あっきのブログ

2020年12月 治療終了後10年を経過

2/9 長期入院の子の勉強(朝日新聞 土曜▼子育て面)

2013-02-09 11:34:45 | 学校のこと
本日2月9日の朝日新聞に長期入院時の院内での教育(院内学級、訪問学級)、退院後含めて地元校との関係を絶やさないことの重要との記事が掲載されています。



記事ではそこまで掲載されていませんでしたが、都道府県が違う病院で治療を受ける場合は、退院後の教育支援がとだえてしまいます。



どんなに優しく人間的にも素晴らしい熱意ある院内学級訪問学級の先生であっても都道府県を越える範囲で入院治療していると、退院後、都道府県を超える居住地の患者への訪問教育はできないルールになっているようです。壁でした。幸い娘は夏休み中の1ヶ月少しの自宅療養で地元校に復学できたのでさらに地元県で特別支援学校(病弱児)を探す必要はありませんでしたが、隣の県であっても厳しい壁です。



病気療養のような場合、特例として「二重学籍」や退院後の教育支援も本腰を入れる制度になっていくと学童期、中高生も少しは安心して治療に専念しながら、体調と相談しながら勉強していくことができます。



まずはしっかしとした早期診断が可能になること、よりよい標準治療を受けられることが小児がん拠点病院を作っていく選定することの第一要件だと思いますが、子ども達はどんな状況であっても前を向いています。



突然学校に行けなくなり、入院治療が終わっても頻繁な通院により勉強面や生活面での不安も感じています。娘の場合は、小6から中1での長期入院となり学習面の遅れや焦りは本人のもの凄い努力と前向きな気持ち、家族には本音でぶつかり自分自身でためない性格もあり高校受験には間に合いましたが、親は訪問学級の先生にもたくさんの相談をして学校の先生とたくさん話し合いました。



きっと後日、デジタル会員向け記事になってしまうかもしれませんが、asahi.comにも掲載されると思います。紙面でもWEBでも。どうか読んでみてください。

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3 コメント

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抜け落ちていますね (にじます)
2013-02-09 18:58:59
あっきさん
記事、今朝読みました。
学校内の地域で治療できない場合には支援できるのかしら?と感じていました。やっぱり無理なんですね。そのケースのほうが多いでしょうからそこにスポットを当てて欲しいですね。

命が助かれば勉強は遅れても仕方ない~というムードがあると思う。そうでなくちょっとした工夫でスムーズに復学できるようになって欲しいですね。
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にじますさんへ (あっき)
2013-02-10 07:34:58
投稿したのに(- -;)
今日は弟くん、駅伝大会。おにぎり弁当作らねばで、後ほどコメ返書きますね。
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Unknown (あっき)
2013-02-10 18:05:08
にじますさん

地域や都道府県をまたがっての治療になると制度の壁になってしまうのだけど。そこも少し取材して掲載してくれるとと感じました。制度の改善や二重学籍への早急な施行は無理でも、制度の壁になってしまうケースではせめて相談窓口・ヘルプ機能は早くって思います。

小児がん拠点病院が整備されるとますます地域を越えての診断治療になっていくと思うので。

院内学級が併設されている病院と併設されていなくて訪問学級の病院での違いもあるのです。

平日の日中、教諭が常駐していて転籍手続きもスムーズらしく、訪問学級だと居住地の役所と学校と病院のある地域の役所をいったりきたりしての手続きで負担感が大きかったです。
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