LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ポルシェ911スピードスター(5)

2015年06月15日 10時29分02秒 | モデルカー製作記
シャシーはシンプルなリアルスポーツカーの方を使うので、組立ては簡単です。
エンスージャストモデルはホイールの取り付けが実車に近い方式(スタッド穴にスタッドボルトを通す)ですが、リアルスポーツカーはポリキャップに格下げされているので、仮組みもイージーに出来ます。
しかも、リアルスポーツカーはホイールがインチアップされているのです。直径で2㎜近く、エンスーのホイールよりも大きい! これは今回、初めて気がつきました。

↑とりあえずそのまま組んでみました。ちょっと後輪が前よりな感じがしますが、車高はちょうど良い感じですね。昔エンスーの911ターボを作った時は、タイヤとホイールが小さい気がしたんですが、これは全く問題ありません。インチアップ効いてます。



↑しかし、フロントタイヤはちょっと引っ込み気味。ターボボディでフェンダーがワイドな分、タイヤが引っ込んでいるわけです。



↑リアはさらにタイヤの引っ込みが顕著。これはもう明らかにカッコ悪いです。



↑サスペンションのロアアームユニットをネジ留め式にして、仮組みしやすくしました。ホイールとブレーキの間に、1.2㎜のプラバンで作ったスペーサーを入れて、トレッドを拡げています。



↑リアも同様にネジ留め化し、スペーサーはポリキャップを利用。片側で約3㎜、タイヤを外側に出しました。ホイールアーチとタイヤのセンターも、金属シャフトの位置を調整して合わせました。





↑80年代のクルマですから、ファクトリーストックではあんまりツライチにはしない方が「らしい」と思うのです。前後とも、フェンダーアーチからタイヤが1㎜くらい引っ込んでいる感じにしました。





↑トレッドを修正したら、グッとカッコ良くなりました。ほんと足回りはクルマのキモですね。
旧いフジミのキットはボディとシャシーのセンターが微妙に出ていないので、4輪それぞれに微調整が必要でした。スペーサーの厚みを調整するのは面倒なので、ホイールのポリキャップ受けを旋盤で少し削って調整し、あとで組立てる時にホイールが入れ替わらないように、リム裏に1〜4のマークを入れておきました。





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