LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーEタイプ(12)

2006年02月25日 16時40分47秒 | モデルカー製作記
ようやく再開。インパネとセンターコンソールが出来上がりました。

英国車のインテリアというと、ウッドテカテカなイメージが強いですが、あれは外国人が外から見た英国車らしさであって、実際にはそればっかりではないようです。
カーマガジンのEタイプ特集の写真を見ると、シリーズ1のインパネは黒の皮張りですが、模型だとそれはちょっと華が無い。
ニューイヤー・ミーティングで見た実車は、インパネからセンタートンネルにかけて、キサゲ仕上風のエッチングを施されたステンレスが張られていました。
それがオリジナルなのか、カスタムメイドなのかは判りませんが、非常にユニークでカッコ良かったので、塗装でそれ風に再現してみました。

シルバーの部分にはクレオスの「スーパーファインシルバー」を使用。明るくて光輝感の強い色なので、華やかな感じになります。

ディティール・アップは私としてはかなりギタギタにやりました。

大小6個のメーターは全て穴をくり抜いて、裏から透明塩ビを貼り、デカールを貼った板をその奥に置いてあります。
中央の4連メーターの真ん中のキー・シリンダーは旋盤で自作したアルミの挽きもの。
11個のトグル・スイッチはコンマ5ミリの洋白線の先をプライヤーで平たく潰して自作。
オーディオの2個のツマミも洋白線埋め込み。

ステアリングのスポークは穴を開け、クレオスのメッキシルバーで塗装しました。センターのホーンボタンもアルミ挽きもの。ウッドリムは木目を手書きして、クリアーオレンジを吹いてニスの風合いを出してあります。
コラムから左側に生えたレバーも洋白線で作り直しました。

ところで、このキットなぜか左ハンドルなんですよね。まあ多数がアメリカに輸出された車ではありますが…。

本来、インパネはボディ側に取り付けるようになっていますが、センタートンネルとの位置関係を詰めにくいので、コンソールに接着しました。
なぜか、取付位置を1ミリほど下げないとシャシーがボディに収まらない事が発覚し、塗装後にコンソール側の高い部分を削る羽目に。
簡単にサクッと終わるはずが、なんか要らん苦労をしているような気がしますな。

サイドブレーキ、シフトレバーはメッキパーツでしたが、目立つ所にゲート跡がくるので、メッキを落としてクレオスのメッキシルバーで塗装しました。


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