あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

「痛いって言っていいんだよ」院内学級の子どもたちと(婦人之友2013年11月号)

2013-10-25 21:16:17 | 学校のこと
新聞の雑誌広告で見つけました、おおっ!赤鼻先生の記事だ!!



今日は台風が接近中の雨模様ですが、息子@塾、娘@予備校と帰りが遅いので仕事帰りに地元駅の本屋に寄りました。
フルタイムの仕事に転職してから、息子の塾開始時間にやっと地元駅に帰りつくため、ふだんはチャリです。「今日のような天気の場合は暴風雨じゃない限りはバスで行ってね、帰りは迎えに行けるから」
晩ご飯ができたので、ちょっと一息。



赤鼻先生のモデルとも言える副島先生が勤務されている、東京品川区の昭和大学病院「さいかち学級」という院内学級の取り組みの様子、副島先生ともう一人の「さいかち」の担任、山田江里先生と考えられた「さいかち10と5つの視点」という、子どもたちとご家族とのかかわりの中で大切にしたいことが掲載されています。



副島先生は子どもたちが治療をつづける中で、「感情」と「関係性」を喪失し、大きく傷ついている子どもたちの学びを保障するために、この「さいかち10と5つの視点」を考えたそうです。
詳しくは掲載されている記事を見てください。「さいかち10と5つの視点」の項目とその中でとても心うたれた説明部分を引用します。
「自分は自分のままでいてもよい」という言葉は今、長期寛解を得て元気に生活している中で初心に戻る想いです。




「さいかち10」
1.不安の軽減
2.感情の表出
3.選択の機会
4.エネルギーの調節
5.コミュニケーション能力
6.呼吸を意識する
7.痛みの緩和
8.自尊感情
 自分の身体や能力に何度も裏切られている状態は、子どもの自尊感情を損ないやすい。
 「自分は自分のままでいてもよい」と思えるかかわりを行う。
9.立ち位置
 教室や病室のどこに立つかという物理的な位置以上に、子どもたちの目線から物事を理解していくという姿勢が不可欠である。
10.Doingの前にBeing
 「何かを行える」「何かができる」ことではなく、「そこに存在していることだけで価値がある」ということを伝えるかかわりをする。



「5つの視点」
(1)発達を支える
(2)家族支援の視点を持つ
(3)ケアする人のケア
(4)教育のユニバーサルデザイン化
(5)Vision-Mission-Reflection




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