまったため、「いつわりの富」
 「にせ金貨」という 花言葉がつけられたとされております。
 ペルーでは、太陽信仰がとても盛んな国なので、ヒマワリが大変
 尊重され、神聖な花としてあがめられております。
 ペルーの国花。

・ギリシャ神話
 太陽神アポロンに恋いこがれて、彼を見つめ続けた少女の化身である
 という伝説があります。
 池のニンフの姉妹が住んでおりました。
 姉はクリュティエといい、妹はレウコティエといった。
 水の精の掟では、水の上で遊ぶのは東の空が白むまでと定められて
 いるのに、この姉妹はある日、遊びに夢中になっているうちに時間
 を忘れ、夜が明けるのを忘れてしまって、天に駆け昇る太陽神の
 アポロン の姿を見てしまいました。姉妹がアポロンにうっとり
 見とれてしまい、アポロンも姉妹を見てほほえんだ。
 恋のとりこになってしまった姉は、妹を出し抜いてアポロンに
 近づこうとしましたが、アポロンが愛したのは妹のほうでした。
 切ない思いを胸に抱いてクリュティエは野原に立ち尽くし、
 太陽神にあわれみを乞うた。
 九日間も立ち続けているうちにやせ細り、足に根が生えだし、
 とうとうヒマワリの花になってしまった。
 そうして今も、太陽の姿を追い求めているという

・ロシア
 タネから油を採るために(食用)大規模に栽培されております。
 ロシアの国花

ヒマワリ(向日葵、学名:Helianthus annuus)はキク科の一年草です。
日回りと表記されることもあり、また、ニチリンソウ(日輪草)と
呼ばれることもあります。
種実を食用や油糧とするため、あるいは花を花卉として観賞するために
広く栽培されております。ヒマワリは夏の季語

和名の由来
 太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことから。
 ただしこの動きは生長に伴うものであるため、実際に太陽を追って
 動くのは生長が盛んな若い時期だけである。
若いヒマワリの茎の上部の葉は太陽に正対になるように動き、
朝には東を向いていたのが夕方には西を向きます。
日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向く。
この運動はつぼみを付ける頃まで続きますが、つぼみが大きくなり
花が開く頃には生長が止まるため動かなくなります。
その過程で日中の西への動きがだんだん小さくなるにもかかわらず
夜間に東へ戻る動きは変わらないため、完全に開いた花は基本的に
東を向いたままほとんど動きません。なお、
これは茎頂に一つだけ花をつける品種が遮るもののない日光を受けた
場合のことであり、多数の花をつけるものや日光を遮るものがある場所では
必ずしもこうはならない。
北海道の標準播種期は5月上旬であり、霜や氷点下の気温にも耐性はある
ヒマワリの種
種は長卵形でやや平たい。
種皮色は油料用品種が黒色であり、
食用や観賞用品種には長軸方向に黒と白の縞模様があります。
ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられております。
既に紀元前からインディアンの食用作物として重要な位置を占めて
おりました。
1510年、スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を
開始しました。
マドリード植物園はダリアやコスモスが最初に栽培されたことでも有名です。
ヒマワリがスペイン国外に持ち出されるまで100年近くを要し、
ようやく17世紀に至りフランス、次にロシアに伝わりました。

ロシアに到達してはじめて、その種子に大きな価値が認められました。
正教会は大斎の40日間は食物品目の制限による斎(ものいみ)を行う。
19世紀の初期にはほとんど全ての油脂食品が禁止食品のリストに載って
おりましたが、ヒマワリは教会の法学者に知られていなかったのか、
そのリストにはなかったという事情から、正教徒の多いロシア人たちは
教会法と矛盾なく食用可能なヒマワリ種子を常食としたのでした。
そして、19世紀半ばには民衆に普及し、ロシアが食用ヒマワリ生産の
世界の先進国となったのです。

日本には17世紀に伝来しております。
一番気になっておりました除染効果
ヒマワリはカリウムなどと共に性質が類似するセシウムを吸収する
性質を持つことから、原発事故などで放射能汚染された土地に植えたら
除去できる(ファイトレメディエーション)という説が流布しているが、
そのような効果は認められていない。
そもそも、一般的に植物にとって必須元素であるカリウムの吸収が
放射性セシウムの除染のために価値がある程大きいのであれば、
ヒマワリの生えた後の土壌は極端に貧栄養化しているはずである。
また農林水産省は「ヒマワリはセシウムの吸収率が低く、
除染に極めて長い時間がかかるため実用的ではない」としている。
ウィキより・・・でした。
 まだまだ未開なのかもしれません。興味がありますね。