LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

トライアンフ・ヘラルド(3)

2010年11月30日 11時59分49秒 | モデルカー製作記
最近、ちょっと「…」と思った事。

数日前に発表された某国産新型車、ごく平凡なミニバン風味のベーシックカーですが、一応走り重視の仕様も用意されてる、と。今どき、それは喜ばしい事ですがね。
その走りグレードのネーミングが「タイプユーロ」。

「ユーロ」って「ヨーロッパ」ちゅうことですわね。
走りを重視しない普通の奴が日本の一般ピープル向けデフォルトで、足を固めて峠でも結構イケますぜ的な奴はヨーロッパっぽい趣味の人向け、と。
つまりは、平均的な日本のユーザーは走りなんか重視してないでしょ、とメーカー自身が思ってるってことですかそーですか。
なんだかなぁ…。

なーんて話は、まあ、どーでもイイんですけどね。
ヘラルド、外装の仮組みをじゃんじゃん進めてます。

↑↓このキット、大物パーツの合わせはなかなかよろしいんですが、1カ所だけちょっと問題が。ボディの開口部後端は四角いのに、ソフトトップ後端は丸くなってるので、隙間が出来ちゃうんですね。これはボディがサルーンのキットと共通だからなんです。そこで、開口部の内側に1mmのプラバンを細切りしたのを貼り付けて、縁がソフトトップの裾よりも内側になるように修正しました。



↓また、ソフトトップはボディに合わせるためのダボが無く、ただのせるだけなので、フラフラ動いちゃいます。接着固定するのが前提なんでしょうけど、せっかくのオープンカーなので、脱着可能にしようと思い、ダボを増設しました。インテリアの縁にもソフトトップが後にズレないようにストッパーを付けたので、塗装後はカチッとハマるようになるはず。
ちなみに、キットにはトノーカバーは入っていません。トノーカバー付きのキットは別にあるんですね。



仮組みが済んだので、ボディを600番のペーパーで磨き、柔らかいワイヤブラシで磨いて、表面を整えました。塗装の喰い付きを良くするため、パネル表面をこれ以上磨くことはしませんが、メッキモールの部分だけは、塗装前にピカピカに磨いてメッキ状にしておく予定です。
細かいパーツを取り付ける下穴はほぼ全てドリルで貫通させ、スジ彫りは0.15mmのBMCタガネで彫り込みました。






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3 コメント

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いいですねえ。 (ミゾロギ)
2010-11-30 18:52:08
ものすごくしゃっきりとしていますね。
エアフィックスの32のヘラルドをいじり始めましたが、こちらもものすごく良い。
32でフルディテールって感じです。他の32のエアフィックスと
力の入り方が違う。
もしかしてヘラルドって、向こうでものすごく人気があるのでしょうか??
イギリス人の変質的な愛がにじんでいます。
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素材 (ばーちぃ)
2010-12-01 23:01:16
メタルのキットを触りだすと、ちょっとした補修とかもパテじゃなくて半田盛ったりとか、プラ板じゃなくて金属素材でとか、何でだか面倒くさい方に思考回路が働きがちになってしまいます。メタルのキットだけど、サラッとプラ素材で手を入れちゃうあたりが「あ、そっか」的な感じで目から鱗だったりします(笑)。さすがだなぁ~。
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いいでしょ? (kitazawa)
2010-12-02 00:03:35
>ミゾロギさん
日本車で言うと、ダイハツ・コンパーノあたりが近いかな、と思います。こういう一見地味っぽくてよく見ると光るものがあるクルマ、イイですよね。

>ばーちぃさん
メタルだからって小難しく考える必要は無いんですよね。塗装しちゃえばみんな同じですから(笑)。気楽に行きましょう。
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