LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ランボルギーニ・ウラッコ(1)

2005年12月25日 00時54分44秒 | モデルカー製作記
自分の模型をまた作り始めました。
といっても、これは完全な趣味の作品ではなく、仕事がらみです。前に作ったシルエットと、M1プロトタイプと一緒のお勤めが待っています。

キットはLSの大昔の製品で、中古キット専門のネット通販店「中古絶版模型堂」で購入。結構レアな品なので、オークションだと5000円くらいしますが、3000円でした。良心的なお値段です。
1/24のウラッコは、私が知る限りではこれが唯一で、海外のメーカーも多分リリースしていません。何せ地味だよね。スーパーカー小僧だった時分は、全く関心無かったんだけど、今になってみると、このガンディーニのデザイン、なかなか味わい深いぞ。

LSの金型はほとんどアリイに流れているらしいので、これも可能なら再販して欲しいもんです。
従来、ウラッコの金型はシルエットに改修されちゃって存在しない、と言われていたけど、このキットのパッケージの中仕切には、ウラッコとシルエットがシリーズ製品として並べて描かれています。
ってことは、両方を並売している時期があったという事になりませんか? つまり、金型は別個じゃないかと思うんだよね。

30年以上前のキットという事を考えれば、ボディはイイ線いってると思います。
LSってディフォルメが独特で、実車よりも平べったくなっているキットが多いんですが、ウラッコの場合、それが良い方に作用してなかなかスマートなプロポーションです。

欠点は、フロントのアウトレットの角度が浅くてヌケてないのと、サイドシルの絞りが足りなくて下半身がズンドウなのと、リアホイールアーチが深すぎるところ。
それを全部修正したのが、この写真です。白い部分はプラ板とポリパテ。
エンブレムやサイドマーカー、リフレクターなどの余計なモールドも全て削り落とし、お肌スッキリ状態です。
スジ彫りも全部彫りなおし、ウィンドウ・サッシの周囲にもスジを入れてモールドをハッキリさせました。
ボディの加工はこれで終了。あとはサクッと作りますよ。多分。





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