ジャガーＸＫＳＳ（１７）

中研ぎからオーバーコートまで一気に終わらせました。

クリアー４回吹いたのが火曜日の午後で、水・木と丸２日間、乾燥機の中で寝かせておいたんですが、その間、加熱は一切しませんでした。
車名ロゴのデカールが劣化寸前みたいな状態だったので、加熱すると割れるオソレがあるのと、フロントエンドとリアエンドの接合部がヒケるオソレがあるからです。
ま、急いで乾かさなくてはならないものでもないし。

EXクリアーの乾きの早さはもう何度も書いた事ですが、この真冬でも50時間ほどでカチンカチンになるというのは、改めて驚かされます。
研ぎ出しは例によってタミヤ・フィニッシングペーパー1500番。1200番だと下地が出やすいし、2000番だと手間がかかりすぎるので、ワタシ的には1500番が一番良いのです。オーバーコートした後、かすかにペーパーの目が残る事もありますが、磨くと消えるので問題無し。

↑フロントカウルは上面に放熱ルーバーがあるので、研ぐ時にはちょっと神経使います。以前Eタイプを作った時は、まだオーバーコートじゃなくて、研いで直接コンパウンドで磨いていたので、カウル上面は今ひとつキトキトに出来なかったんですよね。今回はそういう心配も無い。

↓リアはちょっとユズっていましたが、研いでしまえばこの通り。すっかり滑らかになってます。



↓アンダーボディはサイドシルのみ研いで、底面はそのまま。ひっくり返して飾る趣味は無いので、無駄な手間はかけません。



↓オーバーコートは約６倍に希釈したEXクリアーを、垂れる寸前までドバ吹きしました。全くいつも通りです。
ところが、吹きっぱなしの表面、塗った直後は良かったんですが、時間が経ったらちょっとツヤが退けた感じです。夜遅くに吹いたので、意外に湿度があったのかも。
まあカブッてるというほどでもないので、磨いちゃえば大丈夫でしょう。