LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーEタイプ(11)

2006年02月19日 16時40分33秒 | モデルカー製作記
シャシーがほぼ完成したのでボディを乗せてみました。イイ感じです。

このキットは脚周りは非常に単純な作りです。
フロントはダンパー以外はすべてサブフレームに一体モールド。サスペンションとエンジン/ミッションの底の部分が全部くっついています。それをメインシャシーにパチッとはめればオシマイ。
前輪は首を振りません。

一方リアは、ドライブシャフト後端からリアデフ/ドライブシャフトまでが一体の駆動系と、ダブルウィッシュボーンの下半分プラス・サブフレームがこれまた一体で、パーツ2個だけ。ショックダンパーユニットは完全に省略されていて、タイヤを支えるのはドライブシャフトだけなのでちょっと頼りない感じ。
まあ逆さに飾るワケじゃないので、特に作り込みはしません。

今回、一工夫したのはタイヤとホイール。タミヤのジャガー・マーク2からスワップしました。
キットのホイールはモールドも結構悪くない出来ですが、私の印象だと気持小さい感じなのです。Eタイプってボディだけ見ると優雅で女性的なフォルムですが、実物は結構ワイルドというか、猛々しい猛獣の雰囲気があります。それがキットのタイヤ/ホイールだとイマイチおとなしく見える。
タミヤのホイールは直径で約1ミリちょい大きいので、スポーツカーらしい獰猛さが出るのではないか、というのが狙いだったんですが、これが見事にアタリました。
タイヤも、キットの物はトレッドパターンは縦スジだけだし、外径/形状/質感ともにイマイチで、タミヤのタイヤの方が断然イイ。

取付にはホイール裏に少し加工が必要でした。
タミヤはホイールからシャフトが生えているタイプで、グンゼは穴が開いているタイプなんですね。
そこで、ホイール側のシャフトを切り落として中央に軸穴を開け、裏側に4ミリのドリルで逃がし穴を開けて合わせました。
逃がし穴の深さを微調整して、トレッドが本来の寸法よりも1ミリほど拡がるようにしてあります。これで、ホイールアーチにタイヤがギリギリになります。

タミヤのホイールは非常に綺麗なモールドですが、更にシャープに見えるように、キッチンハイターにつけてメッキを落とし、スーパーファインシルバーで塗装して仕上げました。これならエッチングのホイールなんか必要ないでしょう。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひょっとして (ようこかわちゃん)
2006-02-26 13:13:39
 こんにちは、ようこかわちゃんです。

 ジャガーでマルーンもオツなものですね。

ひょっととして、お正月のミーティングの車両にインスパイアされたとか。
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ああ、すいません。 (ようこかわちゃん)
2006-02-26 18:04:31
 こんばんは、お昼寝からおきてきたようこかわちゃんです。そういえばジャガーの第1回にインスパイアされたとなってます。よく読んでかかったです。すみません。
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そうなんですよ (kitazawa)
2006-02-26 21:58:13
実物を見てくるってのはやっぱり良いもんですね。そうでなきゃEタイプをマルーンに塗るっていう発想はまず出てこなかったです。

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