LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーXKSS(22)

2010年02月16日 19時27分51秒 | モデルカー製作記
相変わらず毎日めっちゃ寒いですわね。私の趣味の時間はもっぱら夜なので、こうも寒いと塗装がちっとも進みません。
寒くて塗装ブースに出るのがイヤだ、というのと、塗料が流れちゃって色がキレイに乗らない、というのが半々。

そこへ持ってきてオリンピックですよ(笑)。やっぱり面白いですよね。ついつい見ちゃいます。
開会式、良かったですよねえ。冒頭のスノーボーダーの映像から会場に繋がる演出は洒落ていたし、歓迎のショーの演出も素晴らしかった。さほど大掛かり装置は使っていないのに、壮大なスケール感がよく出ていました。

出てくるシンガーも私が好きな人たちばかりでしたが、中でもクライマックスで「ハレルヤ」を歌ったk.d.ラングは良かった!前からうまい歌手だとは思っていたけど、今回の歌唱はまさしく圧巻でしたねえ。曲も良いし。何たってレナード・コーエン作曲ですから。あれから仕事場で「ハレルヤ」ヘビロテしちゃってます。

競技の方もどんどん行なわれてるから、仕事してても気になってしょうがない。もっとも、日本人がメダルいくつ取るかみたいな事は、なんか今回はドーデモイイ気分。そりゃ取れれば嬉しいけどね。でも他の国の人がメダル取って喜んでるのを見てても、見てるこっちも嬉しいぞ。みんな大変な努力をしてきて、最高の舞台で最高のパフォーマンスを見せようとガンバってるんだから、メダル取ったのが日本人じゃなくても、やっぱりオメデトウなのだ。それでいーのだ。うん。

ってな事を言ってるうちに、フロントの足回りのパーツの塗装がどーにか出来たので、取付けようとしたら…
エンジンの前側が高すぎて、フレームに当たっちゃいますよ。シャシーが開いちゃって、エンジンマウントが上がってる影響がこんなところに出てきたんですね。あちゃー、ジャンプ1本め失敗!みたいな気分です。

仕方ないので、一度接着したエンジンマウントを剥がして(こういうときエポキシは便利だなぁ)、双方を少し削ってエンジン位置を1㎜ほど下げ、今度は接着ではなく時計ネジを入れて固定しました。それが上の写真↑



その状態で横から見ると、オイルパンがこれだけフレームの下に出っ張ってます。オイルパンとフレームの水平が揃っているので、設計上想定されていた正しい位置にエンジンが来ているのだと思われます。



↑今度はフレームもちゃんと取付ける事が出来ました。接着シロがとても小さいので、瞬間接着剤でガッチリ足下を固めておきました。ジャンプ2本めは修正してきました、みたいな。
フレームの塗装は、実車の写真を見た感じでは金属素材剥き出しではなく、塗装仕上げのようなので、ボディ塗装に使うブライトシルバーをクリアーで割ったのを吹きました。

サスペンションのアッパーアームはフレームに一体モールドで、説明書はこの部分の塗り分けを指示していないんですが、ロアアームが黒でアッパーアームはシルバーというのは考えにくい。上も黒でしょう、やっぱり。
アームの付け根はかなりややこしい形で、完璧なマスキングは無理っぽいので、大雑把にマスクしておいて、あとで筆塗りで黒を足してやりました。



↑んでもってフロントのアシ周りも取付け。リア同様、ブレーキディスクとダンパーのアシはスターブライトシルバーです。

実は、フレーム前端のアシは下側のフレームにちゃんとくっついていません。0.5㎜くらいスキマが出来ちゃってるんですが、これを無理に接着すると、フロントカウルの回転軸が上がっちゃうので、マズいのです。
このまま様子を見つつ、最後にプラ板でも挟んで誤摩化すことにしましょうかね。

いつの間にか、プラグコードも付いてます。仕事場に住んでる小人たちが夜中にやっておいてくれたわけじゃない。通販で取り寄せたモデルファクトリーヒロの0.4㎜コードです。やっぱり1/24にはこれくらい繊細な方が良いですね。


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3 コメント

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いよいよ (ミゾロギ)
2010-02-16 21:45:46
いよいよクルマらしくなってきましたね。
わたしもこの4本タイヤが付く頃にうれしくなって訳も無くボディをかぶせて楽しみます。
ボディとタイヤのバランスがかっちりと合うとうれしいですよね。

今度は32の初期シャパラルを作ってみました。
このホークのキット、意外に良かったです。
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弘法、筆を選ぶ?? (こぶら酒)
2010-02-17 09:47:02
ハイスの平彫刻刀が昨日配送されてきました。
早速フロントの窓枠の整形作業に使用していみました。
今回は北澤先生からいただいたアドバイスを参考にさせていただき、、
1.5、3.0.6.0mmの三本にしました。使い勝手抜群です。
余りの切れ味に、一部少し深く削り込み過ぎてしまいました。
プラで埋めてまたやり直します。
古来より「弘法、筆を選ばず」と言いますが、弘法さんも筆は選んだのではないでしょうか(笑)
私は弘法さんでは無くって、趣味工房もしくは米プラと攻防しています。
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Unknown (kitazawa)
2010-02-17 13:04:45
>ミゾロギさん
さて、はたして一発で4点接地するかどうか。ドキドキです。
でもその前に、ゴッソリある補機類とインテリアを作らないといけません。

>こぶら酒さん
切れ味、良さそうですね。良い刃物を使うと、プラってこんなに柔らかかったのか、と驚きますよね。結果的に、改造やディティールアップの工作が楽になって、作り込むのが億劫じゃなくなります。
こういうあたりも工芸趣味の醍醐味ですね。
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