調緒とは… 鼓の胴に張られた皮を締め付け、それぞれの楽器にあった音色を出す役割を担っている紐。
※調緒の掛け方や小締の色や形状などは流派(観世流、大倉流、幸流、幸清流)により異なる
小鼓をパッと見た際、目に飛び込んでくる色鮮やかな紐だが
あの紐・・・ 麻とナイロンがある。
どちらが良いのだろう?
いつも聞けず
どちらがいいのか悩んで調べて見た… でも、何処にも書いていない(-"-)
もちろん、どちらが良いのか?という疑問には演奏上の話としてで
ナイロンと麻・・・と聞いて、何も思うところなければ素直に麻・・・と答えは出ているのだが
/////調緒の種類、////
大鼓(おおつづみ・おおかわ)用 : 調緒には「縦」と「化粧」がある。「横」はない。
太鼓(たいこ)用 : 「縦」と「横」がある。
小鼓(こつづみ)用 : 「縦」と「横」と「化粧」がある。
小鼓の場合、さらに調べ緒の端を結ぶための小紐(こひも)という細く短い紐も使う。
良質の麻の栽培が日本国内では希少で、、、、やはり値が張る
ナイロンの調緒に比べると上質の麻の調緒は3倍はするし・・・ でも、頑張って麻にしてしまおうか
ネットで調べたが結局私の望む回答は無かったものの
素敵な知識を得る事が出来た
市販されている一般的なロープは3本の紐で縒るのが基本…仕上げは左方向(左回転)に撚られている。
されど、調緒は古くから2本の紐で縒られているうえ、縒る方向は右方向(右回転)である。
私このまま調緒の職人になるのかというほどの突っ込んだ知識w
小鼓の基礎知識
そして、最後に… 一行だけ見付けた
一般用途としては、「麻」よりも「ナイロン」の方が丈夫で汚れにも強い ・・・・ これだけw