Über den Bergen

山のあなたの空遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。

梅ごよみ …

2017年02月15日 |   ∟---- 歌舞伎

 梅ごよみ

 辰巳芸者の意地と意地とのぶつかり合い…

 こういう芝居が私は好きだ

 それも、私の勝手な思い込みだが…

 今回の梅ごよみ…

 チョッと綺麗めで鼻っ柱の強い仇吉 (←名前が強そうw)

 三枚目だけど可愛げのある強気の米八 (←しかし頭は垂れないw)

 そんな二人に相対し柳の枝の様な 丹次郎 (←長男ではないのねw)

 何て勝手に思い込みを交えて見る舞台は楽しい♪

 それにしても、下駄は投げるし 
 羽織は踏みつける…

 それでも、何だか笑えて温かい

 あぁ~ こういう話は大好物

 それに、 仇吉が 

 米八が御兄ちゃん(勘九郎様)

 そして、江戸時代の火野正平 さんのようwww
 幼少の頃から、火野正平さん は女性にモテルしだらしないけれど
 誰からも好かれるという印象を持って居る…
 全く違ったらゴメンナサイ
 そのお役が、これまたしっくりくる染五郎 

 何とも贅沢極まりない配役に大興奮でしたの…
でも、、、 梅ごよみの前に観た《門出二人桃太郎》 の雉彦さんが

以外と云っては何だけれど… 戦隊ものばりにカッコいい顔だったのが印象的 (←雉なのにという意味で…
京劇の化粧にも見える様な作りで… 
オペラグラス越しにガン見 

・・・そう、美しい雉・・・ 菊様だったからだとは思うけれど 頭から離れず・・・

 梅ごよみで興奮&感激しているのに…

あの端整なる雉彦が途中途中で脳裏に浮かんでは消え… 雉に惚れてしまったらしい

 葉書も買っておいてよかったぁ~❤

 隅田川の舟での遣り取りのシーンなんて
 舞台とは思えない舟の動きと 
 川の表現に感動♪
 橋の袂での仇吉と米八

 あぁ~梅ごよみに想い馳せる今日 

 

 昔、、、、1991年だったかしら?
 新橋演舞場で

 仇吉 玉三郎

 米八 勘九郎丈(勘三郎丈)

 での上演があった。

 

 やっぱり、このお芝居は大好き(*^^)v