LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ルノー5ターボ(5)

2009年09月01日 11時00分11秒 | モデルカー製作記
ロールケージ、と言いたい所ですが…
今回は簡略版になっちゃいました。これだと「ロールバー」と言うべきですね。

当初は、フロント側まで完全に網羅した奴を作る予定だったんですがね。
このキット、ボディの天井部分がやけに分厚く出来てまして、ウィンドウ開口部の上端よりも天井の方が低いくらいでした。フチ周りは斜めに削り込んだので、ウィンドウを入れるには支障はないし、最終的にボディの内側は黒で塗りつぶしちゃいますから、見栄えの点でも問題は無いんですがね。

ロールケージをフロント側まで全部作った場合、分厚い天井を逃がすためにケージのトップバーを低くしないと入らないので、窓周りとの整合性が取れなくなります。ロールケージの色は内装色と同じ赤なので、妙に低い位置にあると目立っちゃって、かえってカッコ悪くなりそうです。
という事で、今回はリア側とシート脇のみの簡単仕様となりました。残念。
もうちょっと斜めの筋交いとかあると見栄えがするんですが、キットの説明書ではこういうシンプルな形になってます。こういう点でも、ラリーカーほどマジな仕様じゃないんでしょう。

ロールバーの材質は例によって洋白線で、接合はハンダです。線径0.7mmなので、ちょっと細いんですが、太過ぎるよりは細い方が繊細な感じがして、好きなんですよ。
作り方はいつも通り。まず中央のコの字の足に当たる箇所のフロアに貫通穴を開けます。コの字の足を長めに作っておいて、穴に刺した状態でボディを被せ、コの字の天辺がボディの天井に当たる所で、シャシー裏から突き出した足の余分を切り落とします。そのあと、シャシー裏にプラ板を貼って穴を塞げば、室内高にピッタリ合うロ-ルバーの出来上がり。
斜めの筋交いはロールバーをフロアに瞬着で仮留めしておいて、インテリアとの現物合わせでハンダ付けしていきます。
フルケージじゃない今回みたいなのだと、15分くらいで出来上がります。フルケージでも30分あれば楽勝でしょう。

インテリアは何もかも一体モールドで、シートベルトなんか布で作ったのを貼り付けといて、強引に型取りしちゃったようで、途中でぶっちぎれてます。精密主義全盛な昨今の43界では、全部削り落として布&エッチングのセットに替えるのが当たり前みたいになってますけど、私は自分の趣味の物ではあんまりやりません。ポリパテなどを駆使して、壊れたモールドを復元しようと思います。
外装の一体モールドはなるべく別パーツ化しますが、内装はそれらしく見えりゃそれでイイ、と考えています。出来上がっちゃえば中まで覗き込む事はあまりしませんしね。


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